葛西リカコさんのレビュー一覧

Chara Collection EXTRA 2012 グッズ

いろいろ読めて楽しかった。

読みたい作家さんが書いてたので全サの応募してみました。
気になった作品の感想をいくつか。

「熱い日々」秀香穂里
原作?は読んだことないんですが、今回の読んだだけでもなんだかとても面白かったです。
ツンデレというか美人系の仕事のできる姉さん受と大型ワンコのような攻。
別の仕事が入ったからと一緒にするはずだった取材旅行に出られなくなった2人。
攻は別の人物と現地へ向かって仕事を。
受…

1

ラ・テンペスタ 小説

水原とほる  葛西リカコ 

狂犬に愛された天使

思わずタイトルの絵画をググってしまいました。
確かに美しい。
こういったことを話に盛り込めるのがすごいと思います。

攻め様が登場したときから少し様子がおかしいです。
坊ちゃんに対して、偉そうな態度、そしてちらちら見え隠れする執着w

受けの孝義はいい子ですね。やはり生まれが組長の息子なのでいろいろと苦労することもあったのでしょう。ゲイですし。これからも苦労することが多々あると思いま…

3

閉じ込める男 小説

秀香穂里  葛西リカコ 

寂しさと共に育った執着が萌えです

執着愛!いいですね~素敵ですね、萌えます!
同じ施設で育った二人、共に寂しく愛されることを願った二人が互いの存在で
癒され、一生傍にいることを子供ながらに強く求め強く誓う。
そして二人は施設を出て自立する。
もちろん、二人で暮らす為に施設にいた頃から二人でお金をコツコツ貯めての自立。

幼い時から共にいて、攻めになる智貴は子供の頃の大好きから次第に全てが欲しいと
思う愛欲込の思いが育…

2

閉じ込める男 小説

秀香穂里  葛西リカコ 

怖いくらいの執着依存

互いに親から捨てられたり、亡くしたりして施設で育った二人が見せる愛の形。
ずっとずっと一緒だから気がつかなかったモノが、転機の訪れと共に変化する時。
そんな場面を描いた作品は、攻めの激しい執着に病的なものを感じるのではありますが、彼等の年齢設定が20歳ということで、これから彼等が新たな関係を築いていく為の物語でもあるのだな、と感じるのです。

両親の心中で親戚をたらい回しされた挙句施設に連…

3

閉じ込める男 小説

秀香穂里  葛西リカコ 

ちょっと病んでる甘い執着愛

「狂気を孕む束縛愛」とのあらすじに偽りはないが、
攻がヤンデレor鬼畜だったり、
愛情が一方的だったりということはありません。
幼い頃から親密すぎるほど親密だった二人が、
ふと攻が露にした独占欲をきっかけに互いへの想いを自覚。
瞬発的な情動でなく、一緒に過ごしてきた濃密な時間や
互いを大切に思う気持ちの延長に身体関係がある感じで、
狂気よりも、一途で大きな愛が伝わってくる甘いお話でし…

7

愛のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

読み応え100%の闘牛BL第2弾!!

この作品も前作と同様、『闘牛本・味付けはBL風味で』と言っていい程に、今回も熱い闘牛との死闘の戦いの描かれ方は、他では類をみない程の臨場感・躍動感に溢れています!

マタドールの挿絵って、他社で出ている『神に弄ばれた恋 ~Andalucia~』で朝南かつみさんがあまりに素晴らしく、いったい誰がこの華藤さんの熱い思いが多分に注がれた濃~い闘牛の世界と、ドラマティックに展開していく読ませるストーリ…

8

裸のマタドール 購入特典書き下ろしペーパー グッズ

幸せな二人が、ダダ漏れ!

A4サイズのペーパーでした。

私の持っているペーパー類はB5のモノが大半だったので、今までB5サイズのファイルを使用し、ちょっと大きい物は折るなりしてファイリングするかA4クリアファイルにて保管してことたりていたのですが、このペーパーが届いていい加減、観念してA4ファイルを買いました。
やっぱり買って良かった!

この二人の本編その後の甘い様子や覗いてみたかったレジェスの心の中が、闘牛…

1

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

社会不適合者を懐柔する楽しみ

施設育ちで元ヤクザのパン屋×リストラ3度目の根暗な社会不適合者。

早くに両親を事故でなくし、引き取り先の親戚から虐待を受け、自身も恋人へのDV経験を持ち、怖くなって自分から別れたものの心の底では常に人の温もりを欲しているやさぐれた野良猫のような受けキャラと、
そんな彼が、昔自分のせいで死んだ仲間に似てることから放っておけず強引にパン屋のバイトに起用した攻めが、
ポッカリ開いた互いの心を埋…

3

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

光と影と……

次に生まれてくるなら黒い牛になって
お前に殺されたい――

前作「愛のマタドール」同様、美麗な葛西さんの挿絵にウットリし
迫力の闘牛シーンに魅せられる本作。
前作は「神父問題」が気になってしまったというのもあるのだが、
内容的な好みとしては、本作の方がずっと好きだった。

主人公の理央がいい。
ビッチと呼ばれ、華奢な肢体で色物と言われる派手な闘牛をする彼の
心の中の一途な真実。…

11

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

闘牛の奥深い哲学をあらためて知りました。

前作、『愛のマタドール』がとても良かったので、
新刊チェックで今作のタイトルを目にした時から、
前作の関連作だと思い、ぜひとも購入したいと思っていました。
発売にあたって特典ペーパーが付くということで、予約して購入しました。

前作の『愛のマタドール』では独特の空気感が強烈に漂ってきた
印象のある作品でしたが、前作を読んだ時と比べて今作は随分と
優しい感じの雰囲気が、読んでいて伝わっ…

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