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千島かさね 葛西リカコ
みざき
ネタバレ
初読み作家様でした。 あとがきを読んだところ、こちらの作品がデビュー作との事で非常に驚きました。 終始上品さを感じる丁寧な文章でとても読みやすかったです。 葛西リカコ先生の挿絵も見事に作品の雰囲気とマッチしていて美しかった。 不運な運命の元に生まれた青年と少年が出逢い、居場所が無い者同士が救い救われ、拠り所を作っていく…というようなお話です。 全編攻め視点です。 今作の攻めである主…
華藤えれな 葛西リカコ
作品のどこか硬質な雰囲気と時代背景や世界情勢描写もあり、読み慣れるまでに少々時間がかかった。 日々慌ただしく変化する世界で、言論の自由すらも統制され抑圧され生きる人々。 初めは読み辛く感じたものの、フランス・ドイツを舞台に繰り広げられる、2人の美しくも破滅的な恋に夢中になった。 葛西リカコ先生の挿絵が作品の雰囲気にぴったり。 複雑で入り組んだ、それぞれの思惑がひしめき合う伯爵家の相続問…
和泉桂 葛西リカコ
asamiy
表紙みて......天を仰ぎました......葛西リカコ先生の描かれる麗しい2人に魂持っていかれました。恥ずかしながらこのシリーズ初めて手に取ったので、読み始めは光則と実親のお話!?いや、実親と狭霧の方か!?と勘違い&ドキドキしながら読み進めていました。途中ツンデレ可愛子ちゃんの登場でホホゥ......とニンマリ。素直になれない楓可愛いぞ!ついつい心と反対のことを口にしてしまう楓を大人の包…
ゆりの菜櫻 葛西リカコ
フランク
ゆりの先生が書かれる口達者な俺様執着溺愛攻め×強気美人受けによるどこまでいっても噛み合っていない会話が好きなんです。 「ハニーお手柔に頼むよ」 「私は君のハニーではない」 みたいな。 この二人もそう。 超そっけない受けに向かって 「おまえももう少し素直になったほうがいい そのほうが私もお前に愛されている実感が湧く」 と言えば 「愛していないから、そんなもの湧かさなくてもいい…
凪良ゆう 葛西リカコ
ririn
あらすじは他の方が書かれているので省略。 というか、レビューもたくさん素敵なものがあるので評価だけでもいいのですが・・・ 一筋縄ではいかない恋愛。 日常の小さな尊さや違和感、それを積み重ねていく二人。 決着点は見えるものの、ページをめくる手が止まらない。 凪良さんは本物のストーリーテーラーなのだと思いました。 ほかの作品も読んでみます。
宮緒葵 葛西リカコ
スズメオウジ
執着攻という事で拝読しました! 女性が苦手な受に、美しい女装攻です。女装攻とはいえオネェではありません。 女装していない時にはちゃんと男らしいです。 攻・受2人とも夢に囚われている話と一緒にすすんでいきます。 攻めは、夢の事が原因で執着しているのかな?と思いましたが、ラストまで読むとちゃんと攻の意思でちゃんと受に執着しているので良かったです! 途中ホラー要素もハラハラ…
nemko
スクールカーストの最底辺にいる平良と頂点に君臨する清居、パシリだった平良がどんどん清居のことを好きになって、気持ち悪いくらい純粋にまっすぐに清居のために尽くす姿は読んでて可哀想で切ないのにほっこりした。熱烈すぎる平良の気持ちに心を開いていく清居は、素直になれないのか、素直すぎるのか「うざ」とか「きも」って一言でばっさり切り捨てていくんだけど、それさえも清居からもらえたものなら宝物みたいに大事に…
ふばば
萌x2と萌とどっちにするか超迷う〜 前作「憎らしい彼」が出た時も「続編出るのか〜⁈」と驚いたものですが、さらにまた続編。平良の変人ぶりは全く変わらずあのテンションを維持しており、しかも!キング・清居はより平良に傾倒してるという状況。 だから勿論面白いし、これからも長いシリーズになるのなら当然読むけども。 今回は、清居が憧れの演出家・上田の舞台に初出演できる事になった…という設定。 しか…
英田サキ 葛西リカコ
きほ
全4巻を通して1つの事件物です。 殺人事件だけでなく、重要なキー人物として解離性同一障の少年が出てきます。 またメインキャラクターが4人(2CP)で章ごとに視点が変わったりするので苦手な方は注意。 全4巻ですがまさか1つの事件だとは思いませんでした。犯人はわりと早い段階でこの人かな?と思い、その通りでした。 個人的にはヤクザの愛人である葉鳥のキャラクターがとても好きだった為、夢中になっ…
かわい有美子 葛西リカコ
しろたん9610
世界観のとてもきちんとしたファンタジーで、種族の違いによるふたりの寿命の問題などもあり、切なくてきれいなお話。 世界観がしっかりしているのはいいんだけど、説明的過ぎて、肝心のふたりの心情にうまく入り込めなかった。もっと言うと、お互いを大切に思う気持ちがいつ恋愛になったのかを読み取ることができなかった。 カレルというキャラクターの生き方、恋愛に対するスタンスのせいなのだろうけど、全体的に非常に淡…