絢桜
素敵なお話なんですけど、途中告白した子がちょっと不憫に思えてきて
けど、それがちゃんと絵ががれてるところがこの作品の素敵さの所以で
人を好きになるって、素敵なことだなぁと改めて感じる一冊です
人を好きになることもですけど、何よりそれを伝えることかな
一生懸命なのに、あんまりそれが表に出てなくて、けどかえってそれがいろんな感情をはらんでいるように思えて、すごく素敵
最後は、あらあら‥っ…
なんと言っても、表題作の続きを知りたい。
それは、いつも一緒で、恋愛未満の愛情と執着を感じていた双子の、初めての個としての成長。
しかし、兄妹であるという事は、死ぬまで切れない強い結びつきなので。
彼等はやはり何者にも敵わない絆があるのだと思う。今池は、いつまで彼に新しい絆を築いてあげられるのか。恋は、介在可能なのか。それを知りたいと思う。
いつか。双子の妹にも、彼女の世界を広げてくれるよ…