まりぎん
表紙からもうお察しの通り実質、結婚です。
前回で槙尾が好きを自覚し、覚悟を決めましたが今回はそれの再確認。
危険が伴う自分に攻めを巻き込んでもいいものか試されるシーンがたくさんあります。
そして覚悟を決めたのは攻めも一緒。
毎巻、攻めが泣いちゃってる気がしますが…(笑)
受けがいないと生きていけないワンコ、おおいに可愛いじゃありませんか!
内容はというと「槙尾死す」と帯…
これは1~4巻の中で一番甘い!
攻めが受けにもっと弱くなってる…。
そしてやっっと認めた受け…!
外では優秀で表情を変えることが少ない利己的主義なのに、受けの一言で泣いちゃう受けが本当にワンコで好き…。
そりゃあ絆されちゃうよ受けも。
恋に一喜一憂してしまう攻めを見て、お前そんなんじゃなかっただろ、と旧友に言われてしまう。
そんな攻め、最高じゃないですか!?!
…
三巻は受けの気持ちが攻めに傾いてるのが分かるシーンがたくさんありました。
というのも、今回は受けの周辺人物が初登場!
受けよりも更に扱いづらそうな面々が現れます。
なぜ詐欺師をしているのか、受けのバックについてるのは誰なのか。
それが段々と分かりかけてくる回でした。
危険な相手だと分かっても、何を犠牲にしても受けを探し出し連れ出す。
そんな攻めの、受けしか見てない感じが相変…
青年実業家ですべてを手に入れていて自分は優位だと思っていた攻めが、受けにどんでん返しを喰らわされる面白さ!
いや~~惚れた弱みとはまさにこの事。
今まで恋人すら何とも思ってなかったのに、受けに出会ってから恋を知り、辛さを味わう攻め。
何でも手に入ったのに、どうしても受けが手に入らない男ががむしゃらになる姿って萌えませんか?
しかもそれを、面白そうに一歩上から見てる受け、良くないです…