兼守美行さんのレビュー一覧

防人の男 小説

水原とほる  兼守美行 

国を護る男たち

若手ホープの検事であったが、
談合事件の捜査に上から圧力をかけられ
本庁から支部に左遷された礼一(受)。
半年後、その事件が不起訴とされたニュースを見て
立ち飲み屋でやけ酒を呷っていたところに、
常連客で陸自衛官の大守(攻)と出会い、一夜を共にする。
その後、自衛官の機密漏洩事件を調べることになった礼一は
捜査のため訪れた駐屯地で大守と再会し…。


誰が機密を漏洩させたのか。…

5

ぞっこん ~ある日バイクに迫られて~ 小説

松雪奈々  兼守美行 

安定の松雪奈々作品

発売前から、「角川の擬人化BLが完全にヤバい」というネット記事を見ていて気になっていた一作。
読んでみて…そんなにヤバくはなかったです笑

読み始めて数ページでバイクに迫られ、「俺に跨がってください!」宣言が出るので少し面食らいましたが、その後は多少シュールな甘々BLでした。碧さんの気を引こうとしたり、ライバル(?)のフィッツに突っかかる隼が可愛く、人外とか置いといてガンバレ!となりました。…

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

素敵な罰でした

4Pとかうわーと思ってたんだけど、レビューいろいろ見て読んでみた(*´ω`*)
えろえろなんだけど、愛があって読んでよかった(*´Д`)
三兄弟がすごく好き。
瑞季もすごくいい子で良かった。
どうして三兄弟を騙したのか釈明言い訳は一切せずに罰を受け入れるところとか。
あれで言い訳するような子だったら一鷹はじめ兄弟はきっと瑞季のために動いてくれなかっただろうなって思う。

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

こんな刑なら喜んで!!!w

罪を償う方法が快楽に溺れる事だなんて、考えた事もなかったです!
瑞希は自分の為に男たちからお金を騙し取っていたわけでもなく
たった一人の妹の為にも
そうせざるを得なかったわけなので嫌な気持ちにはなりませんでしたw
しかも、引き取った叔父夫婦がわかりやすい悪者なので
逆に安心できたというか…。

偶然遭ってしまった事故をきっかけに
高梨三兄弟(一鷹、清治、類)との距離が縮まり
いい…

8

月夜の晩には気をつけろ 小説

愁堂れな  兼守美行 

分かっちゃいるけどつい見守ってしまう

最初の部分を読んでキャッ○・アイを思い出してしまったけれど、大抵の怪盗・義賊ってわりと派手なのに対して、この話に出てくる「Love is justice」は地味目に感じる。
だけど、個人的に怪盗もの・義賊ものは結構好きなので楽しめたし、この話は受けのほうが義賊って設定に惹かれたのが手に取ったきっかけ。

海、陸の兄弟が義賊として活躍している理由は行方不明となった父親の消息を掴む為。
義…

0

二つの爪痕 小説

宮緒葵  兼守美行 

リアルとファンタジーの融合

宮緒作品の3Pというと、「悪夢のように~」と「蜜家族」を思い出すのですが、これはそれらよりも毒控えめで、読みやすかったです。

基本路線は王道なんですが、宮緒スパイスがちゃんと効いてます。つまり、まごうことなくファンタジーです。ん?と思うようなことがさも当たり前のように書かれていて、クレイジーさをより隠し気味にしてありました。

とはいえ、みんな頭おかしい(笑)
お母さんに似たのか、唯一…

2

これでも、脅迫されてます 小説

いおかいつき  兼守美行 

軽く読めるヤクザモノ

元高校の同級生再会もの&共にヤクザと言う設定のお話です。
二人の関係はドロドロした雰囲気が一切なくて、ベタに攻め受けの女性的な甘さも
あまり感じられなくて、最後まであっさり読める内容だと思います。

裏設定があるならば、主役二人の背景は結構シリアスだと思うのですが、
そこに焦点を当て過ぎていないのでどんよりした作品にはなりえない気がしました。
タイトルでも解るように、脅迫されて関係を持…

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

濡れ場の言葉選びって大事

正直タイトル負けだと思いました。
確かに設定とかもほんとにエロ重視なはずなんですが。
ストーリーがほぼない。それでもエロが充実してればよかったんですけど、エロも中途半端。いろんなプレイは出てきますが、一つ一つが意外とあっさりしてるんですよね。
うーん、受けがその環境に慣れるまでの心情もいまいちよくわからなかったせいでしょうか。

エロに特化するならそれでいいんで、いっそ官能小説か!という…

6

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

タイトル買いです。

タイトルに引かれて購入。だって「快楽刑」ですよ?!どんなエロエロな展開が待っているのか、届くまで妄想が膨らむばかりでした。
そして、届きました。
読みました。
結果、大満足!!
サクサクっと読めるのに、エロも満載で読後はある種の清々しさすら感じました。4Pもエロエロなのに、ドロドロとした感が無く、ご馳走様です。主人公の生い立ちは悲しいものもありましたが、最後には主人公とその妹も救われて良か…

4

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

快楽刑は溢れんばかりのエロ愛でした

タイトルを見るだけでもエロ度が高そうだと感じますが読んでみればどこぞの
ブラック文庫かと感じるほどのエロエロ作品。
でもさすが西野作品ですよね、エロだけで終わらないものをしっかり描いてる。

今回登場する受けの瑞季はかなりお可哀想な身の上で、強欲な叔母夫婦に
ハイエナのように妹を人質にされるように売春をさせられる青年です。
実の叔母は瑞季の亡き母親への歪んだ嫉妬からかなりつらく瑞季に当…

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