栗城偲さんのレビュー一覧

いとを繋いだその先に 小説

栗城偲  伊東七つ生 

糸電話の裏設定

コミュ障のゲーム作家とお人好しの元ヤン崩れ、
お互いに人の機微に敏感なところと疎いところがずれていて、気配と視線がかみ合わない。
それを繋ぐものとして、小荒井が作ったのは糸電話。
麻紐と紙コップ。
そんな、ほとんど子供だましのような装置で徐々に距離を詰めていく二人。

この小荒井って、コミュ障とかいいつつ、単にめんどくさがりなだけなんじゃ、、、


結局の所、最初から好きあってい…

0

Dear+ Novel Fair 2014 Special Book グッズ

創刊15周年おめでとうございます!

ディアプラス文庫・創刊15年記念、全サプチ文庫。
10作品の番外編が、各9ページずつ載っています。


■安西リカさん『好きで、好きで』番外編・「桜さくころ」
付き合って11回目の桜の季節を迎える穂木と志方。
がんばって花見弁当を作った1年目、
つまらないことで喧嘩した5年目、
遠距離恋愛の8年目……

そして現在。
志方が同居を切り出した理由が
穂木への愛に溢れていて胸熱…

7

いとを繋いだその先に 小説

栗城偲  伊東七つ生 

設定は良いのにもったいない!

栗城さんらしい、ほのぼのとちょっとしたクスッと癒し系な雰囲気のお話です。
ただ、雑誌掲載の前半はとにかく駆け足でかなり物足りないと言いますか、気持ちの移り変わりが性急すぎると言いますか。

**********************
受けは高校を一年で退学し、キャバクラでボーイをする宇野。
人にお金を貸しては騙される、童顔でありながら元ヤンキー崩れの19歳。

攻めの小荒井はゲーム…

1

忠犬カウンターアタック 小説

栗城偲  アオイ冬子 

芳の作ったカクテルが飲みたい!

高校卒業後、すぐ家を出てこの世界に足を踏み入れ
20歳でカウンターへ立つ事を許された芳(かおる)は
家族仲はいたって良好ですが地元へ帰れない理由がありました。
小学5年の時、転校してきた一つ下の全(ぜん)が
家が金持ちだ言う理由で同級生にまともに遊んでもらえず
声をかけてやった事から懐かれ、友達になります。
密かに恋心をいだいていたのですが
想いを隠している事に限界を感じ
高校卒業…

4

可愛くて、どうしよう? 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

100000000修造松岡ベタ

表紙からしてベッタベタなので
それとなくベタ甘なんだろうとは予想してたけど。

甘いのなんの。

頭からびっちりみっちりごってり、シロップ漬けですわ~。
こりゃ、蟻さんたちも行列つくりまっせ‼

タイトル『修造松岡』とは、私が勝手に入れただけっす。
だって、暑いんだもん。
だって、熱いんだもん。
熱闘甲子園、熱湯風呂も真っ青な

アッツアツラブラブバカップルにあてられっぱ…

3

まじかる漢の娘 小説

栗城偲  中井アオ 

お手本のような魔女っ娘で最高!

ゲラゲラというより、プッという笑いを起こす作品です。
しかも、可愛くて微笑ましいのですよ。
正真正銘の魔女っ娘なので、魔法使っちゃいます。
シャランラー!って魔女っ子メ○ちゃんですな。
衣装が破けてお色気シーンを補う辺りもお約束で最高です。
栗城さんの攻めが女装という作品を読むのは二冊目ですが、どちらも大好き(女装が好きなのではなくね、お話がすごく好き)な作品となりました。

***…

3

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

暴走うさぎのお導き

たれ耳うさぎにしろうさぎ。イラストは三池ろむこさん。こういう作品を無条件に「カワイイ・・・」と思えたら、わたしの読書の間口ももすこし広がるのになあ。妙にガタイがよくって色黒の野郎どもになぜかうさみみが生えちゃってる松雪作品の方を愛らしく思ってしまうわたしは多分筋金入りの変態なんでしょう。
 突然みみつきになった人のお話としては鈴木あみさん「ウサギ狩り」の一羽を思いだしますが、せつなさやハラハラ…

1

不埒なおとこのこ 小説

栗城偲  鈴倉温 

なんと申しましょうか……;

なんだかよく分からない話だった……というのが感想。
ストーリー自体は分かり易いし、別に難しくない。
でも、ピンとこない、というのか、入り込めないというのか
どうにもこうにも読んでいて、なんとなくズレた靴下みたいな
居心地の悪い面倒くさい感じが拭えなかった。

17才少女小説家(勿論♂)にお初を奪われてしまった26才の編集者。
酔っていてしかも押し倒したんじゃなくて押し倒されたとしても…

1

可愛くて、どうしよう? 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

ライトに甘々

この本はゆるふわで埋め尽くされています。
ほのぼのしすぎて、これで話成り立つの?起承転結じゃなくて甘甘甘甘?と思うほど。
この2人に危機が訪れるなんて考えられないくらいに常ににラブラブです。

最初は若い甘々な空気に置いていかれそうになりましたが←
徐々にこの雰囲気にも慣れ、ほっこりと楽しめました。
遥か昔に失った純真さを少しは取り戻せたような気がします(笑)。

ほどほどに行為は…

3

まじかる漢の娘 小説

栗城偲  中井アオ 

おもしろすぎて笑い止まらん

題名からもわかるように100パーセントコメディです。
もはやどこから突っ込んでいいのかわからないのですがなんせ笑いどころが満載のお話でした。
魔女っ娘が表題通り❝漢❞なことも何故そこに目をつけたしと思いましたし。
もぅもぅおもしろすぎますね。
できればもう少し長いお話で読みたかったと思いました。
最後のほうが若干オチに焦ってる感がでているきがして惜しかったです。
作中にいっぱい立てたフ…

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