一夜人見さんのレビュー一覧

嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

あの頃の気持ちが甦る

昔の雑誌掲載作に加筆修正したもので、甘く切ない初恋再会ものになります。
えーと、雰囲気としては、少しほろ苦くてしっとり読ませる感じでしょうか。

これ、読み出したら面白くて面白くて、一気読みしちゃいましたよ。
こう言う、不器用な大人同士の拗らせラブって、めちゃくちゃ萌えますね。
過去作がベースのせいか、ここ最近の栗城作品とはまた雰囲気が違う所も新鮮でした。

看護師となって10年以上…

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嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

萌えがいっぱい詰まってます

作家買い。
タイトル、そしてあらすじから、切ないお話かなと思いつつ手に取りました。

栗城さんと言えば、ファンタジーものだったりスパダリ攻めが登場したり、といったお話を多く書かれる作家さま、のイメージが個人的にはありますが、今作品は地に足がついた、と言えばいいでしょうか。等身大の男性二人の恋のお話です。




主人公はDKの峯井。
彼は中学校時代からの親友である呉村にひそかに想…

17

嘘の欠片 小説

栗城偲  一夜人見 

当て馬(?)の気持ちがわかるわぁ…

本作は昔に他社で雑誌掲載されたものを加筆修正した作品だそうです。

『一途に拗らせる十年愛』
と書かれているとおり長年拗らせた初恋が楽しめました。

表紙がとても好きです。
この絵だけで2人の心距離感がよくわかります。
(目線とか手の位置とか絶妙で良き…(;///;))

本編は受け視点・巻末の番外編は攻め視点と
両側の想いが知れたのも良かったです(﹡´◡`﹡ )


さ…

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ランウェイのまえに、キスしたい 小説

椿姫せいら  一夜人見 

記憶喪失ネタといってもシリアスものでは無いです

社長の愛人だった受けが捨てられる設定の話は普段はあまり読みません。
でもイラストを見ていて攻めキャラがかっこいいなと読んでみたら、捨てられてもそれ程悲観的でなく、拾った男に振り回されつつの前向きな話でした。
加々良は地味で存在感が薄い凡庸な男と自身では思っているようですが、眼鏡で隠された容貌は綺麗です。社長の下のお世話をしていたし開発もされたので隠しきれない色気でもあるんでしょうね。
桃太郎…

1

白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~ コミコミ特典SS小冊子 ピクニックとは? グッズ

チビ達が可愛いです

本品は『白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~』のコミコミ
オリジナル特典小冊子です。

本編後、タイラー一家がピクニックに行くお話です。

最近、チトセが産んだ双子は脚回りがしっかりしてきて、家の1階
を縦横無尽に走り回り、少々手を焼いています。

昨日は暖炉に入り込み煤だらけでネイサンに発見されましたし、
一昨日はダイニングの椅子を2匹がかりで引き倒していました。元
から…

7

白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~ 小説

市川慈雨  一夜人見 

本当の自分と大切な人を見つける旅

今回はトラ族の里で育つホワイトタイガーの獣人と
界渡りしたらユキヒョウの獣人だった会社員のお話です。

界渡りした受様が攻様との旅で本来の自分を知るまでと
番になった2人に家族ができる後日談を収録。

受様は幼い頃に交通事故で両親を亡くし施設に入ります。職員は穏
やかで優しく、保険金で大学へも進み、周りの子供達と比べれば恵
まれていると思いつつも疎外感は消えず、淡々と日々を過ごし…

6

白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~ 小説

市川慈雨  一夜人見 

分厚くて二段組だけど、文字が小さくないし文字間もあいてるので読みやすい

最近、KADOKAWAさんから出版されるノベルズは当たり外れが本当に大きいのだが、こちらは大正解だった。

獣人族の攻めのタイラーと異世界転生した主人公の話なのだが、大筋は異世界転生した受けのチトセが、現代の日本で培った知識と技術を活かして様々な困難を乗り越えていく。その中で様々な出会いあり、事件あり、恋愛がある。

何が良かったかというと、タイラーが本当に優しい!
終始、優しい。
チ…

9

白い森 ~白虎と雪豹のもふもふ大陸の旅~ 小説

市川慈雨  一夜人見 

好きすぎる!

web上で何度も繰り返し繰り返し読んでいました。書籍化され書き下ろし、コミコミさんのSSも読めて大満足です。雪の匂いがするような素敵なお話です。

2

やさしくそっと、近づいて 小説

桜部さく  一夜人見 

先輩刑事が魅力的

初読み作家様でしたが、表紙のイラスト、タイトル、あらすじに惹かれて購入。
(電子、中の挿絵はありません)

文章はとても読みやすいし、攻めである先輩刑事の中崎がとても魅力的なキャラで素敵でした。(こういう攻めさん好き)

中崎より10歳年下の新米刑事である受けの碧唯は地味で真面目な印象のゲイ。
中崎とペアを組むうちに、だんだんと惹かれていきますが男社会の警察組織内、しかも相手はノンケと…

8

あなたとパンと恋の話 小説

桂生青依  一夜人見 

パリのパン屋さんを想像しながら

読み始めのワクワク感が良かった
パリで本場のパン修行をスタートさせる主人公の緊張と期待感。んー楽しそう。
ラブ的には幼い頃出会った優しいお兄さんと再会するも、彼は冷たい印象に変わっていて…という王道な感じ。

ですがそれ程2人の濃いやり取りがあった上でお兄さんが変わってしまった理由が明かされるわけではなくサラッと解決。主人公が多分小公子セディ並に人の心を溶かす良い子なので彼にかかれば、みん…

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