乃一ミクロさんのレビュー一覧

天才外科医の憂鬱 小説

春原いずみ  乃一ミクロ 

わんこ×にゃんこ

かなりお仕事方面(オペ室内)を詳しく書かれたお話です。
聞きなれない言葉もちゃんと括弧付きで説明もされてるので、意味不明なままお話が分からなくなる…なんて事はありません。

このお話は、なんと言っても「攻めわんこ」のキャラがとてもいいと思うんです。
まさにワンコ。
物語中でも「でっかいわんこみたい」「犬のほうがわかりにくい」なんて言われていますw
対するにゃんこ。途中まで性格付けがイマ…

1

夜を越えていく 小説

高塔望生  乃一ミクロ 

配分が難しいですね

警察モノでラブを描くのって、特に事件捜査を中心にして描くと難しい!と思ってしまった1作になってしまったような気がします。
追う事件を軸にそこから恋愛感情になっていくさまを描きたいというのはわかるのですが、事件解決の捜査と推移や内部の軋轢など、そういったものが主軸になっているので、恋愛が唐突にしか思えないのです。
主人公のどちらかがゲイであるとか、そういう何かがあればまた納得するものもあるかもし…

2

夜を越えていく 小説

高塔望生  乃一ミクロ 

あなたの側にずっといる

刑事モノで、シリアス系のストーリーの本編&書下ろしの二編収録作品です。
刑事同士で、先輩後輩になる二人の出会いは、受け様が念願の警視庁捜査一課に
配属され、その指導先輩&相棒として攻め様と出会う。
攻め様は、同じ警視庁捜査一課にいるが、異分子扱いされているのです。
一課の前にSITの係長をしていた攻め様は、部下の勇み足を制御できなかった事から
凶悪事件の犯人逮捕の際に、人質を1名死なせて…

3

居候には逆らえない 小説

中原一也  乃一ミクロ 

年の差CP

おっさん攻め最高です!しかも40代×20代ですよ~。この年の差がたまりません。
とにかく鬼塚の思い切りの良い性格のお陰でラブに発展するまでは割とトントン拍子。
葉山の幼い頃のひと夏の思い出のエピソードも良いですね。葉山と鬼塚の間により一層お互いに対する強い想いが感じられます。
公園の青姦カットはちょと残念でしたが(笑)

葉山の事を昔会った小学生だと知りながらも、なんのためらいもなく手を…

1

恋をお届けにきました 小説

藍生有  乃一ミクロ 

素敵なエンディング

藍生さんと言えば最近はすっかり3P作家さんのイメージなんですが、この作品は違った!購入してからずいぶん経ちましたがやっと読了。
タイトルイメージから、宅急便の配達員さんの話し?思ったらピザの配達員さんの話だったとは。
帯にもばっちりピザって書いてるのに、読み始めてアレ?と思ったのは私だけでしょうか?

内容については詳しくレビューされているのですっ飛ばしまして、感想のみになります。
3P…

0

両手に美男 小説

鳩村衣杏  乃一ミクロ 

恋こごろの不思議

今回は受様の長年の親友か一つ下の後輩ライターと
大手パンメーカー商品開発企画の会社員のお話になります。

本作は受様が好きだった親友と
新たに知り合った好みの後輩との間で
揺れる三角関係を描いたもので

受様がそれぞれと関わりながら
仕事面でも人生の転機を迎えるまでとなります。

受様は小学生の頃から
女子にモテても友情以上の気持ちが芽生えず
男子の同級生にトキメク事が多く…

4

両手に美男 小説

鳩村衣杏  乃一ミクロ 

大事なものは既に手の中に

三角関係のお話なのですが、かなり個人的には楽しめたストーリーでした。
ゲイでそちら方面にはモテるけれど、いつも本気で好きになるのは決まってノンケで
思いが叶う事ない相手を好きになってしまう受け様。
でも、自分が置かれた環境は本当に欲しい恋人以外はかなり完ぺきに持っていて
誰もが羨むような日々を送ることが出来る事に満足もしているのです。
そして、いつからか、ホントに欲しいものはそれ以外があ…

2

恋をお届けにきました 小説

藍生有  乃一ミクロ 

大好き、このお話

なんだろ、冒頭から結末までずっとポカポカしたいい気持ちで読むことができました。
けして派手なストーリーじゃないんですが、私このお話大好きだ!と思いました。

主役の大学生の攻めくんの健康な明るさがいいんですよ。すごく普通で、優しくて。強引さはないけどおとなしいわけではなく。結婚するならこういう男を選べって感じの性格。
そんな攻めくんが出会ったのは、変人の小説家(受け)です。浮世離れした性格で、生活…

0

H・K(ホンコン)ドラグネット(1) 小説

松岡なつき  乃一ミクロ 

自分を殺そうとする義兄に一目惚れ!

香港マフィアの血で血を洗う、後継者争いと対立組織との抗争の中に咲く、ロミジュリ的な恋愛が・・・という内容です。
あらすじを読んでから、ヤクザ・マフィア大好物な自分は、早く読みたくてウズウズしてました。
松岡先生の深い考証も乃一ミクロ先生の繊細な絵にも早く会いたかったぁ!

でもですね、期待が大き過ぎたのか?なんか小ざっぱり感が否めなかった1巻でした。
1巻は厚め。それなのに、主人公の隆之…

3

天才外科医の憂鬱 小説

春原いずみ  乃一ミクロ 

やっぱりお仕事ガッツリは素敵だ!

作家さんが医療系のお仕事をしていらしたせいか、かなり専門的に踏み込んで専門用語もいっぱい出てくるんですが、それが不思議と難しくない。
お話の上で”天才外科医”という言葉と設定は病院を舞台にした作品にはそれこそあまたありますが、このお話はその天才と言われる理由が実に解りやすく言葉だけでない、
そして、天才といえば優遇されていたり多少性格に難があったりは付きものだったりするけれど、それを大学病院の…

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