成瀬かのさんのレビュー一覧

甘えない猫 小説

成瀬かの  高星麻子 

儚さと獰猛さを併せ持つ、アンバランスな猫

先の姐様も書かれていますが
『甘えない猫』なんて可愛いモノじゃなかった…(゚Д゚)oh

表紙の線の細い繊細そうな佇まいから想像できないほどの野性味で
シャッと爪を立てて攻撃するまでが異様に早い;;

最初のインパクトに呆気にとられてしまう反面
儚げな空気感と獰猛さを併せ持つアンバランスさから目が離せませんでした。
生き方を知らない不器用さが愛おしく感じられます。

そんな受け…

1

さよなら 小説

成瀬かの  小椋ムク 

切なくも献身的な愛情が沁みる

これはネタバレなしで読んだ方が絶ッッ対良いです。
攻め受けの情報登録もバレ配慮がされているので既に目に入ってても大丈夫。
(登録した姐様もそのままにしておいた姐様方も素晴らしい…!)

ミステリアス仕立てというか、
異世界に迷い込んだような覚束ない空気感で不安定さがあります。
少しずつピースを埋めていき導き出される"真実"が頭をよぎった時に
もしかしてメリバじゃな…

2

隣の狗人の秘密 小説

成瀬かの  サマミヤアカザ 

わんこな攻めにSなビッチな受け



兎から進化した国・狗から進化した国など動物が進化した国が複数ある世界。その中で猿から進化した国「ヒノモト」。
猿からの進化なので耳尻尾がなく、耳尻尾がある外国人を獣人とよんでいます。

世界で時々現れては甚大な被害を出して忽然と消える災厄「冥闇の獣」が「ヒノモト」で出現しました。
「冥闇の獣」は出現率が低く、原因がわからず対策がとれないため「ヒノモト」ではぴりぴりした空気になります…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2018 プレミアム❤ペーパーセレクション Aコース グッズ

すごいペーパーたち

今年初めて応募してGETしました。A4サイズのカラー用紙(小説は黄緑で両面、コミックは薄黄色で片面)で折り無し、16枚びしっとラッピングされて送付されてくるものですから、迫力!そして全編楽しい、ニマニマ、幸せ!!以下、本編読んでいないものもあって、頼りない内容で申し訳ないですが。
小説の1,2とコミックの2が大好きでした!すいません、以下長いです。

1:「DEADLOCK」副題「How t…

1

狡い男 上 小説

成瀬かの  花小蒔朔衣 

分からない!

狡い男といいながら、日下に狡さは見られないと思う。育ちでは?
それより最初から溺愛しているように見えていた
満木はいつから本気になった? 去年のクリスマスでは日下に傲慢に迫りながら元彼とは甘い時間を過ごす二股ぶり。
分からない。今から下巻買って読みます。

3

隣の狗人の秘密 小説

成瀬かの  サマミヤアカザ 

正体は見えても謎は解けず

今回はキングダムの名門の狗人と
耳も尻尾もないヒノモト人のお話です。

ヒノモトに初出現した「冥闇の獣」と
2人の恋が絡まり合って進展します。

世界には兎から進化した人が住む國や
狗のから進化した獣人が住む國等
多くの國がありますが

受様は猿から進化した人の國
ヒノモトに住む会社員で
獣耳や尻尾はありません。

ヒノモトは長く国交わ閉ざしていて
他国で都市を壊滅さ…

3

隣の狗人の秘密 小説

成瀬かの  サマミヤアカザ 

キングコング

読み終わった最初の感想が「ナンダコレハ」(笑) 攻めは好きなワンコだったのですが、受けがあまり好きではなかったのと、すんげー設定だったので中立にしました。あーびっくりした。ポイントは受けが自分から乗っかっていくタイプの方であるということでしょうか。コメディたっぷりでもなく、せつなさたっぷりでもなく、なんといえばいいのか悩むお話。強気ビッチ受けがお好きな方やキングコングがお好きだった方には良いかも(…

1

隣の狗人の秘密 小説

成瀬かの  サマミヤアカザ 

超男前なビッチ、来ましたよー!!(*´▽`*)

こちらオカルト要素ありの、アクションファンタジーと言った感じの作品になります。
ファンタジーで独自の世界観を築いておられる作家さんだと思いますが、今回もそんな成瀬カラー全開。

そしてそして、個人的に大好きな男前ビッチ受けがきましたよー!!
成瀬先生の書かれる、奔放でサバサバした襲い受けと言うのが大好きなのです。
躍動感のあるまるで映画のようなストーリーに、小気味よく魅力的なキャラクター…

4

神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

現代日本と南国異世界の光と闇

今回は異世に召喚された元軍人と
祖父の飯屋再開を目指す青年のお話です。

攻様が召喚された異世界で
受様の伴侶となるまで。

受様は父を知らず母には顧みられず
じいちゃん子として育ちます。

受様の祖父は不思議な人で
トライバル・タトゥーに似た
片翼だけの妙な痣がありました。

その痣は運命に結びつけられた
伴侶を示す特別なモノであり
祖父は運命で結ばれた祖母と結ばれ…

3

神さまの飯屋 小説

成瀬かの  伊東七つ生 

鳥ちゃん

極彩色な表紙にひかれて購入。鳥たちは可愛かったのですが、びびりな私には少し怖く感じるまま終わってしまって、「え、いいの・・・?」という気持ちなので中立より萌です。畏怖の念を抱くかもしれないファンタジー、本編260Pほど+先生のあとがきです。最初無理矢理があるのとパワハラエピソードがあるので、一応お伝えしておきます。

お話は引っ越しの準備が終わった琳也の元にマメルリハが「りんりん、おしたく、お…

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