兼守美行さんのレビュー一覧

おやじ貸します!? ~兄弟屋顛末記~ 小説

夏乃穂足  兼守美行 

おやじだなんてとんでもない(*^^*)

おやじ受け、というものは、あまりタイプではないのですが、こちらはキュートなアラフォーさんで、とっても面白かったです(*^^*)

受け様の尚は、人たらしなモテ男の双子の弟伸の陰で、多くを望まず地味にご隠居のように生きてきたアラフォー。
伸と2人で切り盛りしている『兄弟屋』というなんでも屋に、堅気に見えない強面のお兄さんが訪れる。
それが攻め様の新堂。

新堂は、兄弟屋の裏メニュー『別れ…

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「金竜帝アルファと初恋の花嫁」コミコミ特典SSペーパー グッズ

真面目なルーフェンに爆笑

初めての発情期でヨルネスは懐妊したらしく、ルーフェンの過保護振りが加速していました。
下にも置かない扱いで、ヨルネスに嗜められてしゅんとする様子が可愛らしかったです。

そして叔父の白竜大公と本編で謀反を働いた例のあの人物から懐妊祝いか届くのですが、その品物が傑作なのです。

ヨルネスじゃ無いけど、家人の前で笑いを堪えるのに必死でした。
初めはお祝いの品物に不審な点が無いかと疑ってたル…

1

金竜帝アルファと初恋の花嫁 小説

かわい恋  兼守美行 

思わず応援したくなる

こんなに攻めを応援したくなる作品はあまりないと思います。

決して悲惨な目に遭っているとか、危険な目に遭っている訳ではありません。

一途に受けのヨルネスに恋焦がれて求める姿に思わず応援したくなるんです。

もちろんヨルネスの戸惑いも憤りも分かるのですが、数々のエピソードを知るに付けルーフェン推しになってしまいました。

兼守美行先生のカバー表紙にノックアウトされた事もあり、ヨルネ…

5

金竜帝アルファと初恋の花嫁 小説

かわい恋  兼守美行 

アルファの初恋

兼守先生だったので購入。攻めが可愛く好きだったですが、いつまでも覚えているかと言われるとちょっと自信なかったので萌2より萌にしました。可愛いんですよ、アルファなのに。本編230Pほど+あとがき+兼守先生の挿絵1P。

神官に育てられ神官見習いとなっているヨルネス(15歳)のいる辺境の神殿に、ある日、現皇帝の長子であるルーフェン(10歳)が静養に連れてこられます。本来皇族にあるべき徴がいつまでも…

8

金竜帝アルファと初恋の花嫁 小説

かわい恋  兼守美行 

スパダリ・溺愛攻めがお好きな方に。

兼守さんの描かれた美麗表紙とあらすじを拝見して購入。
かわい恋さんというとスパダリ・溺愛攻めに、人外、そして甘々、というイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのない作品(+オメガバースもの)でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。





皇族のアルファは8歳になるまでに身体に徴が出る。竜の鱗が。
そして姿を竜に変化させることもできる―。

8

将軍様は溺愛中 小説

朝霞月子  兼守美行 

相変わらずのベルさん

シリーズ三作目のこちら。婚活、新婚ときて、ひたすらフィリオを溺愛しています。

ベルさんにはフィリオとエメが傍にいれば満足な人。
今作にはそんな彼の養父ダーイン(良い人)と従兄弟オーボエ(トラブルメーカー)が登場。
キャメロン殿下の出番も多いですが、なかなか二人の時間が取れなくて。
だからなのか(違う)ベルさん三作中で一番喋ってるよ!

ベルさんをシス国へと連れて帰る? 二人はさっさ…

1

純潔の精霊王子とドラゴンとの密やかな誓約 小説

水無月さらら  兼守美行 

兼守美行さんの挿絵が凄く素敵

コロナ禍の自粛期間中に執筆された作品。
後書きから読みました。
構想1年半、書き始めたら、コロナ蔓延で外出自粛となり、
コンサートにも観劇にも行けなかった著者が、宝塚を観劇して気を持ち直して、脱稿できた作品だそうです。
自粛缶詰は、想像力が必要な作家の心を蝕むんですね。

表紙絵が綺麗なので、期待できるファンタジーではないかと思って選びました。
300年生きたドラゴンが魔法使いに眠ら…

1

愛犬志願 小説

宮緒葵  兼守美行 

犬神の様子がおかしい……

とにかく行光が可愛い!さまざまな場面で癒してくれるありがたい存在だったのでまず言っておきたい可愛い。

文章は読みにくい。完全に独自の世界観を作り上げた作品だと空気を作るうえで良い効果を発揮する単語チョイスと文章だと思っていたが、現代ものでも同じように書かれると逆に違和感につながっていた。一文の組み立て方が呼吸に合わない。

受けの旭は聖人君子のようなイイ子。攻めの禍神(犬)はどうにも様子…

1

将軍様は溺愛中 コミコミスタジオ特典小冊子「将軍様は不機嫌中」 グッズ

早く続き読みたい〜

本編幕間のお話でした。

シス国で捕まったクシアラータの貴族達が護送されて来る間の5日間に、ウェルナードの養父とフィリオの3人で街に買い物に行った時のお話でした。

本編でフィリオ視点でサラッと書かれていたので、ウェルナード視点のその時の様子が書かれているこちらの小冊子はとても貴重だと思いつつ読みました。

3人はお土産を買いに行ったのですが、何しろシス国を出てから10年経過しているの…

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将軍様は溺愛中 小説

朝霞月子  兼守美行 

はぁ面白かった

「婚活中」「新婚中」がとても面白くて、今回の続編もとても楽しみにしていました。

そして2段組の大ボリュームでも、あっという間で物足りないと思うほどでした。

もう相変わらずウェルナードがフィリオしか見ていなくて、優先度はフィリオ一択という小気味良さです。

今回はシス国のウェルナードの養父や血の繋がらない従兄弟が登場して一悶着あったり、前回の残党がまだ諦めていなかったり、ウェルナード…

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