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1/1(合計:8件)
木原敏江
田嶋
ネタバレ
ハーフの美形+純日本男児 私得だ〜とか思いながら読んでいきましたが、BL的に見てしまうと最後まで報われない物語です。 BLとして見ると、摩利(ハーフの少年)→→→→新吾で、摩利と新吾が手を取り合うことは永遠にないです。時代には逆らえなかったとはいえ結末は悲惨で、自分の中ではあまりいい別れ方ではなかった。 それでも全編通して物語はテンポ良く進むし、どのキャラクターも個性的で頼もしい…
Takk
ああ、素晴らしかった。 神棚本です!素晴らしいBLには数多く出会いましたけど、自然に手を合わせ拝みたくなるのは初めて笑。 全てのルーツがここにある、といっても過言ではないんじゃなかろうか? 尊すぎるエピソードがてんこ盛り、いや全ページ尊いです(いや、マジで。絵ももう一コマ一コマ圧倒的に美美美!) BLに出会わなければこの作品にも出会えなかったと思うと改めてBLに出会えて良かった…!! …
青衣
もしあなたが未読なら 全8巻ですが、1、2巻は長い導入部みたいなもので 木原敏江さんの独特の文字数の多いコメディがお好きな方以外は そこで敬遠しがちではないかと、そうならもったいないと言っておきたい 物語が大きく動き出すための敵キャラもむかしの少女漫画的人物なので そこも敬遠ポイントになりかねない そのへんはずっと期待を胸に読み進んでいただき…… どうか海外編を読んでほしい …
maruchan
BL漫画の原点「摩利と新吾」の番外編。 親友のことが好きで好きで堪らないのだけど肉欲込みの想いはかなわず、しかし無二の親友ではあり続ける道を選んだ摩利の主にヨーロッパでのエピソードが描かれています。 この短編集で摩利が出会う女性たちの美しくて強いこと。破天荒な行動をしても落ちぶれていても、芯が強くて凛としているのが、木原先生の描く女性の特徴ですね。BLサイトのレビューで女性を褒めるのも何で…
この作品はジャンルとしては少女漫画です。BLというジャンルはまだ確立されておらず、少女漫画が自由に革新的な作品を発表していた頃の名作です。 あらすじ等は、別のレビューなどにもありますので具体的な記述は省きます。 現在のBLジャンルは、きっちり確立されているからこその窮屈さというものもあるのが実情だと思います。“ジャンルは「同級生モノ」で、受けは○○で攻めは○○、エロ度は中、リバ無しです”と…
halmama
”答えて姐さん”で、時代モノとしてお勧めしたのですが 検索したらレビュー無しだったので書かせていただいてます。 大正ロマンの名作少女漫画であるこちら! 木原敏江 『摩利と新吾』 文庫版全8冊 もう30年も前の花とゆめコミックで、キラキラ目の少女漫画絵柄ですが、 最近のマンガファン、腐女子の皆さまには是非読んでいただきたいお話です。 非BLとありますが、BLの原点たる…
ミルクティー猫
木原敏江氏の初期のイラスト集です。 ここに収録してある絵には、それぞれに物語がくっついているらしく… それは後に名作「夢の碑」のお話の数々になって登場しますが、 この方のお話って、男×男に…女が微妙に絡む、複雑優美なお話が本当に多い! ここに収録されている「封印雅歌」だって、BL好きにはかなりの率で… 地雷か猛毒のように、運命の女がからんでしまう(笑) 中世のブルゴーニュ公国の、とある…
これは中世フランス宮廷の、華やかで残酷な、謡曲のようなSM小話です。 ブルゴーニュ大公の弟・ゾーネック公の小宮廷は、華やかで淫らなことでは、とりわけ有名。 12歳の侯爵夫人・ラウリーヌが、17歳の少年伯爵・ヴィーサと出会ったのもこの城の中でした。 このとき既に…ヴィーサは公の人質で、小姓で、残酷な遊びのための慰み者! そして数年後…未亡人のラウリーヌと、公に反旗を翻すヴィーサはめでたく婚約…