カワイチハルさんのレビュー一覧

皇帝アルファのやんごとなき溺愛 小説

高峰あいす  カワイチハル 

読後は心がほっこり温かくなります

高峰さんの新刊は、タイトルからも推測できるようにオメガバースもの。そこに中華風の雰囲気とケモ耳&シッポが加わったファンタジー要素モリモリのお話でした。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






狼族が国を統べる「天狼国」。
この国は狼族を頂点として様々な獣人たちが住まうが、その底辺にいるのが人間族。力では獣人に敵うことができない非力な人間族は卑下されている、というバックボー…

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停電の夜にしたことぜんぶ 小説

八条ことこ  カワイチハル 

決着したのかな?

大学生の先輩後輩ラブ。

ストーリー的に地理描写が結構重要だと思うので、もうちょっとすっきり描いてくれたらなぁと感じました。人間関係の物理的・心理的距離感を表現するツールとなっているみたいなので…。

受けの一人称がやっぱり独特で、ナレーションを聴いているみたいな感じ。でも、陸のキャラが悪くなかったからか、読んでいるうちに慣れていきました。

物語背景やキャラ造形がとても丁寧なので、今…

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氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

かわいかったー…

受けは不憫&健気&天然なんですが、ひとことでいうと かわいい、です。

創作世界のお話ですが、神様がいて~その神様の子孫が貴族や華族で~とか、それくらいなので、完全なファンタジーではないのでファンタジー苦手なかたでもいけると思います。
時代的には明治~大正風。

攻めにも受けにも辛い過去があって、その喪失感や不安を補い合う感じ…たまらなく好きです。受けを辛い目にあわせるヤ…

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「愛されオメガの幸せごはん」電子限定SS「夜のひととき」 グッズ

幸せって

灯里は家族の洗濯物をたたむのが好きなのですが、
その理由が『家族がいると実感出来るから』で、
そこが健気で胸がぎゅっとなりました。

洗濯物をたたみながら幸せを感じている灯里のもとに
子供達を寝かしつけ終わった貴臣さんがやってきて
一緒に洗濯物をたたみながら二人が話す会話が
愛にあふれていてすごく好きだなぁと思いました。

貴臣さんが灯里への思いを素直にすぐ口にするのが
ほんと…

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愛されオメガの幸せごはん 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

健気さと不憫さと

溺愛モノが読みたいなぁと思い、こちらを購入しました。

施設で育った半獣うさぎのオメガの灯里と、
子供好きですぐに結婚出来る相手が欲しいと言う
ワケアリっぽい男性・貴臣とのお話です。

貴臣は事故で亡くなった弟夫婦の子供(珠空)を育てているのですが
一緒に育ててくれる母親を求めていてー…。


まず、灯里がすごく良い子で健気で不憫で
すごくイイ…と思いました。
珠空くんもす…

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愛されオメガの幸せごはん 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

タイトル通り愛されしあわせオメガバ♥

~しなさいって丁寧な命令口調が良かったです。あとがきに観察実況&手ほどき系ってあって、なるほど・・と思いました。
年上研究者×半獣オメガ
この世界線では、半獣は基本αが多いのに、半獣には珍しいΩで人目を気にして生きてきていて、知らずに自分の要望、欲望を言えなくなっていて・・
そのせいですれ違いが起きるのですが・・
特殊オメガバだけど悲しくならない安心ハピエン♥
本編後SSはHで電…

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氷の軍神と陽だまりの最愛 小説

貫井ひつじ  カワイチハル 

氷の軍神の溺愛ぶりよ(人*´∀`)。*゚+

表紙の可愛らしさに惹かれて手に取りました。
とっても優しくて温かいお話でした(^.^)


受け様は飯屋『ふく』で働く伊織。
両親が亡くなり後見人だった叔父に売り飛ばされた所を逃げ出して、『ふく』を切り盛りする2人に引き取られて4年。
恩を返そうと真面目に一生懸命働くいい子。

攻め様は〈氷の軍神〉との異名を持つ軍人の雫石。
気持ちが弱りきっていた所、伊織に手を引かれて『ふく』へ…

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君と狸と幸せごはん 小説

久我有加  カワイチハル 

関西弁のおっさん狸

モフモフありのほのぼの飯テロ系かなと思って読み始めましたが、思っていたよりもモフモフ感もなく、飯テロ系でもなかったです。
というのも、狸が関西弁のおっさんキャラなので愛らしいモフ担当ではなく、存在感としては信楽焼の狸に近いというか。

そして受けの作るお料理は、町の食堂を営んでいた祖父仕込みなので、非常〜に庶民的。
小松菜と油揚げの煮浸しとか豚汁とか、あ、先日食べた…とか、明日の夕飯で作ろ…

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一途なファンの恋心 小説

海野幸  カワイチハル 

彼氏力が高すぎる

アイドルゲームにハマっている同僚を見て、構われているゲームのキャラクターを羨ましく思う、人の世話ばかりしているイケメンな営業マンが甘えられる相手を見つける話

人に頼ることが苦手で人の面倒ばかり見てきた颯斗(受け)は普段は地味だがよく見ると整った顔立ちをしている同僚の入江(攻め)がアイドル育成ゲームにハマっているのを偶然知ってしまいます。それも推しは男性アイドル。
女性アイドルの方をやったこ…

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銀色きつねは愛されアルファ 小説

葵居ゆゆ  カワイチハル 

包み込んでくれる攻めと孤独で不器用な受け

好きにならずにいられない!ですね。

「愛されオメガの幸せごはん」のスピンオフであの家族も出てきます。 
二段組でしっかり読ませてくれます。

凛一の劣等感、コンプレックス、不器用さに自分と重ねたり、切なくて可哀想で泣けて泣けて。祖父も兄もなんつー教育してんだ!
唯一話しかけてくれるコーヒー屋さんの沖津が一番親しい人だなんて…。どれだけ孤独だったのかと思うと(泣)

二人ともお互い…

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