ミナヅキアキラさんのレビュー一覧

鈍天の霹靂 この夜のすべて番外編一 コミック

ミナヅキアキラ 

手にした幸せ

『この世のすべて』のその後。

七青と葵の、幸せそうな様子に安堵すると共に
お互いにか見せないであろう、余裕のない表情にキュンとします。


二人は、七青の馴染みの女主人のお宅に匿ってもらっています。

葵にデレデレする七青が最高☆
 「俺もう お前以外に勃つ気しないの」
と、笑って言ってのけたり
腕が鈍るから…と剣勝負をもちかける葵に
 「真剣なんて怖くってもう…ムリ」

4

地角の衆生 小説

栗城偲  ミナヅキアキラ 

今年一番の可愛い受

ミナヅキ先生のイラスト見たさと、もふもふが絶品との情報につられて買いました。

期待を上回る可愛さでした。

まず、表紙で何分か手が止まります。私の「表紙手が止まり時間」最長記録です。
ここで600円のもとは取れました。

さらに、本文に入って一行目で、可愛いのはイラストだけではないと予感します。
痛い目に会う受の鵺の描写が、かわいそう萌えの心を鷲掴みです。

哀れな受が好きな…

8

「今夜はテイクアウトにて」特典描き下ろしペーパー  グッズ

運よく手に入ったペーパーです。

絶版でどこを探しても新品がないため、やむなく中古で買った「今夜はテイクアウトにて」。

とても満足して読み終えたと思ったら、最後のページに挟んであったのがこのペーパーです。

ペーパーを捨てずに本体と一緒に手放された方に感謝します。何か事情があって売られたのでしょうが、本への愛までは失くされなかったんだなあと妄想し、勝手に感動しました。

ペーパーの内容がまた良いのです。
岩切とケイ…

1

のぼせるからだ コミック

ミナヅキアキラ 

自分の好みがよくわかる。

話も絵もしっとり色っぽく、何度も読み返しています。

ミナヅキ先生の描かれる攻には、恋に強気な人物が多いように思います。
この話も攻の草羽が自信満々で、自分が振られる可能性など全く頭にない様子で受の佳永に迫る所が、読んでいてとても気持ち良いです。

私はBLを読むとき、受に感情移入することがほとんどで、これだけかっこいい人にだったら、是非強引になんとかされたいものよ、と完全に佳永の立場で…

3

シーロストラタスの種 この夜のすべて番外編二 コミック

ミナヅキアキラ 

続きがたのしみ

前作とは異なり、エロと言えるのは最初の1ページ目限り、それも全身の描写は無く、4コマ全てを使って二人の「ちゅう」だけが見えるように描かれているのですが、これが素晴らしいのです。
ひたすら七青を恋いながら抱かれる葵と、かわいい葵に身も心もめろめろの七青の表情に、エロスの神髄を見る思いがします。

最後のほうで、七青に後ろから抱きつく葵(裸。おしりの割れ目に萌)も良いです。

ミナヅキ先生は…

1

鈍天の霹靂 この夜のすべて番外編一 コミック

ミナヅキアキラ 

とても良い同人誌

「この夜のすべて」の続きで、主役二人の甘い逃避行の様子が描かれています。

七青の馴染みの宿らしきところに二人で逗留する場面から始まり、そこでの「七青と葵のいちゃこら」(ミナヅキ先生のホームページより)を楽しむことができる、ファンには大変価値ある同人誌です。

20ページ中6ページ程が、興奮必至のエロ場面及び余韻たっぷりの事後描写に充てられていて、とても満足しました。

表紙と裏表紙も…

3

知らぬは おまえばかり コミック

ミナヅキアキラ 

このくらいの甘さが丁度良い。

特に表題作が、甘党にはたまらない傑作です。

話の中ほどで、和有希が芳川につきはなされるところが、ぜんざいに添えられた塩昆布のように、読み味を引き締めたうえで、その後のたっぷりと甘い展開を一層際立たせていて効果的です。

間を置かず、芳川の方から和有希を追いかけてきてくれたのも、長すぎる焦らしが苦手な私には程よい加減でした。

エロ場面の描き方も、和有希が食べられそうなほど可愛がられて…

3

恋文十色(表題作 書画喰う虫も好き好き) コミック

ミナヅキアキラ 

日常の奇跡

最近、単色のトーン遣いのカラーがとても素敵なミナヅキ絵。
今回の単行本は、多分全てが昭和なノスタルジーの魅力あふれる背景に、ちょっぴりミステリアスな要素をちりばめて惹きつけて離しません!
どれも読んでいる最中もですが、読んだ後にじわじわと浸みてくるくる何かがあって、色々と思いを巡らすのがとても心地良い余韻を残すのです。


最初に載っている民俗学を学ぶ下宿大学生と推理小説家との出会いのお…

6

恋文十色(表題作 書画喰う虫も好き好き) コミック

ミナヅキアキラ 

昭和の奥ゆかしさと温度

ミナヅキさんの待望の新刊!
短編集なので何度も見返してしまう、じわじわくる魅力満載です。
帯の原稿用紙を模したデザインも、ミナヅキさんの独特な画風とマッチしてていいと思います。
どことなくその時その時の描写の中に描かれた温度を感じてしまうような、そんな魅力のある作家さんで好きです。

『書画喰う虫も好き好き』~『大人と絵本』
本の虫な学生朝日向と、小説家の佐野のお話。
ちょっと背伸び…

4

恋文十色(表題作 書画喰う虫も好き好き) コミック

ミナヅキアキラ 

十人十色の恋のお話

ミナヅキアキラさんの2年ぶりの新作は、
昭和が舞台の短編集。
セピア色の表紙と原稿用紙の帯が雰囲気たっぷりです。

中の絵は、ちるちるインタビューにもありましたが
トーンを極力排した画面がモノクロ映画のようで素敵。
カラーでも白黒でも、
独特の温かみあるミナヅキ絵が大好きです。
(リヤドロ人形を描いたような口絵がお気に入り)

収録作は、怪談風味~ラブコメまで幅広い。
暗くて…

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