成瀬かのさんのレビュー一覧

私の愛しいお人形 小説

成瀬かの  古澤エノ 

人嫌いな攻様が惹かれたのは

今回は日本人離れした美貌の青年実業家と
オートマタ社製のバイオノイドのお話になります。

誰にも心を開かなかった攻様が
唯一無二の存在を手に入れるまで。

攻様は本日の父とアメリカ人の母をもち
白金の髪と灰色の瞳を持つ美丈夫です。

実家は古くからの茶問屋を営みますが
父がまだまだ意気軒昂であるので
日本茶や紅茶や中国茶を扱う会社を
創業した青年実業家です。

攻様は己…

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私の愛しいお人形 小説

成瀬かの  古澤エノ 

人形じゃない

色んな種類ある中で、あるタイプの凄いお話でした。かたっ苦しいレビューでごめんなさい(泣)先生の狙っていた路線とは絶対違うのですが、変な所にハマってしまって。

オートマタ=automatonの複数系。英和辞典によると自動装置、自動人形、ロボット、機械的に行動する人という意味だそうで、当作にはオートマタ・カンパニーで作られたオートマタが登場します。舞台は日本で、恐らく遠くない未来に同じようになるので…

2

黒豹の契り 小説

成瀬かの  みろくことこ 

胸キュンがとまらない

シリーズ2作目。
魅惑の義父様のお話しですな。
見た目が若いのであんまり義父なイメージはない。
これまた出会ったころからのお話しかと思っていたのですが
時系列的には1作目のあと。
ラブラブべたべた・イチャコラな白虎カプにモヤモヤイライラ。
過去にとらわれて素直になれず。
素直になれないからいつまでも引きずって。
「なかなかなれないと思っていたが」な黒豹さん。
や、なかなかもなに…

3

白虎の契り 小説

成瀬かの  みろくことこ 

白虎

契りシリーズ1作目でございます。
成瀬さんのモフモフ系は癒されすぎて困る((ノェ`*)っ))タシタシ

お話し。
東という一族に生まれた受。
代々受け継ぐ、妖の力を~な特殊能力なおうち。
18歳まで純潔を守るなんていう制約に縛られ彼女の一人もいない受。
年齢を重ねても若く美しい家族。
唯一自分は平凡。そして力も皆無。
儀式とか、、儀式とか、、儀式とか、、
そんなこんなで儀式を迎…

3

兄さんの友達 小説

成瀬かの  三池ろむこ 

甘酸っぱい

作者買い。ろむこ先生のコミックの原作を加筆されたとのことで、全部で4編入っていました。コミック未読のため、すいません、どれぐらい変わっているかは不明です。表題作180Pほど、サブカプのお話50P弱、メイン受けの兄とその友人に関するお話40P弱、高校時代のバスケ5人組で本編に出てこなかった5人目のお話20Pほど+先生のあとがき。強烈世話焼きイケメンや、今まで読んだ中で最高齢の恋話の印象も強いですが、…

2

雪豹公爵としっぽの約束 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

大正ロマンとファンタジー



舞台は大正時代がモチーフで魔法が存在し、獣が世界を統べている世界。
とは言え、純血種と言われる天子以下高位の華族のみが獣本体に変化することができるだけで、獣耳尻尾がついている獣が大半です。ヒトは魔法が使えるため裕福ですが獣からは蔑まれています。

ヒトもどきの千歳(受け)は故郷へ帰るという両親から離れ一人帝都へやってきます。頼りは伊織という父親の古い友人のみ。
いずれは花屋を営みた…

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Chocolat bunko After Story collection vol.2 グッズ

番外編13作品

ショコラ文庫の番外編13作品です。アフターストーリーというだけあり、全体的に甘いです。

洸 『運び屋恋愛事情』より「運び屋恋愛ルール」
訓練をしたがる恭吾に、小野寺が、満員電車の痴漢への対応を教えてくれることになります。

浅見茉莉 『子供には秘密。』より「飲み過ぎ注意」
タカトが准を連れて遊園地に遊びに行きます。そこで話を聞いてという話。ビールじゃない(笑)

石原ひな子 『狼…

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Chocolat bunko After Story collection vol.1 グッズ

番外編13作品

アフターストーリーコレクションというだけあって、文庫の「その後」である番外編13作品でした。いずれも幸せそうで良いな!って思いました。

浅見茉莉『星模様恋模様』より「引っ越し騒動」
彰史の部屋に、引っ越しに来た垰。コンドームを発見して浮気を疑い…。

伊郷ルウ『愛してはいけない』より「今日も愛してる」
休日くらいは料理をしようと思い立ったけれど…甘い休日の一日。

石原ひな子『狼…

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カルネヴァーレ 小説

成瀬かの 

里玖の決心により、クラウディオとの関係が少し変化

2段組で100頁。表題作と短編2話+2015年3月配布ペーパー再録。

「カルネヴァーレ」
 ―あなたのためなら、なんでもできる。

 翼がついた天使の衣装を試着した里玖は、マンマ、キアラ、フェランド、テオに褒めそやされる。テオが『リクの足って臭くなさそう』と言えばキアラは『それどころかミントのにおいがするわね、きっと』と言い『フケとかもわかないし』『小鳥と話ができそう』『つまり天使だな…

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Message 小説

成瀬かの 

鳥籠から出た里玖

2段組で60頁。
一つ前の同人誌の後書きで成瀬さんは攻が受を思いっきり甘やかすのが好きだと書かれていたが、私も好き。でも、ここのところのクラウディオの甘々ぶりには少し……(苦笑)。

 冒頭は里玖の元クラスメイトたちのネット上での遣り取り。
そこでは里玖のことが話題になっている。「渋谷で白瀬そっくりな人を見た」とか「白瀬の母親は、白瀬が旅行に行ってると言い張って、行方不明だと認めていない」…

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