夏河シオリさんのレビュー一覧

Chara BIRTHDAY FAIR 2021 D キャラ文庫創刊24周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

三作とも良かったです!

こちらもネタバレしない程度に感想を書きたいと思います。


まず最初は『異世界で保護竜カフェはじめました』より「俺の親友は浮気ができない」ですが、こちらはジュリアンの親友の魔術師のレオニダス視点のお話でした。王立学院時代のジュリアンの事や、ユウリという神子を得てジュリアンがどんなに変わったかが書いてありました。レオニダスが本当にジュリアンの幸せを願っていた事が分かります。


そして『…

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御曹司は獣の王子に溺れる 小説

渡海奈穂  夏河シオリ 

想像以上に良かったです

こちらの作品もChara BIRTHDAY FAIRの為に購入しました。一緒に購入したもう一つの異世界転生の作品より好みでした。

何故ならこちらの作品の遠藤がとにかく良かったんです。
ホワイトタイガーを愛する遠藤を最初はちょっと変態チックだと思っていたんですが、城の中で生き生きと働き出して逞しい様子がとても清々しい程でした。知性と行動力によってバスティアンの生活環境を改善して行く度に、読ん…

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異世界で保護竜カフェはじめました 小説

かわい恋  夏河シオリ 

竜が魅力的

かわい先生の作品は大好きなんですが、こちらの作品はあまりハマりませんでした。

お約束の車に轢かれて異世界に飛んで、最初がいきなり儀式で攻めのジュリアンと身体を繋げられてたので、どうやってラブに進展するのか不安でした。

そして不安は的中してユウリが中々心を開かない展開になって、自ら危険に足を踏み入れたりしてました。ここら辺があれだけユウリは本が好きなのに、頭が硬いと思ってしまいました。

3

興国の花、比翼の鳥 小説

櫛野ゆい  夏河シオリ 

こんな関係もいいな。

まるで大河ドラマのような、中華ロマンの大作映画を見たような満腹感です。

主人公の李由が雷全に八歳で拾われて養子になって文武両道メキメキ育つところ。

皇帝に叛乱を決めて攻めていくところ。

どんどん李由が旗頭に相応しくなっていき、皇帝に捕まるも拷問に耐え敵を親子で倒すところ。

長かった…。
李由と雷全がどんどん皇帝への叛乱へ駆り立てられるところや、悲願を果たすところは心から良…

2

海辺のリゾートで殺人を 小説

楠田雅紀  夏河シオリ 

絶対にネタバレを見ずに読んでください。

すごかった!すごいミステリー略してすごミスですね。

絶対ネタバレ見ないで読んでほしい!
私も本の裏のあらすじしか見ずに読みました。

ツアー客がとんでもないメンバーばかりだな、あれ?この職業ってもしかして?と思ってたら…。
いかん!何を書いてもネタバレになりそうで。

もうグイグイ引き込まれて夢中で読んで最後の数十ページは涙と鼻水が止まらず。

初めての作家さんでしたが本当に…

1

オメガの初恋は甘い林檎の香り ~煌めく夜に生まれた子へ~ 小説

華藤えれな  夏河シオリ 

林檎のケーキとミルクシチュー下さい!

華藤先生のオメガバ大好きなんです。だから毎回購入してます。

以前のレビューにも書いてますが、先生が実際に現地を訪れているので空気感や情景描写がとても秀逸なんです。

そしてオメガバと言っても趣向が毎回違っているんです。
ただ、健気なオメガと程よい当て馬と、夜中に読むと空腹を刺激される美味しそうな食べ物が毎回共通してます。
何度ネット検索してポチりそうになった事か…。

今回の作品…

5

オメガの初恋は甘い林檎の香り ~煌めく夜に生まれた子へ~ 小説

華藤えれな  夏河シオリ 

煌めく夜

金髪攻めは好きなので購入してみましたが、攻め受けとも不憫すぎてしんどかったので中立にしました。最近シリアスがダメだなあ。華藤先生がお好きな方でしたら安心してご購入いただけると思います。白夜だのオーロラだのが出てくる北欧舞台のお話、本編260Pほど+あとがき。

医療研究施設の所長のもとで育てられ、そこの社員食堂で働くハル。数字の計算は得意だけど、他のことは今一つで、発情も迎えられない「残念なオ…

7

オメガの初恋は甘い林檎の香り ~煌めく夜に生まれた子へ~ 小説

華藤えれな  夏河シオリ 

シリアスさと相手を想う深い愛情、のバランスが素晴らしい

夏河さんの絵柄が大好きでして。
夏河さんの描かれた表紙を拝見してつい手に取り、あらすじを読んで速攻でお買い上げしました。

華藤先生ってヨーロッパとか北欧が舞台のお話を書かれるイメージが個人的に強いのですが、今作品もそのイメージを損なうことのないお話でした。今巻はタイトルからもわかるようにオメガバースもの。オメガバースものは作家さまによって、あるいは作品によって若干雰囲気が変わりますが、今巻…

7

異世界で保護竜カフェはじめました 小説

かわい恋  夏河シオリ 

個性豊かな竜たち

なんともほのぼのな印象を受けるタイトルの通りかと思いきや、その通りな部分もあり、それだけではない部分もあり…な1冊でした。
おおむねほのぼのだけれど、人によっては苦手な部分もあるかもしれません。
好きな部分ともやもやとする部分がパカっと分かれたので、間を取って今回はこちらの評価にしました。

トリップ方法は安定のトラック。
ある日、竜が存在する異世界・シュリルシュラク国へと飛ばされてしま…

6

御曹司は獣の王子に溺れる 小説

渡海奈穂  夏河シオリ 

某おとぎ話に近いお話しだけど、、、

ずっと気になっていて、意を決して電子にて購入しました。
感想としましては、某おとぎ話に近いお話しなんですが、最後の最後にそういうこと!!?となり、意外性があり楽しめました。
にしても獣の王子が少し可哀想すぎでは?と思ってしまったが、主人公の2人が幸せならいっかとおとぎ話のようにさらっと読めます。

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