御堂なな子さんのレビュー一覧

うそつきなジェントル 小説

御堂なな子  高星麻子 

年下攻めの一途さと独善さは紙一重だな

ホームステイ先で家庭教師をしていた先の、年下の伯爵家の嫡男に対して芽生えていた恋心を押し隠して日本へ帰国した遥人。
七年後に高校教師となった遥人をイギリスのパブリックスクールに呼び寄せたのは、彼がその当時に身を引いた元教え子のアッシュだった…。

今回の御堂さんの話は年下攻め。
15歳の頃のアッシュは身体だけ大きくなっても内心はまだ子供なんだなって自覚を持っていて、初恋の人への想いが一途で…

0

いとしい背中 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

ごめんなさい…

初読みの作家さまでしたが、こちらでの評価が高かったことと麻々原さんの挿絵にひかれて購入してみました。

いや、ホントごめんなさい。全然ツボに入りませんでした…。

テーラーである祖父に憧れ、今はテーラー見習いの名生(受け)。
祖父が体調を崩し入院したため、その祖父に頼まれて店に戻っていた時にたまたま客として来店した紀藤(攻め)。

すでに父は他界し、小さい頃に父に遊んでもらったあいま…

9

いとしい背中 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

すごく良かった

今まで読んだ御堂さんの著作の中では一番好きだと思った作品です。
自分が歳の差カップルが大好きなので、そのひいき目も入っているとは思うのですが、最初から最後まで楽しめて読み終わるのが惜しかったです。歳の差カップルが好きな人にすっごくオススメしたいです。

これは受けが背中フェチという珍しい設定です。ゲイじゃないけど男の人の背中が大好きという名生。その背中が好きというのも、小さい頃に今はもういな…

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王様社長は独占する 小説

御堂なな子  桜城やや 

独占欲の強い実業家×男前なナンバーワンホスト

六本木のホストクラブでオーナー兼No. 1ホストを務めているリョウ(受け)は、店を立ち上げる際に共同出資者となった実業家・國見(攻め)と愛人契約を結んでいる。出資金の返済が終わるまで、という約束での愛人契約だったが、甘やかされてもプライドが邪魔をして素直になれない。そんな折、対等な立場で結んだと思っていた出資と愛人契約に、ある裏の事情があったことを知ってしまい、激怒したリョウは契約の解除を申し出る…

3

戀のいろは 小説

御堂なな子  テクノサマタ 

まって( ; ; )ごめんなさい八重邪魔です地雷です!

辛辣なコメ失礼します。。

趣味じゃない!ではあるんですが、私不憫受けめちゃくちゃ好きで、途中までは良かったんです。萌えツボピンポイントだったのですが。。
受けの扱いが酷ければ酷いほど、幸せになった時に萌えるので、最初攻めが傲慢で俺様鬼畜だったのに、受けの可愛さに絆されていく過程がとっても好きです。本当に!
ちなみに体格差もいい感じでした。
しかし他の方がおっしゃるように、ご都合展開も多…

2

あまやかな指先 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

シャトーオーナー×日本酒酒造の跡取り息子

日本酒の酒造の跡取り息子である大学生の受けは、蔵人や家族とともにフランスのワイナリーを訪れた。ワインが苦手な受けは、匂いに酔ってフラフラになっているところをシャトーのオーナーである攻めに助けられ、その縁で攻めの開催している試飲会に自分のところの日本酒を出品させてもらうことになる。試飲会に参加し、攻めの葡萄作りを手伝ったりしているうちに、どんどん攻めに惹かれていく受け。攻めからも想いを告げられ両想い…

2

あまやかな指先 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

ワインを熟成させるように、恋を育てる

新潟の蔵元の跡取り息子春哉は、研修を兼ねた社員旅行で訪れたボルドーで
日本人オーナーの葛城と出会い、酒を通じて近づいていき
やがて互いに離れられない思いを抱く……。


ワインは苦手で、日本酒を世界に広めたいと思っている春哉、
若さゆえの未熟さは見えるが、まっすぐで健気な20歳。
一方の葛城は、それなりの地位を築き上げている30歳。
容姿端麗、ワインと自らの葡萄畑をこよなく愛し

2

あまやかな指先 小説

御堂なな子  麻々原絵里依 

芳醇なボルドーワインが取り持つ恋物語

あらすじ:
蔵元の跡取りで大学生の春哉(受け)は、フランスのワイン工場見学中、シャトーオーナーの葛城(攻め)と知り合う。
シャトーの試飲会で実家の酒を紹介してもらうことが決まり、春哉が案内役を務めることになり…

ワイン好きには堪らない?フランスワインの産地ボルドーを舞台とした一冊。
春哉の目を通して描かれるワイン造りの工程は楽しく、ワインと日本酒の異文化交流も興味深いです。

春哉…

4

恋は銀幕に踊る 小説

御堂なな子  亜樹良のりかず 

エロ親父っぽい

こういうセクハラ・パワハラと言っても過言ではない肉体関係から始まる淫靡な感じの恋愛モノはあまり好みではないのですが、このお話は攻のケイが笑っちゃうぐらい完璧でダンディで、かつエロ親父(とても34歳とは思えない)で、それなりに楽しめました。

普通のシーンでもセリフがいちいちハー●クインっぽくて(勝手なイメージ)、こんな人が上司だったら困っちゃいそうです。受の倉木も冒頭こそ凡庸な映画好きのサラリ…

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Libre Premium 2013 BLUE OCEAN グッズ

コミック32作品、小説9作品!

2013年11月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本。同時に「Libre Premium 2013 WHITE SNOW」も発売されています。あちらは雪の中の表紙ですが、こちらは爽やかな浜辺での二人の表紙です。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編41作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、既読コミックや小説…

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