一夜人見さんのレビュー一覧

背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

タイトルが秀逸すぎる。

スピンオフっていうから、イージーモードでラブラブハッピーエンドなものを勝手に想像してしまい、積んどいてだいぶあっためてしまっていた。
いざ、読み始めたら物語にグイグイ引き込まれてしまった。本編の衝撃的な出来事の裏側で、当事者たちがどう思ってたかなどが明かされて補間的なのが嬉しかったり、そうでもなかったり複雑ではある。
ヨセフの性長ぶりにドキドキさせられっぱなしだった。懐かない猫、手懐けたい漢の…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

この恋のもたらすもの

因果は巡る。男はそれほどの罪を犯したのか?
愛する人に、ただ愛を捧げることを全身全霊で体現して来た男の人生。その人生をすら、自分で自身を責める、嗜虐することを良しとしてしまう。
その哀しさを癒やすために、そのことだけに腐心する主人公のヨセフ。人を愛することに慣れておらず、拙い言葉でしか想いを紡げない無垢なヨセフが愛した相手は、そんな男だった…。
そして、ヨセフに一夜の強烈な思い出と、報われな…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

ちゃんと幸せ!

LIVE DVDの特典メイキング映像の様な作品なので、本編を愛している私にはご褒美でした。でも幸せになってない孤高のキャラもいるので、それだけが残念。

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

今年一番泣きました

本編からのファンです。
「背中を預けるには」に登場する多くのキャラクターはそれぞれに魅力的であり、
忘れられない個性を持っているのですが、その中でも特に気になる3人の恋の涯てが
描かれています。
ヨセフ、ディルク、ルーカスそれぞれの愛は、複雑に絡み合っていて、それがどのように解かれるのかとても興味深く、楽しみににしていた作品でした。
結果としてこの作品は私が望んでいた「ハピエン」ではなか…

8

竜の棲み処 小説

  一夜人見 

良いです!

あらすじ、レビュー、イラストに惹かれて読ませていただきました。
よかったです!世界観もワクワクしますし、
人物たちも魅力的です。
また行きたくなる世界です。
もっとこのお話しが続いて欲しいです。
少し心が痛いシーンもありますが、
優しいお話しです。おすすめです!

購入出来る電子書籍が限られていますが、良いお話しに出会えて幸せです。
宵先生ありがとうございます。

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朧月夜に愛されお輿入れ 小説

真船るのあ  一夜人見 

言葉足らずが萌えをうまない

ラノベ風厨二設定のイケメンがどこまでも重い男だと思ってたら…。

壮大なお話ですね!
千年も待って21年間常に見守り続けて。
どうりで好きな食べ物やゲーム、行きたかった場所を知ってるはずだ!

前世の記憶が戻ってからの現世の部分が短めですね。千年も待ったのに生身で再会したら朧夜はなぜか無表情で言葉足らずで。
昔はあんなに感情豊かだったのに。

すべてがわかると朧夜に感動なのに、現…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

これで終わりなのかなとは思ってもまだ引き続きこの世界にいたい

表紙にひかれて読み始めた本編です。
この作品の絵もとても素敵です。

ルーカス派、ディルク派と分かれそうな本作ではありますが、ヨセフの行く末が気になっていたので、ヨセフ主人公の番外編を心待ちにしていました。
切なすぎる三角関係に胸が痛む場面もあり、早く幸せな場面を読みたくて(ハッピーエンドと信じて)分厚い1冊を一気に読まずにいられませんでした。

イオニアは罪作りな人です。

まだ…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

この本に出会えてよかった(再確認)

外伝と言えども相変わらずの鈍器。読み始めるまでは正直ヒヨってましたが、読み始めると全く気にならないほどスイスイ読み進めてしまいました。読み切るのがもったいないとか思う余裕もなく、ページをめくる手が止まりませんでした。

この本の主人公はレオリーノの護衛役ヨセフなんですね。先生がネットで細々と書かれていた短編を繋ぎ合わせた形で、一部読んだなぁと思うところもありましたが、ほぼまっさらな気持ちで読め…

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この恋の涯てには コミコミスタジオ小冊子 グッズ

これ好きです

こちらのコミコミさんの小冊子ですが、本編終了後のお話でした。

ヨセフが王都に来た時から何かと世話になっている王都警備隊長のジルヴェスターですが、良い人なんだろうけど何を考えているのか分からず、本編では人を食ったような態度でいつもヨセフを翻弄してました。

でも意外に感が良くて侮れない性格でもありました。今回もフードで顔を隠したヨセフを真っ先に見つけて尾行してました。直ぐに見つかってました…

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背中を預けるには 外伝 この恋の涯てには 小説

小綱実波  一夜人見 

この作品でやっと完結だと思います

凄く気になっていたヨセフの恋の行方のお話でした。

既刊のシリーズの裏側から見たお話でとても興味深くて、ヨセフ視点で語られるディルクとルーカスの素顔が知れて、2人のファンには堪らないお話だったと思いました。

こちらのお話はディルクとルーカスのどちらが好きかによって、結末に対する印象が違って来ると思うんです。でも巻末の「この魂が尽きる日まで」を読むと、この結末しか有り得なかったと考えるよう…

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