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1/3(合計:24件)
三浦しをん
aiueom400
ちょっと繊細過ぎてBLとしては読めなかったです、どの辺がそうなってんのという感じでした。 無窮堂という古本屋を営む真志喜とその親友の瀬名垣の話。 瀬名垣は古書に関して天才的な嗅覚を持っていて、それが原因で真志喜の父は出ていってしまった。 長野まゆみ程じゃないけど現代が舞台なのにファンタジー感が強い。 ブロマンスの話でもあり家族関係の話でもあり、古書界隈の蘊蓄を披露してもらえる作品で…
三浦しをん 円陣闇丸
ぱるりろん
ネタバレ
以前銀行に勤めて家族を顧みず遮二無二働いて、結果妻に出て行かれ娘にも愛想を尽かされている国政73歳と、その幼馴染みである、豪放磊落なつまみ簪職人の男やもめ源二郎73歳の日常を綴ったお話。 完全なる非BLです。でも読んだのでレビュー書きます。 描かれているのは二人の日常で、国政がぎっくり腰になったり、出て行った妻を迎えに行って拒否られたり、源二郎の亡妻とのなれそめ話だったり、源二郎の弟子・徹…
やびはる
古書店の若き当主(真志喜)×古書界のせどり屋(瀬名垣) は〜!! いい!結局ラブには発展しないからBLではないんだけど 2人の空気感は読み手からしたら間違いなくBLチック、 最初の数ページでもう尊さが深い。 せ『俺の健康をきつがってくれちゃって』 ま「馬鹿か」 の真志喜の塩対応からの ま「明日吸い殻拾えよ」 せ『へえ、泊まっていいんだ』 ま→赤面 …
ももよたん
非BLで「月魚」みたいな匂わせも何も無いのですが、登録されているのでレビューしておこうと思います。 幼なじみで同い年の政・有田国政と源・堀源次郎のお話です。 2人合わせて146歳。 73歳のジジイ達が、喧嘩したり時にはお互いを思いあったりします。 長い年月を共に過ごしてきた2人だけあり、口にしなくても顔をみたら何かあったなと気づいたり、片方のピンチに駆けつけたりするところが萌えと言えば…
renachi
時代設定をはっきり示さずに始まる物語は、冒頭から漂う時代物っぽい文章から戦後あたりかと思って読んでいた。だが読み進めるうちに昭和後期くらいか?となり、そこらへんがちょっと気になった。古書の価値や考え方を理解する上で年代は重要なんじゃないかと思ったが、まあさらっと読んでも問題ないのかも。 時代設定のせいで聞き慣れない単語が頻出し、とっつきにくい。それでもするする読めるし、表現にはっとさせられる…
BLコミック派ですが非BLに分類されているこちらの作品を読んでみました。 「水底の魚」 古書と過去に囚われた2人の共依存とも言える関係。 友人であり、同業者であり、共犯者。 お互いが核心にギリギリ触れないのがもどかしい。 元々コミックでも性描写無しでも萌えられるタイプなので、作品内に明らかな描写は無いですが萌えっ萌えできました。 2人の距離感、依存度、周りの登場人物も瀬名垣…
碧だよ
BLっぽい作品なら、一般レーベルでもかなりありますが、これはBLっぽいではなくて、もうBL作品と言ってしまってもいいのではないかなーと思いながら読んでました。同級生に、濡れ場がないBL小説だよね、と言ったら同意してくれたので、認識は間違っていないと思います。 読んでいる間に私の中で話題だったのは真志喜くんの外見です。なんかかなり美形らしいぞ…! と、脳内イメージを構築しては破壊するということ…
三浦しをん あとり硅子
snowmoonflower
このハイテンションな萌え語りの洪水 誰かに似てると思ったら、栗本薫先生ですね ・寮は理想の疑似家族。女性向けに寮ものが多いのは、血縁・婚姻で結ばれたイエから解放されたい人が多いから ・マジョリティは関係性の考察に時間を費やさない など思わず唸る鋭い分析も ただ残念なことに好みが全く合わないのですw 私はT村Kでは萌えないし、新撰組!はまさにその脚本の「乙女回路」ゆえにつまらない…
山田ユギ 三浦しをん
もこ
行天と多田の過去も描かれた今作。 原作未読なのですが、これを呼んだら原作がいかんせん読みたくなった。 もこデス(*´Д`*) のらりくらり。 飄々と~がイメージだった行天。 過去の離婚と子供の真相が描かれている今回。 同性愛者だった元嫁。元嫁には本来好きな同姓の彼女が居た。 子供がほしい。けれども同性同士での子供は望めない。 体外受精をするにしても他人同士での体外受精は認められ…
三浦しをん 山田ユギ
天瞳
原作の小説未読ですけど、充分楽しく読めました。 山田先生の書く、行天と多田の2人がいい味が出てて恰好いいんです。 非BLなんですけど、BLの要素がチラホラ、腐女子としたら、山田先生の色気あるイラスト見てたら、勝手に妄想して萌を感じてしまいました。 お話は、ヒューマンドラマです。とてもストーリー性がありしっとり読み応えがありました。 読む前はシリアスの部分が多いのかなあというイメージだっ…