鈴倉温さんのレビュー一覧

仮面皇帝と異界の寵妃 小説

高岡ミズミ  鈴倉温 

結末に感動

かなりの蔵書が部屋を圧迫して来たので、本棚の整理を始めたんです。
そうしたら未読か既読か分からない本がかなりあって、こちらの作品もそうでした。
その為にちるちるさんでレビューを始めたんですが、こちらの作品はレビューを始める前に読んだみたいです。
未読だと思っていたんですが、途中のシーンに何となく覚えがありました。

こちら、異世界トリップ物なんですが、高岡ミズミ先生の作品では珍しいのでは…

1

郵便配達人は愛を届ける 小説

伊勢原ささら  鈴倉温 

攻めが怖すぎる

中国地方にある式鳴村で生まれ育ち、地元の自然や人との繋がりを愛している洋介。高校を卒業してから4年、村の郵便局員として働いている。半年ほど前に都会から移り住んできた久城のもとに、月に三回絵葉書を届けるのが目下仕事の楽しみとなっていたが……

攻めが他人の個人情報を盗み見て、受けへの一方的な片思いを無理やり実らせるお話でした。

洋介がヤバすぎました…。久城とは初対面以降、業務上それなりに顔…

2

インテリヤクザはベビーシッターに恋をする 小説

はなのみやこ  鈴倉温 

真っ直ぐな心根に惹かれて

今回はヤクザの若頭と保育園の元保育士のお話です。 

職も住居も失った受様が攻様の甥のシッターになり
攻様の大切な人となるまで。

受様は高校生で両親を亡くして引き取られた施設で
働きながら保育士資格を取得、この春から
保育士として働き始めた新米保育士です。

受様が担当する3才児クラスはやんちゃな子供が多く、
喧嘩や言い合いもしょっちゅうなので
受様はいつも目を光らせていま…

0

インテリヤクザはベビーシッターに恋をする 小説

はなのみやこ  鈴倉温 

可愛さも恋の喜怒哀楽も詰まった1冊✧*。

可愛さいっぱいで恋の喜怒哀楽もギュっと詰まった1冊で面白かった。日向は誠実で仕事が出来るけど生き方が不器用。理不尽さに憤ったけど、日向の誠実さを理解して救ってくれたのが保育園解雇の元になった園児:尊の保護者:周防。日向の誠実さや真心が伝わって尊が懐き、周防や周りに信頼され馴染んでくのは嬉しかった。日向が親友に想いを寄せられ薬を盛られて周防と身体を重ねたけど想いが通じてないから拗れるよね。ここからの…

2

ヤクザ社長と新米税理士の真剣勝負な経営事情 小説

有実ゆひ  鈴倉温 

お子さまはかわいいです

鈴倉温先生の表紙に惹かれて購入しました。

攻め様は、かっこよく、思いも行動もストレートで素敵です。ただ、わたしは受け様に、あまり感情移入できませんでした。いくらノンケだからって、「普通に女子が好き」「おっ○いに勃つ」「抜く時は女のア○コを考える」なんてBLで読みたくなかったです。礼儀正しいという設定なのに、攻め様である社長との初めての食事で、「うまい」を連発とか、言葉遣いに品を感じられません…

4

異世界しあわせ恋食堂 小説

小中大豆  鈴倉温 

異色異世界トリップもの?

異世界ものです。
自分と家と家の中身だけ移ります。これは異世界ものには珍しいですね。身の回りの物や家や家財道具もあるので主人公は当初の予定通り洋食屋を開きます。

なんとも異世界トリップ物にしてはいたれりつくせりで優しい世界です。
主人公ルイのような人は何人もいて、受入れ体制もあり、言葉も通じて普通に生活できます。

そして領主親子とのほのぼの。
ちびっ子がそれはもう可愛くて可愛くて…

2

白狐と狐姻。 小説

鴇六連  鈴倉温 

昭和の夫婦と可愛い仔狐たち

初読み作家さん。文章のリズムがとても好きだった。良いタイミングで読点を抜いてくれるので、呼吸にぴったり合う心地良さがある。和風な詰所内の描写が凝っていて、単語を目で楽しむ要素もあって良かった。

孤独に過ごした都会から逃げるように田舎に引っ越して来た七緒と、白狐の稲守のお話。
しきたりを盾に強引に連れて来られた七緒は、稲守の奥方として過ごす日々が始まる。ここで七緒が強制される役割は、まるで昭…

0

パパ探偵の蜜色事件簿 小説

榛名悠  鈴倉温 

ほんわり幸せ

彰人は好きな人には尽くしたいタイプの大学生。ふとしたきっかけで知り合った頼れる大人の探偵(小学生の子持ち、男らしくて、かっこいい)の伏見に行方不明の友人(実は恋人)を探してもらいます。「新妻気取り」とこっぴどく振られ、落ち込む彰人に、伏見は盗まれた祖母の形見の指輪を体を張ってカラスから(!)取り戻します。
攻めの伏見は暑苦しくて涙もろいけど、情に厚くかっこよく、しっかりものの息子の健と二人暮らし…

1

愛を囁くピアニスト 小説

花川戸菖蒲  鈴倉温 

花に感応する

主人公は、花屋さん。
家族で営んでいる自営業の跡を継ぐ北川亮太。

あるピアニストのコンサートに、ファンがオーダーした祝い花を届けに行った亮太は、貴公子か王子かという魅力を振りまく男性と出会う。
その男性こそが、ピアニスト本人の桜若(サワ)。
亮太が作ったブーケやアレンジメントが気に入ったサワは…
…と始まります。

美しい花に感じる官能を、サワに感じてしまった亮太。
有名なピア…

0

御曹司社長の独占愛は甘すぎる 小説

金坂理衣子  鈴倉温 

受けのタメ口が気になる……

もう本当に小姑な意見で申し訳ないのですが、39歳の攻めが終始「です、ます」の丁寧な口調なのに、24歳の受けの口調がラフすぎて、どーーーしてもそこが受け入れられませんでした。

攻めが「花を描くのが好きなんですか」と丁寧に聞いてるのに、受けは「そうだね。〜だから描きたくなるんだよね」とか、なんなの、その口のきき方!と思ってしまう。

もちろん初対面時には受けも丁寧に話していたけれど、場面切り…

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