羽生山へび子さんのレビュー一覧

羽生山へび子作品集 II コミック

羽生山へび子 

明るくて楽しいのに切なくて堪らなくなる。

なぜこの作品をもっと早くに読まなかったのだろう。
読後のこの高ぶる気持ちを、先生にお手紙でお伝えしたかった。それを考えるだけで涙が出てきてしまいます。

懐かしさを感じる物語は日常に溶け込んでいて、登場人物たちと実際に街ですれ違っているかもなんて錯覚してしまうくらいにはリアルでした。

カップルの数だけそれぞれの形があって、悩んで衝突して進んでいく。
若い2人の恋から、成熟した大人の恋…

1

羽生山へび子作品集 I コミック

羽生山へび子 

大好きです。

突然の訃報に多くのファンが驚き悲しんだと思います。
先生のオリジナルサイトの頃からのファンで、今ではそのサイトも閉鎖されて閲覧することは叶いません。
もちろんコミック化されたものも購入させていただき度々読んでいますが、あのサイトにあった小説や「僕の先輩」のコミックに収録されていない小話などいつかいつか発売されたら泣いて喜びます。
サイトに掲載されていた初天天使の結構長い小説、ご存知の方はいら…

1

SEX TRUCK ROCK’N’ ROLL コミック

羽生山へび子 

トラックステーション

サウナで出会った長距離運転手がトラックでバックしまーすなんて、この2人が主役の作品も見たい。しかしそれは叶わない。羽生山先生に思いを馳せつつ読みました。

もみじ饅頭とわがまま子猫ちゃんと最高にかっこいい兄貴のロードムービー作品です。
マシンガントークでいじらしいむっちり可愛子ちゃんと男気溢れる男の中の男…「僕の先輩」と同じ、羽生山先生が描けば勝ち確定の組み合わせです。

ラスト、完結ら…

0

夜明けのブルース コミック

羽生山へび子 

父と子と精霊&カッチー

羽生山先生はしっとりした話を描こうとしたらしいです(@あとがき)。結果、表紙ぐらいのしっとり具合です。つまりしっとりしてない笑

なんやかんや問題が起こっているようで最終的に何も解決せず、なんやかんやの問題は大したことなかったのでは?というようなそんな顛末。ストーリーを楽しむというよりキャラクターと空気感と会話の味を楽しむような。別に博多にも東京にも縁はなくとも郷愁を感じる。ブルースというタイ…

0

きゃっつ ~四畳半ぶらぶら節~ コミック

羽生山へび子 

ぶらぶら

ひょうたんもぶらぶら
弥源治もぶらぶら

羽生山へび子先生らしい人情ものでした。
ただBLかというとどうだろう。猫というところは置いておいたとしても。
作画が素敵です。人であっても猫であってもかわりません。電子書籍でも、スマートホンの小さい画面で見るより、タブレットで読んだ方が楽しめる気がします。

色々と伏線もはって、さぁ!というような一冊な気がしました。2人(2匹)の関係性や生い…

0

SEX TRUCK ROCK’N’ ROLL コミック

羽生山へび子 

ロードムービーのよう

昨日先生のご命日であったとのことで、遅ればせながらこちらを読みました。

先生の作品にはどれも愛がありますね。
ちょっとしたセリフやモノローグで、誰もが抱えるような寂しさや孤独が語られもするけれども、それがあっての人とのつながり、ということを描かれているような気がします。

先生の視点がいつもやさしい。愛に溢れている。
キャラもみんないい奴で。いろいろあるけど健気にがんばっている姿に胸…

0

夜明けのブルース コミック

羽生山へび子 

カッチーの背中♡

僕の先輩、わかば荘の4冊が私にとって神作品なのですが、他3作を積んだままだったので、昨日先生の一周忌でもあり追悼の思いで読みました。

こちらも、先生らしい、いい作品ですね。
笑いながら、ほっこりじんわりあたたかい気持ちになる。

カッチーが、好きな人は殴ってでも守る、と思っていたのが、最後にはそうじゃない、と変わっていったのが、成長だし、マスターへの気持ちが揺るがないものだったからなん…

0

僕の先輩~部屋とYシャツとおめーと俺~ コミック

羽生山へび子 

前作と合わせて神作品!

最高です
2人が愛おしくてたまらない。

先輩の幼少期が辛かったけど、こうやって先輩は生きてきたんだなとぐぐっとくるものがあった。

おやっさんに
「家っつーと何を連想する?」
と聞かれ、先輩の答えにうるうる 

前作に引き続き、先輩がめちゃくちゃかっこいい。

けじめをつける時の回想が…普段言葉には出さない分、そうだったのかと

自分は手を出さずにボロボロになりながらは…

2

僕の先輩 コミック

羽生山へび子 

部屋シャツと合わせて神作品!

おもしろかった!
いっぱい笑った〜

せんぱいが渋いいい男(DK)
はじめが天真爛漫で健気。

小ネタ萌え小ノリ小ネタ萌えの応酬で笑ったり、きゅんとしたりうるっとしたり忙しかったw

あったかい気持ちになるいいお話。

はじめがいろんなお饅頭にたとえられてたのが特にツボw

先輩がちょくちょく「はじめ」と呼ぶの愛を感じる(普段は、おめー)

無口でたまにポロッと出る本音…

1

羽生山へび子作品集 II コミック

羽生山へび子 

遺作…泣

「晴れときどき、わかば荘」と羽生山先生の遺作になった「あれはカモメと誰かが言った」が掲載されてました。

わかば荘シリーズも大好きなんですが、当時読んだ気持ちを思い出しながら読みました。

どの作品も楽しくてちょっぴりしんみりするんですが、1番のお気に入りはママとケンちゃんのお話の「小料理屋わかば 春野わかば」編です。

2人の出会いから、別れ、再会までで泣いてしまいました。そして男ら…

4
PAGE TOP