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てんてん
ネタバレ
本品は『内親王の降嫁』のコミコミ特典小冊子です。 本編後、5月の端午節会にまつわるお話です。 5月の端午節会の3日間続ます。今日はその最終日となり 光則はコレから出仕しなくてはなりませんが、何となく 気乗りせず、だらだらとしていました。 ぎゅしゅの用意ができたと伝えに来た家令の文博は、光則 が三条に渡れなくて憂鬱なのだと見抜き、色恋に身を焦が す光則が珍しいと揶揄います…
和泉桂 葛西リカコ
今回は愛息を亡くしてから覇気のない大納言と 内親王として育てられた今上の義母弟のお話です。 女として育った受様が攻様との婚姻で新たな生き方を見つけるまでと 2人が心を通わせてからの後日談を収録。 攻様は左大臣を父に持ち、30才目前で大納言の職に就いています。 何事においても堅物すぎる性格ではあるものの、いずれは左大臣まで 極めるであろうと言われていました。 しかしながら…
櫛野ゆい 葛西リカコ
kurinn
4年ぶりの新作面白かったです。 ウルスとアディヤの息子のルトも成長してました。ルトが狼の姿になった時に友達に拒否された時がかわいそうでした。 その時の2人の対応が親としての成長を感じました。 ルトの力の底知れぬ強さもですが、今作の見どころはウルスの双子の兄の登場だと思います。 ウルスの溺愛ぶりも微笑ましいですが、兄のダラスの存在がピリッと物語を引き締めたと思いました。 ルトにおい…
端午節会で忙しくてなかなか楓に会えない光則が、家令の文博にボヤいてるところから始まります。 文博は恋に夢中になる光則の姿が嬉しくて、楓の宮様を娶った事に感謝しているようです。 端午節会が終わって息せき切らせて、光則が楓のもとにやって来ます。 いつものようにつんとした態度を取る楓にも余裕の光則に、年齢のことを出して楓は突っかかります。 可愛げを見せたことがあったかと言う楓に対…
「貴公子の求婚」だけはかなり昔に読んだ事があります。記憶は朧げながら面白かったのだけは覚えています。 シリーズ続編ということで迷い無く購入しました。 こちらの作品だけを読んでも大丈夫です。 葛西リカコ先生の挿絵が和泉桂先生の文章に合ってて、雅な世界を堪能しました。 平安調の世界観で妖や超人的な力を使う人物もいません。 だから最近の巷に溢れる作品に比べたら、時には焦ったく感じるかもしれませ…
ポッチ
作家買い。 和泉作品の『姫君の輿入れ』、そして『貴公子の求婚』のスピンオフ作品。前作未読でも問題なく読めますが、できれば『姫君の輿入れ』だけでも読んでからこちらを読まれるとなお一層面白く読めるかと思います。 今作品は『姫君の輿入れ』の受けさん・狭霧の実兄の光則のお話です。 病で、愛妻と愛息子を亡くした光則は意気消沈がち。女人のもとへとはせ参じることもあるが、基本的に心が晴れること…
凪良ゆう 葛西リカコ
麗音
今作も相変わらずの平良節は絶好調で、そんな隠れオレ様に翻弄される清居でした。 まじめに本気で崇め奉る神のごとき清居への賛美とそこから導き出される思考の斜め上な発想に笑い最後はホロリとさせられました。 平良視点でそこにいき着くまでの段階を知っている読者と、結論だけ語られた清居が「なぜそんな言動に」と理解不能となる不条理に可笑しいやら焦ったいやら… 普通の恋人同士のように甘えたり頼られた…
ちゅんちゅん
「白狼王の愛嫁」「白狼王の恋妻」に続くシリーズ3作目。 前作で王族が獣人であることを公表し、他国との国交を開始した獣人王を戴く国トゥルクード。 他国との交流でますます国は栄え、相変わらず仲睦まじい獣人王ウルス(攻め)とその妃で神子のアディヤ(受け)の話です。 そして、二人の宝・ルトは3歳になりますます元気に育っています。 そんな時、隣国のジェラガラからウルスの双子の兄だという獣…
一滴しぃ(Si) 葛西リカコ
家野
サスペンス要素がある作品でした。 最近は甘々なのしか読んでなくて、こういう本が出ていることも知りませんでした。出会いに感謝しました。 一般のホラー小説としても売っていそうな本。 BL読者的にはどうなんだろうと思いながら読んでいましたが、レビューを拝見して、面白い本は面白いと言っていいんだ、と自分の見識を改めました。 BL小説は奥が深い。まだまだBL小説作品の上澄みしか読んでなかった…
6ch
数日前に一巻を拝読し、一気に二巻三巻と読みました。 まだ続くみたいで凄く凄く嬉しい!楽しみ! 今回は主に二人がそれぞれ自分の内面と深く向き合い葛藤する部分が描かれていていますが、一人でいても何かとお互いのことを想ってる描写が入り、ラブラブで嬉しいです。 二人とも周りの人に相手のことが好きって隠さない。どちらの気持ちが強い弱いとか無く、お互いにベタ惚れ(ご馳走さまです!笑)。 でもそれを…