鳥谷しずさんのレビュー一覧

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

続きものです

既に書かれていますが、続きものなので一気に読みたいという方は12月まで待たれた方が良いです。気になるところで終わっています。
私はそれを知らずに読んでしまったタイプです。

鳥谷先生の攻めって良い意味で変態が多いなという印象ですが、とあるアダルトグッズを在庫があるやつ全種買うなど今回もなかなかパンチがあります。

刑事ものであるので事件が起こります。最初の事件で篠森は両親の事もあり愛を信…

4

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百合永の態度を深読みしてしまいます

篠森の家に勝手についてきた百合永が、またもや玲於奈におしっこをかけられ、「巨大兎の粗相の謝罪をしていただけますか?」なんてもっともらしい理由をつけて迫ったものだから、篠森が再び応じてしまった後のお話。二人のピロートークが、柔らかでとてもいい雰囲気です。

本編でも触れられていた篠森と愛兎・玲於奈との出会いが主な内容なのですが、百合永の態度でとても気になったことが二つありました。

一つは、…

4

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

もう変態に思えない

鳥谷しずさん、初読みです。自分の読書の幅を広げようと、刑事もののタイトルと落ち着いた雰囲気の表紙に惹かれて、手に取ったのですが…。

挿絵と絡みの描写が、とにかくエロいです。
手練れのゲイ・百合永が、恋愛経験のない無垢な篠森を激しく甘く攻め、官能を拓いていく描写に、思わず喉がゴクリ。二人が家来とご主人様的な立場にあるせいで、行為の最中に百合永が篠森を「瑞紀様」なんて呼ぶのも、かなり萌えます。…

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玲於奈との出会い

本編にある2回目のセッ〇スの後のお話。
以下ネタバレです。


捜査一課に配属された4年目、ある家に家宅捜査に入ったところ、なかなかの刺激臭が。その家の主はヤさんの愛人の女で、二日前に殺されています。死臭ではないと判断した篠森が、臭いの元らしい部屋に入るとそこには「玲於奈」というネームプレートつきのケージと、中にオレンジ色のうさぎが。
小さな頭を何度も擦り付け、ぴすぴす鳴くので、動物病院…

2

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

『紳士』じやないような気が……

雑誌を読まないものですからあまり情報がなくて。
「でも、捜査官って言うからには警察ものだよね」と『新世界恋愛革命』が大好きな私は実に楽しみに待っておりました。
そしたら……続き物でした。完結は12月発売とのこと。
それも、これから波乱が起きそうな部分で終わっています。

政略結婚(いつの時代だ!)の末、離婚した両親を持つ刑事の篠森は、恋愛をする気がありません。刑事の仕事と、可愛がっている…

3

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

二人の会話だけでも読む価値あるからー!!

鳥谷先生で、紳士的な変態で、強気美人で、刑事ものと来れば!!
もうこれでもかと私のツボを突きまくってまして!!!
ホント、変態くさい会話(と、怒りのツッコミ)が面白すぎで、笑い転げながら読ませていただきました。

ところでこちら、続きものです。
続編が出るのは12月10日の予定。
続きものが苦手な方はご注意下さい。



内容です。
肉親の情に恵まれず育ち、愛を信じない刑事の…

18

蜜色の恋 小説

鳥谷しず  周防佑未 

もう一歩

好きな鳥谷さんの作品。
ただし中盤から後半にかけて安易に流れたのは、このレーベルのあれかな。。

優雅な変態、というキャラは、相変わらずの鳥谷さんの変態っぷりが発揮されていて面白いです。
大富豪だが飾らない人柄で、人里離れた屋敷で絵画修復士の仕事をする青竜院。そこへ半年のバイトで入った遠縁の優輝。

将来はここを官能美術館にしたい、という青竜院は、あられもない絵画を館内に飾っている。

2

探偵の処女処方箋 小説

鳥谷しず  金ひかる 

長いすれ違いからの再会物

鳥谷さんらしいお話でした。

デリカシーなしの美乳美乳首フェチと妖精王子の長い両片想いの物語に、もう一組変態攻めカップルのお話です。

探偵の処女処方箋を読んだ時は、また長年のすれ違いからの片想いで辛いのかなあ、でもディアプラスさんだし早めにくっつくよね?と思って読んでました。
予想通り大伴には恋人はおらず高嶺をずっと好きだったようですが、いきなり口でしてってのがもうダメでした。デリカシ…

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新世界恋愛革命 小説

鳥谷しず  周防佑未 

変態紳士部下×乙女上司

新しい世界が拓けました!ありがとうございます。

出来すぎの部下に嫉妬や僻む真壁が最初は読んでいて辛かったです。
でもエルフォードと仲を深めていくうちに彼の紳士さや誠実さ真面目さを知り好きになって行く様子は良かったです。

ただ、エルフォードが従兄弟に頼まれて熊切を探すのに真壁を利用したのがわかって、これまでの事はみんな仕組まれていたと?とショックで。
エルフォードが釈明をしますが、真…

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恋の花ひらくとき 小説

鳥谷しず  香坂あきほ 

運命の花

オカマと呼ばれる虐めの呪縛が恵を何十年も苦しめ、そのせいでひねくれ思考もねじれてしまったり、自分を醜い笑われる存在だと思ってきた恵が不憫でたまりませんでした。

しかもそのせいか最悪なセフレと付き合い体と気持ちをズタズタにされ。どうしてあんな男に!と思いますが恵には海棠も言うとおりの人しか寄ってこなかったからなんですね。

海棠のアプローチもどこまで本気なんだろうと思ってました。好きになる…

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