乃一ミクロさんのレビュー一覧

トスカの狗 コミック

乃一ミクロ 

若頭同士

極道もの好きなので買ってみました。
それほどシリアスではなく、雰囲気の中で楽しむラブストーリーという感じです。

敵対している組の若頭同士。どっちもイケメン。桐谷組の仁科は、組をつぶすくらいならと、自分の体を使って相手の黒田組の冬史と関係を持つ。
この辺とか、色々ありつつも結局組のいざこざもなんか丸くおさまるあたり、実際にはそんなうまくいくかな?と思ってしまうところ。
ただ、最初のカチ込…

2

モンスターフレンド【番外編】 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

どんより鈍く落ち込んだ

本編直後に読んだ。二人の雰囲気は変わらず湊を求め将来設計も完璧な悠馬と、人間を止めて流される湊の日常話。

湊視点で語られる現状、湊はそれなりに正しく状況を把握しているようだが、納得した上で流されているよう。ラストは自ら心まで明け渡してしまいそうな終わり方だった。絶望の中に光を見出す自己防衛措置かもしれないし、一方的から双方向への変化と見てハッピーエンドにもなるかもしれない。

本編は終わ…

1

モンスターフレンド 小説

丸木文華  乃一ミクロ 

明るい陰湿サイコパスの優しい虐待

攻めの属性に興味を惹かれて手に取った一冊。しかし腹黒さが陰湿方向に突き抜けていて、なかなかしんどかった。

丸木さん、たぶん初読み。するすると読みやすい文章。一人称だが独り言感が出たり説明調になって違和感を覚えることもなく、三人称一視点と変わらない感じ。

湊は甘やかされて育った設定どおり、精神が未熟。それに、学生だから仕方ないとはいえ、高校生にしては生きている世界が狭すぎる。悠馬からの優…

2

ナルシスト、異世界にて竜の嫁になる 小説

伊達きよ  乃一ミクロ 

お話はタイトルと印象が異なります

昨年末に『笑える話を読みたい今読みたいすぐ読みたい病』が発症してしまいQ&Aの『小説読みたい人寄っといで【小説推進委員会】』の場をお借りして教えていただいた一冊。

確かに、異世界転生にも動じず『人目をはばからない自分大好き』発言を繰り返す嶋雪というキャラクターはトンチキ方面にぶっ飛んでいるんですよ。本人は面白い事を言っている訳ではなく、いわゆる『素でおかしい人』なの。だから読んでいるこちらに…

12

トスカの狗 コミック

乃一ミクロ 

さらりと読める

絵がかなりキレイでした。
冷たいような表情のなかにも少しずつ変化があったし、身体のバランスもすごく良かった。

お話は全体的にさらりとしていて
深いところまでの説明はない印象でした。
それでも極道のピリッとした緊張感は伝わりましたし、抗争の緊迫も感じました。

ただ、冬史と智也がまだ
冬至と湊だった時の話だけはもう少し知りたかったです。
キズを一目見てすぐ気付いていた辺り、
冬…

2

ナルシスト、異世界にて竜の嫁になる 小説

伊達きよ  乃一ミクロ 

愛すべきキャラクター

現代日本に住まう美しいハーフの青年が、とある国の皇太子の「運命の番」として召喚されて…。という、出だしだけ書き出すと、よくある異世界召喚ものです。ですがこれ、全くよくある展開に収まらない。なんといっても、そのハーフの青年のキャラクターが強烈。タイトルにあるとおり、「ナルシスト」なのです。

最初はそのキャラクターに馴染まず、彼の言動のひとつひとつに「なんだこのナルシストは…」とギャグとして笑っ…

20

ナルシスト、異世界にて竜の嫁になる 小説

伊達きよ  乃一ミクロ 

この受け、すごく男らしいし格好いいと思うんだよ

デビュー作がとても好みだったので、発売を楽しみにしていました。
小説投稿サイトからの書籍化になります。
笑えるしとても甘くて可愛いお話なんですけど、それだけでは終わってない。
しっかりしたストーリー性と深みがあるのも素敵でした。

竜である皇帝が治める国・ランホァンの皇太子でありながら、なかなか成体となれず竜に変化出来ないリーホァン。
成体化への望みを賭けて、運命の番を異世界から召喚す…

20

ラスト 小説

宮緒葵  乃一ミクロ 

誰が一番こわいか

中立より萌。
ストーリーは凝ったつくり。
最終章での独白っぽいかんじで一気にネタバラシされるのが少々残念。

空閑は少々ぶっ飛んでるけど宮尾先生にしてはエロ抑え目か。
でも無駄金使いすぎ、仕掛けが大掛かりすぎて、
そこが面白いところなんだろうけれども、ちょっと非現実すぎかなあ。

でも一番引っかかったのは、真人キャラ。
ちょっと出来過ぎ、天使すぎ、順風満帆すぎ。
ある意味チート…

0

俺の許可なく恋するな 小説

楠田雅紀  乃一ミクロ 

私の理想そのものが書いてあって驚いた


BL歴が長くなるにつれて展開などの理想も高まる今日この頃。

色々な執着攻めを集めている私ですが、この本は読んでる途中で絶対にレビューを書こうと決めていた。

ネタバレを見なくても読んでいる段階で、展開などは分かってしまうがそれでも良い本だった。

途中はドキドキで、でも最初から理想を書いたような本。
それだけ期待が高い故に最後は違ったらどうしよう…と読み進めていきました。

5

俺の許可なく恋するな 小説

楠田雅紀  乃一ミクロ 

いい作品でした

他の作品も読んでみたいと思いました。

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