葛西リカコさんのレビュー一覧

ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

2つめ

前巻同様、丸ごと一冊ひとつのストーリー。

殺人事件に関して、少しずつ展開していきますが
「祥」の多重人格がまたストーリーに面白さを
加算しているように思いました。

この作品は、2組のカップル、計4人の人物像に
面白みがあるのはもちろんですが、
「祥」をはじめとして周りの人物も楽しめますね。
新藤さんの周りに居る舎弟達と葉鳥くんの会話なんかも
時々出てくるのですが、クスッと笑…

0

ダブル・バインド 小説

英田サキ  葛西リカコ 

序章

まるごと一冊ひとつのストーリー。

1つのお話に2つのカップルが出てきました。

上條といい瀬名といい・・・BLとして好みのタイプでした♪
受け様も攻め様もこういう会話をしてほしい!みたいなのって
やっぱりあったりしますよね?無いですか?有りますよね!?w
それがバッチリハマっている感じで(*^^*)
もちろん新藤さんも葉鳥くんも・・・イイ感じでした。

ストーリーの方は・・・…

2

好きになるはずがない 小説

椎崎夕  葛西リカコ 

攻め様が素敵

椎崎夕さん初読み&表紙買いしました(*´∀`*)

受け様は会社ではもっさい感じに収まっていて
外ではかなりの遊び人で女の子なんて付き合ってもすぐ別れちゃうような
半端な男ですが、まあ綺麗系ですよねw

攻め様は会社では仕事もできるし厳しい感じの人で
周りからは遠目に見られてる感じ
外では当たりのいい素敵な方で、個人的には攻め様に萌えちゃいます
受け様の遊び人設定はちょっと自分的…

3

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

執着は不安の裏返し

スピンオフ作品ということを全く知らずに、大好きな凪良先生と葛西先生のタッグ作品ということで購入させていただきました。

あらすじを読んだだけでも、なんとも一筋縄では行かなそうだなと…思いつつ読み始めたのですが、受けの執着が強すぎる!と何度もページをめくる手を止めてしまいました。
しかし、それも最初のうちだけ。
時間をかけつつも作品の世界に入り込むと、加瀬さんや阿木さんの抱えている暗い過去や…

2

ダブル・バインド外伝 アウトフェイス 小説

英田サキ  葛西リカコ 

自虐からの成長

『ダブル・バインド』の番外編。
本編にも登場していました、新藤×葉鳥カップルのお話です。
過去編『名もなき花は』と現在編の『アウトフェイス』の、二本収録。


攻めの新藤は『名もなき〜』では東誠会幹部で結婚したばかり。
『アウト〜』では三代目東誠会会長となっています。

受けの葉鳥は新藤の妻公認の愛人。
新藤に汚濁の中から救われたことで、新藤に心酔しています。
『名もなき〜』で…

1

クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

どうなることかと…

久しぶりに小説を読もうと、表紙買いしました。
華藤先生の作品を読むのは初めてだったのですが、外国が舞台の作品にもかかわらず、
イメージがしやすい描写の仕方だと思いました。

話の内容がシビアだったので最後まで読むのに時間がかかるかと思ったのですが、一度読み始めたら一気に物語の世界観に引き込まれてしまい読み切ってしまいました。

しかし、メインキャラクターの性格の芯は掴めても、場面が変わ…

5

ダブル・バインド(4) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

無理に大団円にし過ぎ

『ダブル・バインド』四巻です。
やっとラストですね。
前巻で葉鳥がピンチになったところからのスタートです。

全巻通して、視点が上條であったり瀬名であったりと色々な人物に飛びますが、驚くほど「今って誰目線?」と迷うことがなく、英田さんてやっぱりうまいんだなあと素直に感じました。

ただ、事件内容自体は猟奇的なんですがおどろおどろしさがなく、英田さんの文体により妙に清々しくなってしまって…

4

ダブル・バインド(3) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

葉鳥が楽しめる一冊

『ダブル・バインド』三巻です。
この巻では事件自体の進みより、葉鳥にクローズアップされていた節があります。
表紙も葉鳥たちですしね。

変わらず、刑事の上條×カウンセラーの瀬名、そしてもう一カップルが、暴力団の新藤×愛人の葉鳥です。

パイプ椅子に詫びを入れてしまう辺りが相変わらず上條は最高で、この巻でも事件の暗さを緩和してくれています。
瀬名との関係についても、行き着く先に行き着い…

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クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

雰囲気は良いけれど……

ナチス政権下のドイツ。
伯爵家の専属弁護士イザークは、次期当主の生き別れの弟・清春を探しパリへ。東洋の血をひく男娼・ルカを清春とみとめ、連れ帰る。
しかし、実はルカは、伯爵家乗っ取りを狙うロシアンマフィアが送り込んだ偽物。そのことに薄々気付きながらも、イザークはルカの無垢な心の美しさに惹かれていき…。


寒々しくも美しいドイツの空の下、敵同士が秘密の恋に落ち、互いの荒んだ心を癒し…とい…

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ダブル・バインド(2) 小説

英田サキ  葛西リカコ 

続きを買ってから読むべし!

『ダブル・バインド』の第二巻です。
わたしシリーズものはドンと一度に買いたい派なのですが、英田さんの作品には相性的にまだまだ掴みきれないので、まず二巻まで購入していました。
が、後悔しましたよー。
もう、二巻読後すぐに続きを注文しました。

受けは学生時代後輩だった瀬名、攻めは捜査一課の刑事・上條。
そこに他カップルの、東誠会若頭の新藤(攻)とその愛人・葉鳥(受)が絡んできます。

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