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佐田三季 麻生ミツ晃
ましゅ
ネタバレ
ゲイ×ノンケ。 攻めの遠藤の笠井への愛が重くてやばいです。 決して受け入れてもらえることはないと分かっていても気持ちを伝えるだけでなく身近にいることを望み熱い視線で笠井を追いつめていく。 限界ぎりぎりな笠井は一度きりの肉体関係を条件に縁を切ろうと思いますがうまくいくわけもなく…。 それをきっかけに遠藤も我慢がきかなくなり脅迫のネタにするわ家に居座るわ嘘も吐くわ執着凄すぎるわで酷くな…
佐田三季 上田規代
それぞれにしっかりと根を張ったストーリーがあり読み始めた時点で良作の予感がしていました。 期待を裏切られることなくスラスラ読み終えました。 妻に先立たれ娘も亡くし…ページ数は多くないのですが娘が生きていた頃からのスタートなのでなかなかにこたえました。 描写が細かいのでこの世界によく色がついている分、ショックも大きいですよね。 喪失がよく書かれていたと思います。 レ●プスタート…
ふばば
執着攻めの最高峰作品。 最右翼、金字塔、なんと言っていいかわからないくらい頂点。 この作品の攻め・遠藤が受けの笠井にしでかす行動は、もはや犯罪と言えると思います。 高校時代の喧嘩が元で親友関係が壊れずっと音信不通だった2人が、もう1人の親友のお節介で再会し… そこから笠井の悪夢が始まります。 視点が笠井ということもあって、待ち伏せや入り浸り、家も近所に引っ越してきて熱く湿った目つきで…
佐田三季 梨とりこ
分厚くて、暗くて、怖くて、でもグングン読み進められる。 重量感が凄かったけどラストはハッピーエンドの抜け感もあります。 主人公は編集プロダクション社員の斎木(ゲイ)。 彼のバックグラウンドがこの物語の大きな骨子。 彼は少し超常能力がある。死んだものの姿が見えるのだ…(ここでホラーか?と思うかもしれませんが、そうではありません) 斎木の父親は画家。絵画教室を開いている。 斎木の双子の…
ずうう……ん、と腹の奥底に重く響く作品です。 何しろ、設定が苦しい。 妻と死別し、男手一つで保育園児の娘・羽奈を育てる機械工の北川。 だが、芋掘り遠足の日、飲酒運転の車と園バスが衝突し羽奈は車外に投げ出される。 羽奈を喪った北川は、弔問にやってきた保育士の氏家に八つ当たりのように、償うというなら穴を貸せ、と… このように、2人の始まりはレイプと恫喝、バラすぞという脅しで始まりますが、比較…
佐田三季 yoco
表題作+スピンオフ作の2編収録。 「ボーダー」 ノンケの高校教師・渡部が元同級生の環に恋をしてしまうお話。 …とひとくくりにしてしまうには重すぎる物語です。 環はゲイで、これまでの交友関係を切って音信不通になっている。そこにたまたま会ってしまった級友がいて、高校時代に仲の良かった渡部がしつこく旧友を温めようとしている。 ゲイの環は頑なに渡部を拒絶するんだけど、ゲイのお作法的な「一線」…
番外編ペーパー。 本編後の設定ではあるけれど、どれくらい後なのか?2人はまだ大学生。同居はしていない様子。 真っ暗な中では眠れない須田。 だがその夜は1人で電灯を消してみた。しかし… 夜中に目が覚めてしまい、暗闇に包まれた自分に震える。急いで携帯を開いて小さな灯りを求める。 そこにはサークルの合宿で青森に行っている寺岡からのたわいもないメールが届いている。 寺岡もどうでもいいつぶや…
佐田三季 麻生海
執着の果てを見せてくれる作者様として有名な佐田三季先生作品。意を決して読みました。 噂にたがわず。すごかった。 主人公は人嫌いの大学生・須田。 ある日、大学で隣の席に座った男・寺岡にまじまじと顔を見られ、「俺のこと、覚えてない?」と必死に聞かれる。 しかし、須田は子供の頃の数年間分、記憶が抜けているのだ… …という設定。 須田は毎日毎日悪夢にうなされており、須田の過去に関するイメージは…
はるつき
表題作の終わり方、すごいですね。 ぞくぞく?ぞわぞわ?しました。 恋とはなんだ。から始まる笠井の葛藤が凄まじい。 面白いストーリーの鉄板ネタは主人公が成長していくことだと言われていますが、まさにそれです。 話の序盤で元カノに振られた時の笠井と、ラストの笠井は全然違う。 その変化をもたらしたのが遠藤ですから、いやー、いいカップルですね。 ...って、簡単には思えないわ!!(笑) な…
まぎぃ
色々な意味で、本当に趣味じゃない作品でした。 まず気になったのが文章。セリフや地の文が説明調で、実際にこういう言い回し、気持ちをそのまま言うこってないよなあ、というところでつまづいた。 中学生向けのラノベとかならギリギリありかもしれないけど。。 それから、執着攻めに絆される流され受け、ならいいんですが、執着がほぼ犯罪で、気持ち悪い攻めにゾクゾクするというのを遥かに通り越して、これあか…