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雨月夜道 花小蒔朔衣
fandesu
ネタバレ
『そっと、ずっと。』のスピンオフ。 こちらのお話には「ん?」とひっかかる部分はなかったのですが「いにしえの……」とつい口から言葉が飛び出ちゃいました。 ざっと調べてみると『小説花丸Vol15号』は2015年発売なのかしら? 7年前以上の「昔懐かし」感がします。 出版社あらすじに書いていない部分を付け足します。 〇穂積はずーっと海外在住です。 〇穂積は子どもの頃に父と母を、高校時代に…
可愛らしいお話なのですけれども、どうも乗り切れなかった部分がありまして。 受けさんの守屋九朗は生まれてすぐに父を亡くしました。会社を複数経営している斎賀家で暮らしているのは父と斎賀氏が親友だったため、母を住み込みの家政婦として雇ってくれたから。ところがその母も(6歳位の時だと思う)事故で亡くなってしまい、そのまま斎賀氏のところで暮らしています。 斎賀家の次男惟武(6歳上、攻めさん)は九朗が…
雨月夜道 すずくらはる
165
長いお話でした。もうこれでもか!と内容も盛り沢山で、葉月の切なさに泣かされ。 7歳の時に10日間だけ一緒に過ごした男の子のことが13年間ずっと忘れられず…。しかし相手は今頃どうしているやら、自分のことなど忘れているに違いないと。 とにかく葉月のコンプレックスを乗り越え、明るく前向きに頑張るところ、良かったです。そして傑の嫁になるのに、戦国の嫁の心得を勉強したり、醜男だからと親や従者に言…
雨月夜道 金ひかる
フランク
・直情型の一途健気で無邪気な攻めで終わらないところが、この作家さんらしいなと思った。 本人ですら気づいていないというか、無意識に封をしてしまっているモノ、そして愛憎。 そこがキャラに陰影をもたらしていて、良かった。 ・当初はこいつは何様?とすら感じさせてしまう受けだったけど、「絵」に対する思いや苦しみ、その要因が……というところも◎ ・螺旋のように絡み合い吐露しあう後半部分や、先輩…
kurinn
本編終了後のお話がクライド視点で書かれていました。 クライドのエヴァンによって失われた右手は、実は密かに他人の身体で生きていたエヴァンによって元通りになっていて、本編の最後では再び絵を描き始めていました。 こちらのお話ではクライドが挿絵制作の合間に息抜きのために透俐の部屋を訪れて、居眠りしていた透俐の腕の中に「みにくいアヒルの子」の絵本を発見するんです。 その絵本はクライドの孤独…
てんてん
本品は『キスの魔法で狼王子と恋始めます』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、エヴァン討伐から3日後のお話です。 前々から言われていた事ではありますが この国の冬は本当に厳しいものです。 エヴァンを討伐した翌日から王国は吹雪に見舞われ せっかくエヴァンの脅威から解放されて クライドの右手も戻ったというのに クライドと透俐は家に缶詰状態になります。 そんな中…
今回は狼獣人の第二王子と異世界トリップした青年のお話です。 受視点で召喚された受様が攻様の傍で幸せ見つけるまでと 攻視点で過去回想を含む続編後日談を収録。 受様は母子家庭で苦労して高校へ進学しますが 母が重病が侵されている事がわかり、 退学して必死に治療費を稼ぎます。 しかしながら3年の闘病生活を経て母は亡くなり、 受様には1冊の絵本が残されますが その絵本は幼い受様…
雨月夜道先生の作品は初読みでしたが、失礼ながら文章から勝手に新人作家さまだと思っていました。 中盤まではこのお話が何を語りたいのかが分からなくて、更にクライドにタメ口をききだした透俐の口調に違和感を感じてしまったんです。 透俐の感情が昂った時の句読点の多様も、とても読み難くて新人作家さまだと思ってしまった理由でした。 それと「可笑しくなった」と言う表現が沢山出てくるんですが、漢字からうけ…
ポッチ
作家買い。 金さんの描かれた表紙からもわかるように、雨月さんの新刊はファンタジーもの。ちょっぴり切なく、シリアスな展開のお話なのですが、そこはかとなく童話のような、おとぎ話のような、そんなほっこり感も詰まった一冊でした。 ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公は19歳の透俐。 父は透俐が子どものころに亡くなり、母親も病で亡くしたばかりの青年。母子家庭で家…
パーツ、パーツを切り取ってみると、萌える箇所もあるんだけど、繋げてみるとどこかチグハグ&ツッコミどころが多々な気がして、集中できませんでした。 出会った当時、攻めは14歳です。 おまけに極貧で発育不良ゆえに、見た目は8歳程度のショタにしか見えないんです。 受けは気難しい小説家様です。 かつて初恋の女性と駆け落ちを企てるも、女性は来ないどころか自分の兄と結婚しちゃった過去があります。…