黒沢要さんのレビュー一覧

新装版 積木の恋 小説

凪良ゆう  黒沢要 

良いものは何度読んでも

「新装版」は、元のプラチナ文庫版に短編「ありがとう」を加えたものです。
プラチナ文庫版のあとがきも、収録されています。
挿絵はなく、口絵もなく、表紙カバーは美麗な水彩画。BLに興味があっても本屋で手に取るのに勇気が要る、というような方に適した仕様かと。
紙質の手触りが素朴でやさしくて、作品の内容にも合っていると思いました。
文庫版の表紙は冬のイメージでしたが、こちらは春のイメージですね。

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新装版 積木の恋 小説

凪良ゆう  黒沢要 

泣いた…

コミックの方を先に読み、これは絶対に小説の方も読まなければ…と思って新装版のこちらを購入、一気読みしました。

蓮が出所後見つけたバイト先で、前科持ちというバックグラウンドから善意の行動もが誤解され解雇されてしまうシーンにどうしようもなく胸が痛くなり…
でも、解雇した店の主人も奥さんも決して、全く悪人ではないんですよね。

大切な人やものを守るためなら、人は身勝手になるもの。

終盤…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

ちょっとした所で涙が出る

小説は既読です。小説を読んでから、コミカライズされていると知り、少し試し読みしていました。なんと言っても絵が小説の世界観ととても合っていると感じていて、単行本になるのを待っていました。
加賀谷の顔や表情がとても良いです。不器用なのに、思った事を真っ直ぐ口に出して人を怒らせてしまう。世間の人から見れば羨ましいほどのお坊ちゃんとして育てられているのに、人との関わりが致命的に苦手な人物そのものという人…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

小説もコミックもやっぱり好きだ。

原作が大好きで、何度読み返してもボロ泣きします。
大好きな作品なだけにむしろコミカライズには全く興味がなく、戸惑っていただけだったのですが。
何故か。
何故かわからないのですが、購入していました。
そして、読み終わって、小説同様やはり泣いてしまいました。

凪良先生の世界観を壊すことなく。
大切に大切に描いてくださっていて、いちファンとしてありがたかった。
絵は今どきのタッチではな…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

想いを重ねて生きるために

今回は大学の研究室所属の医師と詐欺師の青年のお話です。

詐欺師の受様がカモとした攻様の恋人になるまでと
本編後日談短編1話を収録。

受様は親に捨てられ養護施設に入れられますが
中卒で施設を飛び出し工場に就職します。

しかし難癖をつけらて首を切られてしまいます。
その後も就職しても長く続けられず、
男専門の恋愛詐欺師で生計を立てています。

そんな受様が次のカモとしたの…

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新装版 積木の恋 小説

凪良ゆう  黒沢要 

誰よりも大切にしたいのは

今回は大学の研究室所属の医師と詐欺師の青年のお話です。

詐欺師の受様がカモとした攻様の恋人になるまでと
本編後日談短編3話を収録。

母子家庭で育った受様は9才の時に母に捨てられ
引取取られた親戚からも一線を引かれて
養護施設に入れられます。

中卒で施設を出て工場勤務となりますが
社長の娘に好意を持たれた事から
難癖をつけらて首を切られてしまいます。

その後も中卒、…

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新装版 積木の恋 小説

凪良ゆう  黒沢要 

好きすぎる

旧版読んでいましたが、要先生装画と聞いたので購入。(残念ながら中の挿絵は無かったですが、コミックと2冊並べて、満足してます)改めて読み返し、神だよねと再確認できました。忘れないんですよ、このお話。

お話を旧版と見比べていないですが、読んだ記憶あるものばかりなので、そのままだと思います。くっついた後の部分があるので、表紙も二人並ぶ絵になっているのかなと思います。コミック読んだ方、是非こちらで、…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

やっぱりいい

電子の単話も読んでいましたし、原作も読んでいましたが、やっぱりいいものは良いです。最後に向かって猛烈に萌えあがります。なので神にしました。黒沢先生の絵が大好きなんです。雑誌掲載分+描き下ろし9P(新装版のNEW YEARS DAYの一部分)。カバー下コミックは無し。

母に捨てられ、中学卒業してすぐ働いていた透。なんだかんだ上手くいかずに職を転々とした挙句、男相手の恋愛詐欺をするようになってい…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

奪う事から積んで行くこれからを想う

原作の凪良先生の作品に触れるのは実は初めてです
もちろん先生のお名前も作品の存在も存じ上げていたのでこうしてコミカライズで拝読出来るのを楽しみにしていました

「物語」を読んだなぁ~、と思える作品でした
非日常感のある恋愛詐欺師の仕掛ける恋
こう書くとエンタメ感を想起させる場合もあるかも知れませんが、この作品では一時の恋の楽しみや金銭としての即物的な消費の為の恋愛詐欺師ではなく、ある意味…

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積木の恋 コミック

黒沢要  凪良ゆう 

気付いたらぼろぼろ泣いてた

原作未読です。これは…凪良先生の原作も読まなきゃいけないな、と思いました。
もう、序盤の透の境遇から泣けて仕方なかった。。( ; ; )

人生の幸不幸をサイコロの目に例えた表現がすごく印象に残って…
「生きている限り、サイコロは振られ続ける」という言葉が、重く響きました。

生きてきた環境も持っているものもまるで違うけれど、それぞれ生きづらさを抱えている点は同じで、どうしようもなく…

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