平喜多ゆやさんのレビュー一覧

初恋エスケイプ コミック

平喜多ゆや 

シンプルストレート

読みやすかったです。萌というよりほのぼの。
「初恋エスケイプ」の幼馴染みの高校生二人の恋、同時収録のおじさんと風俗の男の子も、会話がとても自然で、台詞の言葉選びがいいなと思いました。
いじらしいくらいの恋が読めます。
高校生廉の諦め心は、告白してきた女の子の心変わりの早さや母親の浮気癖描写で説得力がありました。
風俗の男の子にハマってストーカー化したくないから自制する露木さんの心中も微笑ま…

3

僕のハッピー悪魔ちゃん! コミック

平喜多ゆや 

可愛い悪魔ちゃん

訳あり青年・幸志郎と可愛い悪魔ちゃん・リンジー。

悪魔、恋の矢、使い魔、魔法陣…などなど、人外要素たっぷりでしっかりファンタジーなんですけど、キャラ達が発する平喜多先生の紡ぐ言葉が真っ直ぐでスマートで、あたたかさを感じられて心にすっと沁み入る優しいお話しに仕上がっていて、リンジーと幸志郎のお互いを想いやり合う気持ちの深さに何度もじーんとさせられました。

きっかけは恋の矢だったのですが、…

2

僕のハッピー悪魔ちゃん! コミック

平喜多ゆや 

ギャップに弱いのです。

大好きな作家さんの、大好きなファンタジーです。そんなの、面白いに決まってます。ということで、読むのを楽しみにしていました。

自殺を今まさに決行しようとした青年と、死にたての魂を探して彷徨っていた悪魔ちゃん。この2人がたまたま恋のキューピッドの矢に射られたから、さぁ大変です。
お互いがお互いを強烈に想い合い、新婚のようなイチャイチャ甘々が、矢の効果がなくなっても続くのか…。

その想いが…

2

僕のハッピー悪魔ちゃん! コミック

平喜多ゆや 

ほのぼのと、切なさと、エロ可愛さと。

死にたての人間の魂を食べるために彷徨ってた悪魔のリンジーと、自殺しようとしていた青年・幸志郎。
そんな二人が、へっぽこ天使が誤って放った「恋の矢」に射抜かれて……。

「恋の矢」の威力は絶大で、二人とも即、ラブラブモードに陥ります。

職場でアウティングされクビになり生きる希望を失った幸志郎。
それが、リンジーと恋に落ちたことで生きる希望を取り戻していくんですね。
愛するリンジーと一…

6

こいねこむすび コミック

平喜多ゆや 

ばんちょうとかっぱ可愛い

猫が好きです。
うちの猫に1日に50回は「猫が好きだー!」と突撃してます。
漫画の中でデフォルメされた猫の可愛さは悶えますね。

【こいねこつなぎ】【こいねこむすび】(前後編)+描き下ろし 萌2
両親の離婚の際に父の家に置いてきたばんちょう(猫)。
そのばんちょうが幽霊になって、拓真の恋を応援しにきた!?
というファンタジーです。
中学の社会体験で介護職員の佐貝を好きになってから、…

1

ねこになりたい コミック

平喜多ゆや 

双子だけど違うこと、双子だから分かること

双子の高校生、芳征と史芳、それぞれの恋を描いた作品。
別々の高校に通う2人の交わらない世界と、家での変わらない生活も見所のひとつです。

【今度のにちよう日】 萌2
双子の弟・史芳目線。
クラスメイトで電車通学仲間、さらに釣り友の哲滋に恋する史芳。
自分の不毛な片思いと兄の健全(?)な両思いに苛立つ史芳の空回りを描くことで、おおらかでしっかり者の兄とちょっと余裕のない甘えん坊の弟という…

1

さんにんぐらし コミック

平喜多ゆや 

息子にしたいNo.1

大好きなのに、レビューが書けなかった作品。
大好きすぎると「好きだー!大好きだー!」という気持ちと、一個ずつ小さいエピソードまで解説したくなって、全バレという怖ろしいことをしでかしそうなので、しばらく寝かせてみました。
4年ぶりに読みましたが、やっぱり大好きだ…。

【さんにんぐらし】 神
父の暴力で8年前に母が出て行き、その父も単身赴任で家を出て1年。
6才年上の兄・敦成と2人で暮ら…

5

いとしのモモンガ彼氏 コミック

平喜多ゆや 

モモンガかわいい

幼なじみで通信制の高校の生徒×モモンガを飼っている全日制の高校生です。

ま〜モモンガがかわいい。アメリカモモンガがモデルだそうで、調べましたが確かにめちゃくちゃかわいいです。実際にモモンガを飼うのは大変なようですが、そこは漫画なのでOK。
全体的に大きな緩急はなく、ものすごく印象に残る作品とは言い難いのですが、とにかくモモンガがかわいいのでまあいっか…となるお話です。
そしてこのモモンガ…

2

さよならチカちゃん コミック

平喜多ゆや 

もっと注目されてもいいのに!

テンポがいいです。
省くところは省いて(くっつくまでの葛藤とか、初めて関係持つところとか)、主題がはっきりしていて間延びしてない!
BL 作品って( )内に重き置きすぎてどれも同じになりがちだから、新鮮でした。でも浅くならなくて、表現の仕方がすごく上手な作家さんだと思います。

キャラクターもそれぞれ魅力的ですよね。
チカちゃんの転校先での航君達との関係性も素敵です。
この後どうなって…

2

年下センチメントの恋 コミック

平喜多ゆや 

穏やかな表現でジワジワ誘う 

「年下センチメントの恋」は、柊さん視点の恋物語。
童顔だけど29才、物語の中で30才になった美人の柊さんは、ゲイがカミングアウトして親に勘当されて、恋愛相手には女性と結婚すると捨てられた・・踏んだり蹴ったりの痛い過去を持つ人。

二人が出会った時は、柊さんは29才。大人びて見える彼は17歳の高校生だった。
知らなかったとはいえ、未成年と知り悩む柊さん。
悩んだ末、年下の相手の立場を思いや…

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