栗城偲さんのレビュー一覧

たちまち、おちる 小説

栗城偲  街子マドカ 

不思議な雰囲気の受けさま

『stand up,please !』のスピンオフとのことで、遅まきながら読了。
軽いコメディで楽しく読めます。

しかし、こちらの受けさんであるAV監督の間野も勃起不全なのね。前作の『モザイク師』もそうでしたよね。2作とも丁寧に取材をしている様に感じるので「AV業界で働く人はみな性欲減退しているのかしら?」と、刷り込みされてしまいました。

しかも間野の場合『プライベートではダメだが仕…

2

後輩が目を合わせてくれません 小説

栗城偲  石田惠美 

超弩級のへたれワンコ攻め

ヘタレワンコと男前受けの小説が読みたいなぁと詳細検索で調べてヒットした作品がこちら。

タイトル通り、攻めの主税は受けの航流と目を合わせることができないんです。
航流はメデューサか?!目を合わせたら死ぬのか?レベルで避けています。
だから航流は主税から嫌われているんだと思っていたんだけど……。

勢いでうっかり告白してしまった主税。
それを男前受けならではって感じでOKし、とりあえず…

0

玉の輿ご用意しました(1) 共通特典ペーパー グッズ

マナーは大切ですが・・・

本品は『玉の輿ご用意しました(1)』のフェア店共通ペーパーです。

本編幕間、2人の食事風景になります。

良家のお坊ちゃまの印南は日々のマナーも完璧です。

しかし、偽恋人をさせる事になった青依は学ぶ機会もなかったそう
で、今まで印南が接した事の無いタイプです。

今日も丼ものを大口を開けてデカイ一口でほおばっていて、消火に
悪い食べ方だし、行儀も悪いと思うのですが・・・

1

玉の輿ご用意しました(1) コミック

高緒拾  栗城偲 

祝♡コミカライズ

今回はゲイの会社社長と中卒の当たり屋のお話です。

2人の出会いからお互いが少しづつ距離を詰め始めるまで。

受様は貧しい家庭に生まれ元々中卒で就職予定でしたが、両親の借金が元
で一家が離散、その後就職先で怪我をして退職を余儀なくされます。その
為、今は仲間と共に当たり屋をして生活費を稼ぎ、仲間の部屋に居候状態
です。

そんなある日、受様達3人は角を曲がってきた高級車に目を付け…

2

玉の輿ご用意しました(1) コミック

高緒拾  栗城偲 

絵が素敵なコミカライズ

小説のコミカライズです。
何度も手を出そうとして保留にしてきた作品だったので、
コミカライズは嬉しかった^^

当たり屋の青依が高級車を狙って飛び出したところ、
わざとである事を見破られてしまいます。
通報するかわりに相手の男が提案して来たのは、
その男の〝恋人役〟を努めることでーー…!


お金も学も教養もない青依のシンデレラストーリーで、
ワクワクもありますがちょっと切な…

7

社史編纂室で恋をする 小説

栗城偲  みずかねりょう 

キャラがみんないい!特に主人公!

いやあ、練られてますね!
最初から事件が起きて、いきなりエッチもして、この後どう展開するの?事件の解決は?稲葉の正体は?
と引き込まれるのですが、横領の犯人にされた主人公志月への仕打ちが気の毒でなかなか読み始めはページが進みませんでした。

社史編纂室に異動になった志月。なんとそこには件のエッチの相手稲葉が!

そして社史編纂室の仕事に精力的に打ち込む志月にこちらも救われます。
もし…

5

忠犬カウンターアタック 小説

栗城偲  アオイ冬子 

なんだそりゃ……(怒)

忠犬と銘打ってるので、さぞやワンコかと思いきや、駄犬どころかワンコの風上にも置けないキャラで脱力感と怒りでいっぱい。

幼馴染でいつも受けにぴったりくっついて離れないような攻めだったのに、中1でさっさと彼女作ったというところでまず目が点になったんですよね。

おいおい、ワンコのくせして、なぜ、受け以外に、目が、行くのか?
忠犬ってご主人さま以外、目もくれないはずなのに。

で、おまけ…

8

社史編纂室で恋をする 小説

栗城偲  みずかねりょう 

溜まったらランニング

濡れ衣を着せられて閑職に追われた営業マンの疑いが晴れるまで。

あらすじはすでにたくさん書かれているので感想だけ。

ストーリーは面白かったと思います。
初めはセクハラ現場を見て横領の罪をなすりつけられた営業マン・志月(受け)が無実を証明する話だと思っていたのですが、実は志月はそれ以外にも疑っていることがありその二つの事件が解決するまでが志月視点で描かれていました。
平行して、やけにな…

4

スイート×リスイート 小説

栗城偲  金ひかる 

心配してしまいました

甘いものが大好きだった男の子が、
甘いにおいですら受け付けなくなってしまった理由に
それはそうだろうな酷い目に遭ったんだね…と気の毒に思いました。
でも再会した初恋相手に反発する態度がちょっといただけなかったかな。
恥ずかしい気持ちもわからなくはないのですが
矢波さんがいくら優しくても可哀想で。
瑞希の天使のような笑顔が見たくて再会を楽しみにしていたのに
あんな風に噛みつかれたら(物…

1

社史編纂室で恋をする 小説

栗城偲  みずかねりょう 

えっ、めちゃくちゃ面白かったんですが…

栗城先生初読みです。

表紙に惹かれて「ん?社史…編…なに?」とタイトルに引っかかり、なんとな〜くレジへ。
そうしたら大正解!めっちゃ面白かったです!!!なんで今まで栗城先生の御本を読んでこなかったんだ!ばか!ばかばか自分!

新しい作家さんにトライするも、半分もいかずに撃沈ということも多々あるのですが、これは面白すぎて一気読みしてしまいました。うまいですね、すっごく。最後まで息つく間も…

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