梨とりこさんのレビュー一覧

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

実はシンプルな話

ヤンデレっていうんですかねぇ……これ。
うーん、病んでるっていうより
清々しいほどのシンプルな行動原理。

ホラーとして読むべきなのか?
それともいっそ笑うべきなのか?って感じですね。
喰らっちゃいますか、はぁ!


宮緒さんのとんでも変態ぶりはわかっていたつもりですが
達幸のあまりに駄犬ぶりに、呆れながら読んでいました。
あーちゃんのいい犬になりたいなら、ちゃんと言うことき…

5

恋―La saison d’amour 小説

  梨とりこ 

読みやすーい

春夏秋冬、4部構成です。
一つのお話がしっかり区切られているので、とにかく読みやすい。
私自身、小説はじっくりじっくり読んでしまって、結局ぶった切っちゃうことも多いのでとても、読みやすく好きな作品です。

またまた、挿絵もいいんですよね!これが!透明感のある素敵な挿絵です。
この本も完全に表紙買いでした。

受けの切ない思いが痛いほど伝わってきましたよ...切ない、、、けど、ハッ…

4

斜光線~人肌の秘めごと~ 小説

沙野風結子  梨とりこ 

痛いのが心地よい

初読後は1年ごとに読み返しているのですが、いつ読んでも好きだと思う作品です。読み始めるとすぐ作品世界に引きこまれるのですよね。

攻の塔野相手に、心はどこまでも対等であろうとする受の和叉が非常に好ましいです。生真面目で冷静で頑張り屋さんの和叉は細くて美しくて、しなやかに強い絹糸のようだと思います。野性的で俺様な塔野は炎のように熱く激しいようでいて、触れると凍えるように冷たい感じがする人だと思い…

2

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

どこまでいっちゃうのかハラハラ

渇仰がすごくよかったので、続編も。今回は、「そこまでしなくても‥
」の連続。達幸の、明良に対する執着が、もういっそ怖かった。

明良が、他の男としゃべったり、名前を呼んだりしてだけでもうアウト。ずっとあーちゃん、あーちゃん、あーちゃん。

前回同様、エロがエロくて満足です。というか、今回は、前回に輪をかけて中出しの回数が増えてました。明良、大丈夫?と心配してしまうほど。純粋に、…

1

渇仰 小説

宮緒葵  梨とりこ 

犬ものです!!

犬、好きです!!ワンコ攻め。しかも序盤から無理矢理設定満載で攻めまくります。最初はツッコミどころ満載でしたが、だんだんと私も忠犬、達幸のペースにはまっていっちゃいました。達幸が、明良ひとすじ。明良のために俳優をして、金を稼いでマンションを買って、調度品をそろえて、って。さすがに、達幸ガンバレって応援したくなりますよ、あれは。

それにしても、達幸の絶倫ぷりはすごい。明良、よくあの達幸を恋人…

2

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

くるくる回って元に戻る

カバーイラストの絵が幻想的で素敵だったので手に取りました。
走馬灯なんですね。
記憶に残る思い出も記憶の彼方になってしまった思い出も。
死に瀕したときにくるくると廻るように目の前に現れるというアレ…。
そんな束井の思い出の多くはどれも永見が関わっているような気がします。

ストーリー展開が、現在の話が進む中、子供の頃から今に至る回想が挟まれて事件が起きるまでの流れになっているのが、走馬…

3

祈り 小説

綺月陣  梨とりこ 

その後を妄想する

暴力的で病んでるけどこう言うのが好きだ。
薫への行為はどれも痛々しいけど。(ゾネさんとの行為を除き)

一番は全裸で足を曲げたままガムテープで縛られて薬を使われるシーンですかね。下衆ってこういう事を言うですかね。

茶髪のロン毛のノラさんが残念。梨とりこ先生のイラストではめっちゃ好みだったんで。

ゾネさんとのその後をもう少し読みたいと思ったので、その後を妄想します。

大阪に引…

0

渇命 小説

宮緒葵  梨とりこ 

アイモカワラズ

ぶっ飛びすぎて評価を「笑」にしたい(゚∀゚)アヒャ
まともな作品だと思って読まなければ存外楽しい一冊かもしれません。
前作も、「犬になりたい」願望むき出しの攻。
大好きな大好きな大好きな、あーちゃんの犬になることを渇望し。
大好きなあーちゃんの為に。あーちゃんあーちゃん。
な一冊だったわけですが
どうやら両想いになったらなったで、見境がなくなるんだなというな。
エロス多めで個人的には…

4

傷だらけの恋情 小説

火崎勇  梨とりこ 

挿絵のスーツ姿が(*´Д`)

他の方のレビューを読ませていただいて購入。
笹子がひたすら好きです。
あのスーツ姿は亮司でなくとも格好良いし惚れてまう(*´Д`)
いつも読んでるような設定のものなんだけど、攻めも受けもちょっと違ってて、
個人的にはすごく楽しかった。(BLまだそんなに読んでないので)
笹子にも御山にもすごい子供扱いされる亮司にちょっと違和感感じたけど、それだけ可愛いんだろうなと。
その辺はコミコミ特典…

7

ファンタスマゴリアの夜 小説

砂原糖子  梨とりこ 

phantasmagoria

↑だったのね・・・姐さん方と同じく「なんやソレ?」と。
さっさと辞書でも見りゃいいのに本編にその言葉が出てくるまで、ファンタとスマゴリアか?いやいやファンタスとマゴリアかもしれん、とか文節どこで切るのかなぁなどとダラダラ思っておりました。アホでした・・・

全編通して湿り気を感じます。しっぽり・しっとりという余裕のある感じでなく、読んでいる自分までじめじめヒタヒタ湿気に浸っているようでした。…

4
PAGE TOP