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歩田川和果
ふばば
ネタバレ
短編集。 私はどれもすごく好きでした!良作揃い。 「友人関係」 読み進めていく過程で、この「友人」和久井の方もバカな奴だと思うんです。 はじめにフったくせに、恋人のできない相原にちょっかいを出し続けて。 でも和久井の行動原理と相原の幼さが見えて来る過程で、物語が反転するような感覚。 フラれて宙ぶらりんな待ちに入ったのは和久井の方…わかりづらくなったのは一種の自業自得? 短いのに複…
「しあわせのはなし」おまけペーパーとなります。 大きさはハガキ大。モノクロ印刷。 以下、内容となります。 ↓↓↓↓ 「もしも 俺がスーパー攻様だったら」 …というテイでの環の放言です。 環「今日からおまえ達兄弟の主人は俺だ」 「おまえ達から仕事を取り上げるぐらいのことは簡単にできる せいぜい俺の機嫌を損ねないように俺に奉仕しろ」 無表情で聞く有働家三…
「ねくたいや」のスピンオフ作品。 あのお邪魔虫の「環」の物語。 「ねくたいや」を未読でも大丈夫だと思いますが、私は順序通り読みましたのでそれ前提のレビューです。 「ねくたいや」はネクタイ屋さんって珍しい、と思ったんだけど、環の実家がテーラーさんなんですよね。BLとテーラーの親和性! で、本作の設定ってかなりシリアスでドロドロしてると思うのです。 だけど、描き方で少し抜け感のようなもの…
観念的作品が多いような先生ですが、本作は随分と「BL」してる! 主人公たちは、元々同僚。 百貨店の紳士売り場でのスーツ担当の永瀬、と。 ネクタイ担当の有働。 有働は、実家がネクタイ職人のおうちで自分もネクタイ大好きのネクタイフェチ。 で、数年間デパート勤めして、自分の「ねくたいや」をオープンしました… …という設定。 永瀬と有働は男だらけの合コンで鉢合わせ。お互いゲイとわかりまし…
レビューも多いので感想だけ。 普段は片方が不誠実なのはキライ。でも本作は「こんな2人もアリなのかもねぇ…」。 この受け(陽生)。 普通に考えれば「絶対ヤダ」と言いたくなる。 だって浮気も二股三股も当たり前。 その上、この攻め(巧)。 自分が付き合った1ヶ月ですぐに裏切られ、なのに別れた後もしょっちゅう会って、たまにセックスもする友人関係を10年続け。 巧は年下で、陽生とのHが…
1冊通しての長編。 主人公はサラリーマン1年生の羽多野。 ゲイで、6年越しの恋人がいる。けど徹底してクローゼット。 そんな羽多野が新人の初仕事として「お花見の場所取り」を命じられ、その場所で中学の同級生と再会する… …という冒頭から。 この同級生・城崎の登場で、羽多野の失恋経験と、その事に因るのかどうかの羽多野のネガティブ思考が炙り出されて。 しかも、城崎は今。 羽多野の失恋…
BLコミックスとしては珍しい設定。 「長唄教室」です。 ふじむすめ、とは長唄の曲名なんです。 主人公は、偶然長唄を習うことになったど真面目なサラリーマン・杉森(29)。 教室の仲間は全員杉森より年下で、年寄りの趣味、という雰囲気は全くありません。 先生は、竜市(26)。 先輩生徒は、竜市の年下の幼馴染み・斗馬(20)と、作家だという楓(26)。 彼らは杉森が今までに出会ったことの…
1冊全部使っての長編。 一途な片想い、を歩田川和果が料理するとこうなる。 他にないタイプの作品。 だから好き。 主人公は、大学生の英太。 同級生の佳久と学部も取ってる講義も違うのに、学内での遭遇率ったら。 だってそれは。 英太が佳久が好きで。 寄せていってるわけです。良く言うと。つまりストーカーちっく。 とはいえ周囲も気づかないさりげなさ。だから。 当然本人にも伝わってない…
表題の「エディドヤ」に関わる3作品と、全く別の2作品収録の短編集。 「バテシバ」 表題作関連の1作目。 バテシバとは、旧約聖書に出てくる女性の名前。 その「バテシバ」のお題で風景画を描く男と隣人の大学生の物語。 先達さま方のレビュー通り、観念的というか純文学的で、特にBL展開も起承転結も無い。空気感と雰囲気。 「アブサロムの沈黙」 幼馴染の両片想いを步田川和果が料理すると… …
誰
いつも思うんですよ 大っぴらにできない恋愛や 隠し通さなきゃいけない恋愛って そこに本当の恋や愛があるのかな?って ただ寂しいを埋めあうために身体を開いて重なりあって その部分だけでも繋がっていたいって思う瞬間のどこに 愛だ恋だ が存在するのかなって? だって 誰だってひとりは寂しいよ?でもさ それと色恋関係… いかん 変な水掛け論になってくるわ んふふ 不倫もの…