葛西リカコさんのレビュー一覧

白狼王の恋妻 小説

櫛野ゆい  葛西リカコ 

相変わらずアディヤに翻弄されるウルスが好きすぎる

前編あって故の話で、2人が本当の意味で夫婦に見えたこの後編が読めて本当に良かったです。
前作では夫婦になったはいいものの、まだまだカップル感が消えてなく不安定にも見えたので、読み終わった今は安心出来たし、前作以上にらぶらぶシーンも多くて大満足です(^^)
生々しい表現もあったりはしましたが、ファンタジーだし!と私の中では許容範囲でした。

国民にとうとう王の本当の姿がバレてしまったり、アデ…

6

白狼王の愛嫁 小説

櫛野ゆい  葛西リカコ 

溺愛白狼王に何度も萌えた!!

続編から購入し、書店を練り回ってやっと見つけた前編。
昨年1番読みたかったモフモフものをやっと読めたので大満足です(^^)

伝承によって無理矢理花嫁にされた、受けさんのアディヤが最初は不憫に思えてしまい、
『あれ?これ、嫌いなタイプの話かも…』と尻込みしつつも読み進めていたのですが。
攻めさんウルスの不器用な溺愛っぷりが分かった途端、見た目は神々しくも恐ろしい白狼だというのに可愛く見え…

3

「憎らしい彼」アマゾン限定ペーパー 熱烈な告白のようなもの グッズ

日本語の妙

菜穂さんが流産?!という事で病院に行ってしまい、平良が智也を預かってきた。
ところが平良は急遽野口さんのアシ仕事が入り、清居が1人で智也の子守をする事になってしまった…
智也はお母さんの事が心配。それ以上に、お父さんもお母さんも、お腹の赤ちゃんの事ばっかり話してることに淋しさを感じてる。
すると同じ体験をしてきた清居は、子供相手にズバッとおまえに勝ち目はねえ、俺みたいにひとりで生きればいいな…

3

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

私、野口さんが好きだなぁ。

「美しい彼」を読んだ時は、よもや続編が出るとは想像もしませんでした。
一応カップルになったアノ2人、どう展開させる?
…と思いましたら、前半、世界観的には同じです。
清居は平良の思考回路はよくわかっているけど、その事を平良には言わない。だから平良は俺様帝国に居続ける。生身の清居本人を置き去りにして、脳内妄想の世界に生きている。
そんな平良は、清居に『アーティスト系で食っていける写真家になれ…

8

ケルベロス 小説

真式マキ  葛西リカコ 

インテリヤクザの言葉責め

経済ヤクザなので、あまりヤクザ物っぽさはありませんでしたが、楽しめました。
ハーバード大卒のインテリ経済ヤクザって、人のことも傷付けない悪さもしないならなんでヤクザの道に行ったのか、素朴な疑問です。
攻めのやたらと長文な言葉責めが、まるで受けに暗示をかける催眠術師のようで、笑う場面ではないのに、なんだか笑えました。
トラウマを塗り替えるために優しくしたとはいえ、普通はそんなに簡単に塗り替えら…

5

裏切りの代償 ~真実の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

誰もが最初からいい親にはなれない

とうとう代償シリーズも最後。
(いや先生続き出していただけるなら、なんぼでも読みます)
読み終えたはいいが、すごくレビューに苦しんだ当作。
2作目は上下動あっても上に行く機会があったが、
当作はずっと底辺で終わってしまった・・
親として感じる部分が多く、BLとして萌えきれなかったので萌2.

繭卵に選ばれたら、孵るまでに間に騎士としての教育を受け、
立派な騎士になる・・・
全員、…

4

孤独な犬たち 小説

愁堂れな  葛西リカコ 

にいちゃーん、もうちょっと何とかならんかったんかい。

私も葛西先生の挿絵狙いで購入。
表紙も素敵ですが、カラー口絵が素晴らしい!!!
葛西先生ってなんで、こういう せつない、はかなげな、
泣きたくなるような絵を描くのが驚異的に上手いんだろう・・
(受け兄と攻めが描いてあります)

お話は、お気軽はぴはぴ読み物ではないです。お兄ちゃん健気話。

受け:兄の事件に巻き込まれ、大けが。2年ほどリハビリ。
   中2時に両親相次いで病死し兄…

1

憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

もはや宇宙人

大好きな『美しい彼』の続編。
すっっっごく楽しみにしていました!!
しかしあまりに楽しみにしすぎたせいか、他の小説が読めなくなりそうで。
楽しみが終わってしまうのが寂しくて。
なかなか開けず、新年に持ち越し。
結局、今年はじめのBL小説&レビューとなりました。

キモウザな平良と、クールビューティーな清居。
この不思議カップルにハマるか苦手と思うかは『美しい彼』を読んだ時点でわかれ…

8

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

今度のもふは陸行系

孵る前に繭卵を奪われた攻めさんが必死に探して探して探して
奪い返すというお話でした。
親の執念 凄まじい・・・

その凄まじさのあまり
ちょっと衝撃ですぐにレビューできなかった私。
奪い返す時のリグ(攻めさん)の想いが強すぎて、大変なことになるのですが
その想いは、自分の恨みからではなく、受けとなる聖獣カイエを守るため と
読めるので、うん、ぎりぎり納得しました。
そのあとの、絆…

2

恋愛革命 小説

海賀卓子  葛西リカコ 

その「男」はどっち?

初読みの作家さんでした。新人さんかな?と思って読み始めたものの、読んでいるうちに、確固たる個性が感じられる文体だなーと思い直しました。…結構ベテランの作家さんだったのですね。失礼しました。あとがきに「久しぶりにノベルスを書いた」とあったのがなんだか微笑ましかったです。

とある理由で貧乏学生ライフを送る20歳の虎之介と、虎之介に好意を寄せる同級生・結の兄である瑞希のお話です。婚約者に裏切られて…

2
PAGE TOP