なおっち
恐らく100%理解はできていないと思いますが、大筋は掴めただろうという前提でレビューします。苦痛に満ち、大切な人からは忘れられる人生でもいいと、他人を守る選択をした翼。過去にあれだけ酷いことを経験し、穏やかな日々を手に入れられなかったのなら、普通はもう辛いことからは解放されたい、何もかも忘れたいのではないかと思う。
でも、彼にとっては大切な人を守ることが、自分の安らかな生活よりも幸せに感…
上巻だけでは掴みきれない部分が多くて、評価が難しいですね。ファンタジー要素もあり、翼というキャラが重過ぎる過去に加えてどういった背景を抱えているのか気になります。一方の五百利は、とにかくお人好しな性格が目立ち、寂しがりやで常に誰かと一緒にいたいというようなキャラ。私にとっては自分自身の性格から遠いタイプなので理解に時間がかかりそうですが、翼にとっては既に光となっているようですね。最後に五百利にも…