カズアキさんのレビュー一覧

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

BL色は薄め、だけど面白い!

とにかく面白いです!
ですが、Bl色は薄いので、BLを期待して読むとちょっと物足りないかもしれません。約半分は少女と青年のお話です。

でもとにかく面白いです!
ストーリーがよく練られているので、BLを抜きにしても1つの作品としておすすめしたい作品です。

1巻を読んだときも思いましたが、「願いが叶う薬」という一見すると幸せなイメージのものを木原先生が書くとこんなに痛いお話になるのかと…

2

パラスティック・ソウル(3) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

実はリスペクトしていたのかも

追手から逃れ、スペイン地区のホープタウンで暮らし始めた芭亜斗と恋人・ライヴァン。
見た目は子どもでも知能が桁違いに高いライヴァンは、貧民街の不便なアパートを快適に作り替えていきます。さらに仮想通貨でも稼ぎ、中央都市で暮らせるほどの蓄えができますが、追跡者の目を逃れるため、二人はホープタウンで暮らし続けています。

あるとき、ライヴァンは、防犯セキュリティ装置を作るからと、芭亜斗にお使いを頼み…

2

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

深い愛情に萌える

『パラスティック・ソウル』の3巻目。

旧版は「はじまりの章」と「おわりの章」の2巻完結ですが、新装版は4巻まであります。旧版は未読なので、そちらとの比較はできませんが、3巻の収録内容を一応記載します。

・god child
・parasitic soul
・単行本版あとがき
・next age(書き下ろし)
・文庫版あとがき(書き下ろし)
・stay close(書き下ろし)…

6

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

心から愛したら

“願いの叶う薬”の正体、ハイビルアの謎、タイトル「パラスティック・ソウル」の意味。全てが明らかになります。
1巻、2巻と、いろいろと推測してきたのですが、思いもよらないものでした。
物語の核心部分なので、これらについてなるべく触れずに、本作の主役、芭亜斗(バート)とライヴァンの“愛の成就”について、感じたことを書きたいと思います。

芭亜斗とライヴァンが惹かれ合うのが、唐突だけれど、とても…

6

夜明けの嘘と青とブランコ 小説

朝丘戻  カズアキ 

澄んだ空気が、文章から伝わる素晴らしい作品

私の中で、一番のBL小説です!

あらすじは上記を見てください。

表紙に惹かれて購入し、始めは読みやすい作品だなぁと思いながらページを進めました。
次に、ただ可愛いだけでない志生の性格が徐々に見えてくるので、私も聡士目線で「こんな可愛い彼氏たまらない!」と言ってしまいそうになりました。
二人の交換日記を挟んで、聡士目線での話も順にあるので、お互いが相手をどう思っているのかがわかり、イ…

7

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

2巻でこの痛さ

2巻でこの痛さ。最後までいったらどうなるんだろうと、超不安な木原先生の御本・・・日本のぬるま湯世界とは540度ぐらいかけ離れている厳しい世界が気になるので最後まで読むけど、先生、これ以上落とさないでほしいと願う2巻でした(´;ω;`)ああ、続きが気になる。
小説ウィングスやカグヤに掲載されたお話2編+単行本での書き下ろし+文庫化した今回の書き下ろし18P(これが泣かせる)ほどです。最後がとても素…

4

パラスティック・ソウル(2) 購入特典・書き下ろしペーパー グッズ

可憐にも素敵な出会いがあるといいな

ホープタウンから中央都市に移り住んだミアとスタンリーの結婚式に招待された、娼館“猫の館”の女主人・杏子と、可憐。式の当日、身支度を終え、店の奥の控室で迎えのエアバスを待っています。

「クソ女の結婚式なんて行きたくなーい」と愚痴る可憐に、杏子が「嫌だ、嫌だと言いながら、最上級におめかししているじゃないか」とツッコミます。
可憐の淡い紫色のドレスは、なんと彼女の給料一か月分。でも、張り切ってお…

1

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

“願いが叶う薬”を使っても使わなくても、幸せになるのは自分次第なのかも

表紙の謎めいた黒髪の少年と、帯の「願い事はただひとつ、きみと話ができたらいいのに」に、どんな物語か全く予想がつかず、ドキドキしながらページをめくりました。(読後、この帯のコピーの素晴らしさに唸りました。)

前作では、謎の科学者ブロイルスが作った“願いが叶う薬”が、彼の死後、八尋、バート、ニコラス、ミアの四人に、二粒ずつ配られました。
本作では、ハイビルア研究所に住むニコラスと愛犬ジョンの互…

7

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

とにかく読んでほしい

2012年に刊行された作品の新装版。旧版は『パラスティック・ソウル -はじまりの章-』と『パラスティック・ソウル -おわりの章-』の2巻完結ですが、新装版は4か月連続で刊行される4巻完結の作品になっています。

この作品は2巻目。SF要素も満載で、ちょっと特殊な設定なので、前作未読だと理解できないと思います。1巻未読の方はそちらから読まれることをお勧めします。

という事でレビューを。

11

パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」) 小説

木原音瀬  カズアキ 

文庫化&4か月連続刊行

あらすじと表紙が気になったので購入。四六判の文庫化で4か月連続刊行とのことです。「①プロローグ+②1カプ目+③別の兄弟のお話+④ドラマCD特典プチ文庫17P+⑤1カプ目の書き下ろし9P」で、加筆訂正しているとのことでした。④⑤がすごくせつなく甘いお話で良かったので、四六判で①が好きだった方はもう一度手に取ることを検討しても良いのではと思います。あと、ペーパーも1カプ目のハネムーン話だったので、ペー…

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