葛西リカコさんのレビュー一覧

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

とにかく口絵一枚目に感動しました

(繰り返し読みなおし、16/12/30に加筆)
美しい彼の続編が刊行されるとのお知らせを目にした時は、幻視かな?と思ったほど嬉しすぎました。

【口絵】
なんといっても、一枚目の口絵を目にした途端、感動感激!
一糸まとわぬ絡みの口絵なのですが、透明感があっておそろしいほどに純潔。
絡み絵で興奮することはあれど、感動したことは滅多にないです。
この絡みの口絵での、平良の目線が輝かしく美…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

愛おしい彼…!

凪良ゆう先生 「憎らしい彼」読了
読み終えて、神よ…こんなにぴったりする2人は本当に世の中に居るのかな…と思った。冷たくて何にも興味なさそうな清居と、小さい頃から吃音を持っていつも底側の人間である平良。何の交点もないはずなお二人が出会って…そして恋に落ちた。
・愛おしい清居。
前作に平良心中の清居の象徴として登場したアヒル隊長は今作では実物化になったことがすごくうれしかった。恋人にな…

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「憎らしい彼」アマゾン限定ペーパー 熱烈な告白のようなもの グッズ

清居と平良の関係について

本品は『憎らしい彼〜美しい彼2〜』の
アマゾン限定配布の特典ペーパーです。

視点で
平良の甥・智也を預かるお話になります。

平良の従姉・菜穂が流産しかかり
病院に運ばれたので平急遽、
平良が甥っ子を預かる事になります。

清居はその事を帰宅してから知りましたが
甥の面倒は平良が見るというし
世話にもなったからと承諾します。

が、平良が師匠である野口に
緊急呼…

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「憎らしい彼」アマゾン限定ペーパー 熱烈な告白のようなもの グッズ

かわいい清居くん♪

キモうざ平良があったとさ
葉っぱかな
葉っぱじゃないよカエルだよ
カエルじゃないよ、アヒルだよ。

何月何日か ガキンチョ智也やってきて
平良は野口に呼び出され
子守の清居 智也に言った 台詞をアッサリ伝えられ
あっという間にかわいい清居くん♪

という話です。
可愛すぎる……


清居の従姉菜穂が流産しかかって病院に運ばれ、
急遽5歳の智也を預かることになった平良。…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

文句なしの神作品

作家買いです。しかもすんごくツボにはまった『美しい彼』の続編とのこと。テンションMAXで発売を楽しみに待っていました。

くっついた後の二人、しかも超絶に面白かった作品の続編、という事でどうしても期待値が上がってしまう。期待が高すぎると普通に面白くても「いまいちだった」という感想にもなりかねないので期待しつつ、ちょっと怖かったりしたのですが。

すんごい面白かった…。
なんだろ、この気持…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

恋は…激しめのジェットコースター

待望の「美しい彼」の続編は、清居視点のプロローグで始まり、平良視点のエピローグで終わります。その間に本編として二つのお話――平良視点の「神さまのミスジャッジ」と清居視点の「憎らしい彼」が収録されています。

「美しい彼」が清居を指していたのに対し、続編の「憎らしい彼」とは平良のことです。前作にも増して平良に振り回されっぱなしの清居ですが、比例するように平良にメロメロで、ぞっこんで、いかれていて…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

期待値を超えていました

前作の「美しい彼」が面白くて大好きで、その続編、しかも2年ぶりということで、否が応でも自分の中でのハードルは上がっていました。
しかし、それを超えていくのが凪良ゆう先生…今回もまた本当に面白かった。

前作で恋人同士にはどうにかなったものの、本当のところお互いがお互いを想う部分までには至っていなかった印象だったのが、今作ではさらに踏み込んだ関係になっていきます。

特に、清居が何を考え…

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クリスマスワルツ 伯爵家の情人 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

もっと読みたいの

華藤先生の作品は、ご自身が旅行先で出会った、海外のいろいろな土地を舞台に描かれることが多いけど、今回は北ドイツの教会のステンドグラスをモチーフにした、ドイツの伯爵家が舞台のお家騒動の話です。
ロシアマフィアが営むパリの娼館、ナチスが台頭し始めたベルリンの街、雪の森とレンベルグ家の館と、視覚的なイメージが広がりは、いつもながらの美しさ。
物語の設定も構成も、内容的には盛りだくさんだし、華藤先生の…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

帝国に君臨しているのは

これはある意味、究極のオレ様攻め。
清居がいくらツンデレたくても、全くデレさせてもらえない。
全てのデレを全否定されて、ツンだけを強要されるそのストレスたるや、本当に気の毒。
でも、それでも、好きだから離れられない。
清居は離れたくないのに、平良は自己完結してむしろ喜々として離れていってしまう。
このすれ違いも、清居の方が一生懸命埋める努力をして、なんて健気なんだ!と、清居に同情しながら…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

新たなキングの誕生を祝して

一定の関係に辿り着いた二人のその後を書く。
人気作の続編というのは本当に難しいと思います。

ただでさえ「キングと彼を崇める男」という特殊な設定の二人。
恋人になるまでなら読む側も新鮮で刺激的な気持ちになれましたが、そんな二人だからこそ「ただのベタベタ甘々の数多のカップルと同じその後なら読みたくない」という複雑な腐女子心。

そんな読みたい気持ちと読むのが怖い気持ちとで複雑な高揚感を…

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