葛西リカコさんのレビュー一覧

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

続けて三回読みました!

とにかく暗~い主人公。
途中でなんとも恐ろしい夢まで見ちゃいますし。
なのに、読み進めば進むほど、とにかく愛しいのなんの。

後から前作の「夜明けには優しいキスを」を読みました。
すると、あっ!と思うエピソードというか、二作の繋がりが…!
思わず二回も読み返し、短期間で三回読んでいました。

大人でお茶目な相手の男といい、働く店の親子といい、野良猫ちゃんといい、元彼とのエピソードと…

5

愛しの官能小説家 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

気をつけよう。思いこみ!

タイトルからして、コミカルかな?と思って購入したのですが、
予想外にも、結構シリアス部分も多かったように思います。
(根本は、コミカルの流れがあるとは思います。)

ずっと片思いをしていると思っている男と
両思いで、もう付き合っていると思っている男のお話です。
その2人のすれ違いと楽しみつつ、
その誤解が解ける瞬間を待ち遠しく読める本かと思います。

元検事で、官能小説家の藤沢が…

1

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

手に入れてよかったです。

大きさもあり、厚さもありで読みやすく凄く満足です。
まだ、本編を読んでいないものが多々ございますので、読みたかったのもだけ3本。
これが読みたかったので応募しました!
まずは樋口美沙緒先生『狗神の花嫁』。
本編のあとの日常のひとこまを藤目線で書いたお話です。過保護になりすぎた狗神がつまらないことで比呂と喧嘩するのですが、犬も食わない夫婦喧嘩に付き合わされる藤です。相変わらず仲の良い2人が読…

5

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

父親になるということ

本編を読んでいる時から、登場人物の中で一番インパクトの強かった葉鳥。
すごく好きなキャラだったので、嬉しい外伝です!

『名もなき花は』は、葉鳥が新藤の正式な愛人になった時の話。
本編では殆ど触れられてなかった、新藤の妻の美津香が登場します。

まだ愛人候補生だった葉鳥は、新藤に美津香とのディナーのお相手を命じられます。
その出先で美津香は不良たちとトラブルを起こし、
美津香のボデ…

4

愛しの官能小説家 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

どちらが1番酷い男かな

元先輩検事で官能小説家の攻め様と後輩の現役検事との擦れ違いラブなのです。
すれ違いもここまで来ると憐れになってくるような展開で、お互いに相思相愛なのに
自分だけが片思いしていると思い込んでしまっている。
特に受け様がその傾向が強くて、受け様の知らないところで攻め様は二人は既に
付き合っていると思い込んでいる。

なれ初め的には先輩後輩検事として2年前まで共に事件を担当していたが、
攻…

7

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

忍子は

自分を愛しきれない自分が嫌い。

忍は、ちゃんと自己認識しているので、変われるものなら変わりたいけど、そう簡単にはいかなくて、でも確実に変わっていっている自分というものも知っていて、
とにかく、
人間なんて、そうそう簡単な、一面的なものじゃない。
それでも、ただ一つ、新藤のそばにさえいられたら、
それだけが、
それだけで。

ダブルバインド本編では、登場キャラクターの彩りのバラン…

6

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

ほろ苦い甘さの作品

スピンオフですが、前作は未読です。
世界と自分との隔絶は、誰でも多少感じたことがあるだろうと思います。そんな気持ちを常に重く抱えた主人公が、たった一つあたたかい居場所を探し求める物語です。
受けである主人公の気持ちが丁寧に繊細に描写されており、ヤクザが登場する作品に多い鋭い雰囲気はありません。読んだ後、自分も誰かに優しくしたくなるような、そんなあたたかみのある作品だと思います。表紙や挿絵も内容…

4

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甘い水目当てで入手

『甘い水2』本編後のショート。

寮部屋での平和なイチャイチャが読めます。

本編ラストの温泉で
遠藤がオイルマッサージも気持ちよさそうだよな~(健康的な意味で)と言ったのを聞き逃さなかった神宮寺。

ハンズの売場でアロマオイルを(いかがわしい目的で)黙々と物色する彼を想像すると笑えます(笑)

そんなムッツリな神宮寺を遠藤がヒイヒイ言わせてやろうとする…

『甘い水』の冒頭…

1

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

全ての謎が明らかに

三巻の最後はとんでもない所で終わったので、気になって悶えました(笑)
そしてとうとう最終巻です!

葉鳥が餓死事件の犯人を見つけ、一人で追っている事を知った新藤と瀬名。
一方上條も、行方不明になった祥が犯人を追っていると確信しており、
三人は一緒に葉鳥と祥を追い、犯人に辿り着きます。
そして、そこで三人を出迎えたのは、上條の予想していた人物だった・・・

事件に関する色々な伏線がこ…

4

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

ますます盛り上がってきました!

さてさて、三巻目となりいよいよ複雑になってきました。
色々な事が同時に進行し、絡み合ってきました。もうちょっとで全容が見えそうな・・・

三人目の行方不明者の吾妻の情報が殆ど掴めないまま、
羽鳥は最後の犠牲者となるであろう光田をつきとめ、監視を始めます。
一方上條は、捜査は殆ど進まない中、
偶然に野々村美久が自殺未遂をした過去と関わりをもちますが・・・
なんかただの自殺未遂ではないみ…

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