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一滴しぃ(Si) 葛西リカコ
ぴれーね
ネタバレ
デビュー作が面白かったので購入しました。 で、めちゃくちゃ面白かったです。 こう、恐ろしいのにページを捲る手を止める事が出来ない系の面白さなんですけど。 こちら、ダーク寄りでラストも完全なハッピーエンドとは言えないんですよね。 で、二転三転しながら、予想外の方向に転がるストーリー。 奈落に落ちて、這い出たと思ったら、そこもまた更に深い奈落でしたみたいな。 まぁでも、これもまた究極の…
ゆりの菜櫻 葛西リカコ
フランク
スピンオフの「愛しの腹黒弁護士」を先に読んで面白かったので、元のこちらを読んでみましたが途中まで面白かった。 攻めはやり手検事だったけど、親友の死をきっかけに検事を辞め、売れっ子官能小説家になったという異色の経歴の持ち主。 何かと締め切りにかこつけては、後輩検事である受けを呼び出し身の回りのお世話をしてもらってます。 受けは攻めから「俺の母さん」呼ばわりされながらも、大好きな攻めの為にお…
凪良ゆう 葛西リカコ
とおるる
前作はつらそうなので未読。本作のみ読んだ感想です。 最初は、この作品もまた凪良先生お得意の、人の心をえぐってくるつらい作品かな、なんて思いながら読み始めたのですが。 つらいけどそれ以上に切ない。 切なくて切なくて、萌えまくりました。 主人公たる受けが暗いし色々と精神的に問題のある人なので、読んでいて最初は全然共感はできなかった(むしろ前半は、救いを求めて藻掻く受けを「つらいなあ…」…
真式マキ 葛西リカコ
青衣
いきなりネタバレ気味なので予告 タイトルは編集者によるものだそうですが、 わりにはっきりとネタバレになっています 番犬ですしね とはいえこの作品は筋は重要でないというか、 心理描写を味わうのがいいのかな、と いろいろ細かい説明はされませんので ニュアンスを汲もうとして読みましたが、 そんな必要はなくて、 シンプルに行動を見れば、主人公は坂を転がるように落ちています…
杉原理生 葛西リカコ
竜神が棲むという池の近くに住んでいる受けは、まるで霞を食っているのではないかと疑われるくらいに浮世離れしている変人。 そんな変人にロックオンされて、世話を焼く羽目になっている攻め。 前半「恋の棘」はそんな攻め視点、後半「恋を綴るひと」が受け視点という構成です。 内容は、あとがきで杉原先生ご自身が「長年、友人だったふたりが、「作り話」という小さなきっかけによって関係を変化させるお話」とまと…
ベンジャミン3114
後半の攻め視点からの展開がよかった!
かわい有美子 葛西リカコ
chikichikibonbon
ファンタジーは苦手なので、ずっと避け続けてきたのですが 「骨太な作品を書かれる作家さんのファンタジーだから…」 と、思い切って手に取ってみました。 読んで正解! 静かで穏やかだけれど、一途でとっても熱い想いにウルッとくるお話でした。 とはいえ、一読目の時は 予想していたよりも淡々と話が進んでいくため 涙ポロポロとはならず、何となく物足りなさを感じました。 なので、しばら…
藍之
面白かったー 1度目はあまり感じなかったけど読み直したときに 受けからは確かにきもいといわれても仕方ないなって 納得しましたw 高校生のときの名前が付けられない交流とか特に好きだな
華藤えれな 葛西リカコ
みにに
タイトル通り、黒豹の帝王と砂漠の生贄のお話です。 お話の根底に悲しく切ない背景があるので全体的に明るさよりも憂とか切なさが漂う雰囲気の内容ではありますが、最後はバッドエンドではなく幸せなひと時が待っています。 すべてが丸く収まりハッピーエンドというわけではありませんが、主役の本人たちが最終的に幸せと感じられる状況を掴めたのならばあとはもういいかなと。 そう思わないと切なさをずっとひきづってし…
水原とほる 葛西リカコ
ラ・テンペスタ イタリア語で「嵐」という意味なのですが、ジョルジョーネというイタリアの画家によって描かれた「ラ・テンペスタ」というヴェネツィア派のルネッサンス絵画がモチーフとなっています。 この絵は「嵐」と名前が一応ついてますが、本当に嵐というタイトルでいいのか、そもそも描かれている内容は何を表しているのかがはっきりせず研究者によっても解釈が様々異なる絵画なのですが、まさかこの絵を元にBLが…