歩田川和果さんのレビュー一覧

しあわせのはなし コミック

歩田川和果 

24年間の片思いは想像もつかない

「ねくたいや」のスピンオフに当たるこちら、早速読みました。
前作で出てきた有働家次男 友久の元セフレの環と有働家長男 佳久のお話です。
この2人出会いは6歳、その時に環は佳久に一目惚れして3度も告白してはフラれを繰り返してたけど、21歳の時に性欲解消やら気持ちの紛らわせやらで友久とセフレ関係に。
2度目の時に佳久にバレて包丁で身体を切り付けられたんだって。
環服脱いだらすごい傷跡なんよ、炭…

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ねくたいや コミック

歩田川和果 

好きなタイプのツンデレ受け

Kindle Unlimitedで初めて知った作者さん。
ネクタイ専門店を開業している有働さんと元同僚の永瀬さんのお話です。
タイトルだけだと何の話かわかんないし特別そそられなかったけど、この作者さんのお話は読みやすいし読後感がよい。

百貨店の紳士服売り場に勤務していた2人。実は2人共ゲイでお互いに気があるけど、社内恋愛は避けたいと有働に振られてしまう永瀬。
その後自分のお店を開業する…

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しあわせのはなし コミック

歩田川和果 

『ねくたいや』と共に神作品!

元作品の『ねくたいや』の主役カプを困らせていた環くんと本命くんとの物語。
いやーーー。更に更に深い感動作です。
環くんが幼少期からずっとずっと想っていた幼馴染の弟くんと関係を持ってしまった理由やいきさつが丁寧に描かれていて、納得しましたし、深く共感しました。
全ての登場人物のセリフ、モノローグが深い!
そして、この作品も歩田川先生の手書きのセリフに癒される〜。
こちらもとても切ない物語で…

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ねくたいや コミック

歩田川和果 

素晴らしく深いストーリー!!!

こちらのサイトの好きなレビューアーさんが神⭐︎評価されていたので読みたくなりました。
1年半前に購入して読まずにしまい込んでいたのを思い出し未読のBLコミックの山から探し出す。
その時はア◯ゾンさんのレビューを拝見して購入していました。
レビュー通りの素晴らしい作品で大感動!!!
せつないストーリーですが、読んでいて辛くならない。歩田川先生の独特の柔らかく優しい線と描写、手書きのモノローグ…

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しんめんもく コミック

歩田川和果 

人形師と人形

人形師と、その人形の関係を描いたファンタジー。
人形師の葵は、自分が作った人形と話ができる。葵には人形達がまるで人間のように見えて。。
というファンタジー作品。

葵のところには小売りをしている青年が出入りしていて、抑えた性格だがちょっとセンスがありそうでなかなか良いキャラなのですが、こっちとはくっつかないんですよね。
あくまでも人形、ゆいとの関係とHがフィーチャーされています。
ちょ…

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水よりも透明で豊か コミック

歩田川和果 

恋のはじまりのお話

駅のホームで、知らない男に抱きしめられた二三(ふみ)。
二三でなくてもそんな事態になったらパニックを起こすと思うのですが、その知らない男はキスしようとしてきて、この後ホテルに行かない?とまで言う。
この段階でかなり普通では無いのですが、「俺は二三のお父さんと付き合ってた。何度浮気されたか」などと騙るのでした。いきなり衝撃の展開です。
ネタバレで恐縮ですが、この人は二三のお父さんが学生の時に、…

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しあわせのはなし コミック

歩田川和果 

合体

お互い矢印ははっきり向いてるのにわざわざ面倒臭くしてる人達、そのせいで流血騒ぎまで起こしてます。

こういう家族経営のテーラーとか本当に数が少ないんでしょうね、時代設定はいつなのでしょうか。

何にしろこういうイヤイヤ言いながら本当はされたいメガネ受大好きです、攻めは強引に責めて欲しい。

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しあわせのはなし コミック

歩田川和果 

ちょっとにべもなさすぎるかも。。

これはもしかしてスピンオフ?という雰囲気が漂っていますが、最後の方でねくたいやが出てくるまでピンときてなかった。
でも、関連作品を知らなくてもこれで1冊独立したお話になっています。

ねくたいやの跡取り、佳久と、仕立屋の跡取り、環の組み合わせ。
幼い頃に一目惚れし、ずっと好きだとアピールし続ける環。でも佳久はとりあわずにべもない。
ギャグっぽいテイストでは全然ないので、挑んでも全く相手に…

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歩道橋 コミック

歩田川和果 

同人誌を集めた電子版単行本

同人誌作品6作を1冊にまとめた電子単行本。
商業作品で目についたセフレとか浮気とかの設定は無くて、ゲイである事を隠していたりの「葛藤」ものが目立つ。

「歩道橋」
主人公はゲイバレを非常に恐れている大学生。
高校時代付き合っていた相手にまた付き合ってほしいと告白されるが。
好きなのにバレる恐怖ばかりが勝ってしまう彼の心がつらい。
でも大丈夫そうなエンディングだから、ただただ踏ん張れよ…

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友人関係 コミック

歩田川和果 

短いけど重量感を感じる短編集

短編集。
私はどれもすごく好きでした!良作揃い。

「友人関係」
読み進めていく過程で、この「友人」和久井の方もバカな奴だと思うんです。
はじめにフったくせに、恋人のできない相原にちょっかいを出し続けて。
でも和久井の行動原理と相原の幼さが見えて来る過程で、物語が反転するような感覚。
フラれて宙ぶらりんな待ちに入ったのは和久井の方…わかりづらくなったのは一種の自業自得?
短いのに複…

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