鈴倉温さんのレビュー一覧

獣人社長の傲慢な溺愛 ~双子の雪豹とハッピー子育てライフ~ 小説

谷崎トルク  鈴倉温 

双子ちゃん so cute!

雪豹獣人の親子に囲まれる可愛い作品です。表紙から可愛いがあふれていますよね。このまんまの世界観のお話です。


バイト先のホテルの社長に、自分の双子の子どもの世話役を頼まれた短大生の千紘が、住み込みで双子のお世話をすることから物語がスタートします。

子どもたちがとにかく可愛い。可愛すぎる。舌っ足らずな話し言葉と、千紘や父である行成に甘える姿がホント可愛いくてギュ〜責めしたくなります。

1

騎士皇子は聖職者に溺愛を捧ぐ 小説

松幸かほ  鈴倉温 

切ないと優しさと萌えのバランスが絶妙な1冊。

松幸先生の新刊は「魔獣」が人々を襲う、というファンタジー要素が詰まった作品。けれど、そのファンタジー要素は上手にストーリーを牽引しはしますが、それがメインになったお話ではなく、あくまで人の愛情をベースに紡がれていく温かなお話でした。




主人公は、大国・アールステット帝国の修道院に研修のために訪れている聖職者のイリス。真面目で質素な生活を送る彼の身分は、アールステット帝国の隣国、ラー…

6

保育士は獅子親子に愛される 小説

滝沢晴  鈴倉温 

父子と保育士受けあるある

いきなり始まるあるある。

ごめんなさい。途中棄権しました。
なんというか、あるある過ぎて。テンポはいいんですよ、どんどんお話は無駄なくすごい勢いで進んで。
お約束事が次々にやってくると言いますか、もうそこまでいっちゃうの?というか。

ライオン獣人一族のトップである岳人はアルビノであるため差別され育児放棄された2歳の真白を引き取り3ヶ月前から育てています。
歴代シッターは真白を虐待…

0

転生王子と運命の恋は終わらない 小説

ナツ之えだまめ  鈴倉温 

転生王子の頑張り



2人だけの兄妹になってしまい、がむしゃらに妹のためだけに生きてきた松岡(受け)。
妹が看護師になり病院長の息子を射止め、やっと肩の荷が降りた二次会で高校の時こっぴどく振った男・久遠寺(攻め)と再開します。
アメリカで医師として大成した久遠寺は日本に凱旋していたのでした。
二度と会いたくなかった相手でしたが、おかしなことを言い出し放っておけなくなります。
曰く、自分は前世王子で、松岡…

0

夏からはじまる 小説

神江真凪  鈴倉温 

高校生のピュアさ(≧∇≦)

夏休みの時期になると、そう言えば、と読み返したくなるお話。


受け様は、優等生な高校生の圭一郎。
攻め様は、周囲に人が集まる人気者な遠野。

同じクラスながら、接点のない2人だったのだけど、夏休みに入り、遠野に呼び出された圭一郎は、付き合って欲しい、と告白される。
考える余地なしって感じで断ったのに、半ば脅迫されるような形で言い含められ、夏休みの間だけの期間限定で付き合うことに。

0

INVISIBLE RISK(2) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

全3巻の2巻だけど、実質2巻の半分で完結

裏切られたとショックを受けた汐野が飛び出して行ったところで終わった1巻。
とはいってもすぐに戻ってくるんだろうな、との私の推測をよそにまるで戻らず、探し続ける杉本が体調を崩してどんどんボロボロになっていく。
この体調を崩してボロボロになる描写が、本当に悲惨過ぎて、そんな状態で出勤するのか、そんな状態で人前に出るのか、とページをめくるたびにいちいち驚いてしまいました。
なんだろう、元が頑丈な人…

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INVISIBLE RISK(1) 小説

崎谷はるひ  鈴倉温 

90年代初頭のバンドのお話

元は他社のノベルズで、99年に刊行したものでした。その文庫化初版が2010年。
つまり発行の約10年後に文庫化し、その約10年後に読書したことに。
90年度初頭、バブルの頃、バンドブームがあった頃のお話です。


著者のファンですが、文庫が出たときにすぐに買ったものの敬遠して読んでいませんでした。
ですがこのままではいかんと、続巻をこのほど入手し、満を持して読んでみたのです。
面白か…

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また君を好きになる 小説

きたざわ尋子  鈴倉温 

もうちょい反省ぶりが欲しいところщ(・д・´щ)

ロクデナシの攻め様が、受け様に愛想つかされて捨てられてやっと……、というお話。
攻め様ざまぁ大好物なので、好きなやつです(*^^*)


受け様は大学生の真幸。
攻め様は真幸の先輩になる嘉威。

真幸が高校生の時に嘉威に一目惚れして、玉砕覚悟で告白。
受け入れてもらえ、恋人となったけど。
大学1年になった今現在、嘉威から別れを告げられ、また戻ってくる、という事が7回目だという状況…

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間違いだらけの恋だとしても 小説

鳥谷しず  鈴倉温 

勘違いに翻弄される

受けの鈴原は子供の頃の経験もあり、大人になってゲイの自覚を持った刑事。
弟は既にゲイをカミングアウトしており、そのせいで両親が離婚に至るきっかけでもあったため、自分のカミングアウトはできなかった。

そんな折に弟から恋人を紹介される。
検事の友利。

最初は弟の恋人である事や前評判から避けていたが、あるキッカケから思いを寄せるようになる。しかし弟に恋人、であり中々認められない。。。

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お稲荷様は伴侶修業中 小説

小中大豆  鈴倉温 

やっぱりお守りが欲しい(^-^)

前作が好みだったので、続編があると知って喜び勇んで手に取りました。
うーん(^_^;)
恋人となった2人のらぷらぶぶりを見るのが大好きなのですが、この2人の続きは甘くなかったかなぁ。


最不ノ杜神社に祀られている、稲荷神の夜古と竜神の璽雨。
前作にて、晴れてらぶらぶ恋人同士となった2人のその後。
夜古は、力のない自分に自信がなくて。
また璽雨も、夜古は自分しか神を知らないだけだか…

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