葛西リカコさんのレビュー一覧

心を半分残したままでいる 電子限定単行本未収録短篇集 ~未来を半分残したままでいる~ 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

お元気ですか?

時々「元気かなぁ」と思い出す登場人物が私にはいます。
いや、フィクションだってちゃんと解っていますよ。
でも、彼らがこの世のどこかで生活している様に思っちゃうんですよ。

このシリーズの静良井はまさしくそういう『思い出しちゃう彼』のひとりで、それもかなり度々「元気かなぁ……元気であって欲しい」と考えちゃう人です。
だからこのss(最後の一作『未来を半分残したままでいる』のみ、いわゆる短編…

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憎らしい彼 美しい彼 2 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

可愛いしかいえん

2人とも可愛すぎるううああああああああああああぁぁぁ!!読み終えてすぐレビュー書いてるのでテンションがおかしいですがこれは良作品です。安心してください。1巻よりこっちの方が好みでした。
ネタバレ(?)↓






すれ違いがっっっ!!!良い!!清井くんのデレが沢山見れます

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銀の雫の降る都 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

鶏とバターのピラフ

ひかりは挿絵がないです。本当はあるよね?大変残念。

◾️ユーリス(表紙右上)×カレル(表紙左)
静かで綺麗な話でした。海外の古典作品というか大人の御伽噺というか、そんな。
6割ぐらいまで波風なく淡々としていましたが、そういう作品だったんだな、という納得感。べったりするシーンはほぼなく、その点もそういう作品だったんだな、と腑に落ちて、むしろ好き。ユーリスとカレルの2人の間にしか築けない他に…

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心を半分残したままでいる 電子限定単行本未収録短篇集 ~未来を半分残したままでいる~ 小説

砂原糖子  葛西リカコ 

神×無限大

たくさんの「嬉しい」が詰まってました。

読めなかったお話があれこれ読めて嬉しい。
大好きな二人に再び会えて嬉しい。
SSはどれもこれも良くて嬉しい。
そして読んでて、あぁ衛と真文は確かに生きている!!湘南のあの辺でいまもいるんだろうなぁという実感が得られて嬉しい。
けして安泰とはいえる状況ではないけれど(記憶喪失は一生繰り返されるので)この二人なら大丈夫だと思えて嬉しい。

好き…

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美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

久々にこんなに萌えました!!

今まで漫画しか読んだことなくて何か小説を読みたいなーと思ったのでランキングの上位にあったのでこれにしよう!と読み始めました。そしたら当たりも当たりでめちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまいました!!平良はめちゃくちゃ気持ち悪いし清居の嫉妬が可愛すぎて悶えました!!
私は語彙力がないので内容のあることは言えないんですけれどとにかくオススメです!!2巻も3巻も最っ高です!早く4巻が読みたくてうずうずし…

8

愛しの腹黒弁護士 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

こんな流され弁護士は嫌だなあ

攻めの属性に惹かれて読んだ一作。ゆりのさん初読みだが、随分素人っぽい文章で読む楽しみはなく、ストーリー勝負かと思えばそれも正直いまいちだった。

内容はコメディなのかギャグなのか。一応真面目に読んだが、細部のツメが甘すぎだし弁護士設定も活かされていないし、全体的にチープ。
最初に引っ掛かったのは結婚をセレモニーと言ってしまう弁護士?というところだが、そこからずっと引っ掛かりっぱなし。息子を見…

4

公爵閣下の真珠姫 小説

弓月あや  葛西リカコ 

亡き母の身替り

不憫キャラの主人公を苛めきれない著者は、優しい人なのかもしれない。
同じように、恋愛に至るまでの筋書きも、イマイチ萌えきれなかった。静かに流れる小川のよう。
親を失いやしない親に虐待される少年玲於奈と、離婚歴ある富裕な貴族オリヴィエ。
著者の他の作品の紹介を読むと、同性の恋愛で終わらせず、法的に認められる形に拘った筋書きが多いような。同性婚へのこだわりを潜めた恋愛ものの王道パターン。

1

地獄の果てまで追いかける 小説

宮緒葵  葛西リカコ 

読み物としては面白い

個人的にはわんこ攻のイメージが強い作家さんなのですが
今回はわんこというよりも狂気的な部分が強かった。
作品としては面白いのだが、やはり根本的に女性思考的な部分が
精神面で大きいのもあり、BLとして好きかといわれると。。むーん

お話。
夢でうなされる受。いつもきまって女性に首を絞められ死んでしまう。
そのため、女性に対しての恐怖心が現実にも付きまとっている。
仕事でも、距離をとる…

1

ひかげの薔薇 小説

鹿住槇  葛西リカコ 

私のハーレクインのイメージを覆された一冊!!


こちらのレーベルは段落が分割されているタイプなんですね。

いつものと違うので、読む時に少し違和感がありましたが、読み始め数ページで「あ、これは好きなやつだ…」と確信しました。

金持ちイケメンの攻め御倉は、ゲイだけど社会的な理由で家庭持ち。
が、ある日バーに勤めていた受けの陽に一目惚れします。

受けの容姿も整っていて納得。

そして、あれよあれよと強引に愛人契約を結ばれま…

9

お菓子の家~un petit nid~ 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

合わなくて残念

なんだろう何も刺さらず。








あくまでこういう感想しかもてない人もいるってぐらいなレビューです。

薄暗い話だった。設定とかシチュエーションが言い訳くさく感じてしまうのは私の感性が歪んでるからかも。
なもんだから、ページをめくるのが面倒でなかなか進まず。
サクサク読めるわけでも無く心に響くわけでもなかったんですよね。
誰にも共感できなくって、ハテナ?状態で読…

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