栗城偲さんのレビュー一覧

裏を返せば…! 小説

栗城偲  梨とりこ 

見えているものが全てではないのです

SM談議が大変興味深いお話。
SはサービスのS、Mが求め過ぎるとSが疲れてしまうなど、なるほどなあと思うことばかり。
M攻めとの事ですが、私はあまり本郷にMさを感じなかったなあ。
どちらかというと尽くしたがりのわんこ攻めというか、M攻め!!というものを期待すると違うかなと思います。
罵られると思わずきゅんとしちゃう、ちょっと残念可愛いやつでした。
最初のツンツンっぷりはどこへ行った?とい…

0

玉の輿に乗ったその後の話 玉の輿ご用意しました番外編 小説

栗城偲  高緒拾 

終わらないで…

さまざまな視点から3巻以降の二人の様子が描かれている短編集でした。
二人が夏休みを利用してフィリピンへ婚前旅行(?)する”玉の輿に乗ったその後の話”以外は、確かにBL?的な感はありますが、個人的には、二人についての周囲の証言みたいな掌編好きなんでアリです。青依と出会う前の印南さんのポンコツぶりが伺えることで、彼が本当に大切な人を得てどんなに変わったかという変化がよくわかります。そこから、青依とい…

5

玉の輿新調しました 玉の輿ご用意しました(3) 小説

栗城偲  高緒拾 

新たなステージへ

2020年のGWはこのシリーズにささげています。
紙版だったのですが、電子には限定SSがあるんですね。ずるい。
読みたいじゃないですか。読みましたよ(1巻から)。結構ちゃんとボリュームも内容もあるので、買ってよかったと思いました。(でもクーポン使いましたよ。)
3巻のSSは印南さんが、冒頭ちょっとおかしな酔い方してるよ?の理由が明かされています。いや、これ結構大事な部分なんですけど!

0

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

ずっと読んでいたい~

1巻読んで、続き一気にぽちって読み耽っています。
もう、1巻を上回る面白さでした(≧▽≦)
愛妻(?)弁当にデレる印南に萌えるし、根本的に頑張り屋でいい子な青依にキュンとなるし、酒匂さんの優しさにほのぼのするし、最初から最後までダレることなく読めました。”そこには愛が詰まっている”、酒匂さんの視点が新鮮でかなり好きでした。
とても感心したのが(!)、家庭カレーの協定ですね。ほっほーと思いまし…

3

玉の輿ご用意しました(1) コミック

高緒拾  栗城偲 

早く続きが読みたい(小説未読)

凄く面白くて、続きが気になります!!小説読もうかな笑。

印南さんは、うまく言えませんが、不自由ない生活だけど自由の無い生き方をしていて、表現の仕方が不器用で、愛に不慣れな感じがしました。不慣れだけど、愛がどのようなものかを理解しようともがいているようにも感じました。
青依くんは、何も持っていないけど、大事なことを知っていて、ボロボロなのにキラキラしていました。
まるで正反対な2人が、互い…

5

俺がうさぎでうさぎが俺で 小説

栗城偲  三池ろむこ 

一兎、かき乱す

愛らしくも悩ましいうさぎに良くも悪くも翻弄される、両片思いの幼馴染み2人のお話でした。
今作はラブコメの中に動物との入れ替わりが描かれた、ちょっぴりファンタジックな雰囲気です。

幼少期の口約束とはいえ、結婚の約束までするくらい仲が良く、家もお隣同士。
しかしながら、成長するにつれてなんとなく自然と疎遠になってしまった八尋(やひろ)と舜也(しゅんや)。
そんな中でも実は互いに初恋をこじら…

0

可愛くて、どうしよう? 小説

栗城偲  小嶋ララ子 

わたあめのようなかわいさ

あぁ〜〜、どうしよう!
どうしようもなく可愛い…!!
なんでしょう、この可愛さあふれるお話は…?
箱推しならぬ箱愛でしたくなる、綿菓子のようなふわふわとろける可愛さがたっっぷりと詰まった幼馴染ものでした!
男百合カップル(というのですね…!)、初めて読みましたが良いですね!
以下、可愛いしか言えていない感想です。

宇雪と嵐は昔からの幼馴染で、お互いの事を世界一可愛い!と思い合ってい…

2

玉の輿ご用意しました 小説

栗城偲  高緒拾 

ウルっときてしまった…

かなり前におすすめされて、積読だったのですが、、
めっちゃ面白かったです!!

エロは少な目なのですが、出会いから恋愛関係に至るまでの
二人の変化がとても自然で、まったくひっかかりがありませんでした。

最初は二人とも”いい人”からは程遠い、いけ好かない金持ちとチンピラ、かと思いきや、徐々に、それぞれのバックボーンが見えてくると、ただ不器用だっただけ、不遇だっただけなんだと本当の二人の…

3

玉の輿ご用意しました 小説

栗城偲  高緒拾 

うーん、惜しいよ物足りないよ!

うーん、惜しいよーー!
コレは惜しい!
もっと元カレとの対決を引っ張って欲しかったよ。

中卒・当たり屋の青依が、御曹司で社長の印南に仕上げられていく。
『マイ・フェア・レディ』というより、『プリティ・ウーマン』という感じかな。
いや、青依は男娼というわけではないんですけど、元々1人でも強く生きていける子だからですかね。

印南を手ひどく振った元彼に一泡吹かせるため、印南に囲われな…

0

エブリジャック、ヒズジャック 小説

栗城偲  yoco 

「幸せ」は人それぞれ

カップルが異なる短編2作+1で構成されている今作。
長過ぎず短過ぎないちょうど良い長さなのでサクサクっと読めます。
とっても面白かった…


●エブリジャック、ヒズジャック
本編を読んだ後にタイトルを改めて見ると大納得。
なんてお洒落なタイトルなんだ…

見た目は華やかだけれど、恋人である幸也の金を勝手に使う・ギャンブルをする・恋人がいるのに頼まれれば誰とでも寝る。
しかし、自…

4
PAGE TOP