chikakumaco
新刊の「ドラッグレス・セックス[辰見と戌井]」を読んで、久々にこちらを再読してみました。そうだった!私はこの『フェロモン症』を巡る物語よりも、度を超えた執着愛、「好きにしたいよ」の方が気に入ってるのだった!と、思い出す。
…隣の家で生まれた真澄のことを生まれたその日からこよなく愛し、ストーカーと化し、執着しまくり、親に勘当され、二人だけの世界を得た藤生と。幼少の頃からの刷り込みのせいか、その執着…
続編が出ると聞いて、そもそも何故?と、思っていた 戌井 × 辰見。1作目の白眉は何と言ってもフェロモン症関係無し!の『好きにしたいよ』の 真澄 × (ド変態)藤生だと思う。まぁ、彼等はドラッグ無しで、ドラッグ決めてるかの様にイッちゃってるから、『ドラッグレスセックス』に収録されてもおかしく無い物語、という理由で編纂されただけなのかもしれないし。フェロモン症に関して言えば、社会人の杉野 × 桧木 は…