今城けいさんのレビュー一覧

町工場にヒツジがいっぴき 小説

今城けい  周防佑未 

肉食動物がガッと食いにかかるのが好きv

面白かった~!ヾ(*´∀`*)ノ

裕福な生活の中で、高い高い柵に囲まれ誰からも愛されること無く
生きているか死んでいるのか淡々と生きてきたひつじさん。
初めて死に直面したときに改めて己の人生を考え、動き出すーー。

そんなひつじさんが迷い込んだ下町。
そこで出会ったのは傷を抱えたコヨーテ。
コヨーテのぶっきらぼうな優しさと仕事をしている姿。

生き方も生活も真逆だった2人が出…

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ラオール王子の秘密の宝「複合獣と銀の麗人」番外編 グッズ

ラオール王子視点

本編後で気になっていた彼らのその後が垣間見られます。
視点は戦時中は引きこもっていたラオール王子視点なのも、その後の状況を汲み取るのに良かったです!
こうやって本文で語られていた宮廷楽師達が歌い継ぐ伝説や冒険譚が始まっていくのだな~と。

アイヒの相変わらずの世間知らずぶりや、バルドとの仲睦まじい姿、オーリのすくすくのびやかな様子等楽しめました。
本編後の情勢の補完ともなっているので、も…

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複合獣と銀の麗人 小説

今城けい  亀井高秀 

思いっきりファンタジー!

美麗な表紙イラストにも惹かれて。
ファンタジーは大好きなジャンルなので、とても楽しめました。
世界観もしっかり作りこまれているため彼らの物語世界にぐいぐい惹き込まれていきます。
世界観も見え、壮大な物語の始まりな感じで終わるのでまだまだ読みたい~っ!もっともっとという意味での飢餓感がありました。

鏡で語られたバルドの過去、切ないです。
また、アイヒの性というものに無知な故の素直さやナ…

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ラオール王子の秘密の宝「複合獣と銀の麗人」番外編 グッズ

本編から1年後のお話です

本品は『複合獣と銀の麗人』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。

本編後、
ラオール王子が魔女の森を訪れるお話です。

島国リクサンクールは
国王が戦いで渡った隣国から戻れず
長きにわたって
国王の不在が続いていました。

その間に国内で勢力を誇った二家が
互いを敵として戦いを繰り返しましたが
国王の帰国によって戦いは終息し
二家は領地替えにより力を削がれます。…

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複合獣と銀の麗人 小説

今城けい  亀井高秀 

明かされた秘密が更なる秘密の扉を開く

今回は身の内に複合獣を宿す騎士と
魔力を宿した森に住む魔女の息子のお話です。

受様が養い子とともに
国を二分する戦いに巻き込まれ
それが収束するまで。

受様は強い魔力のかけられた森にある
魔女の館に住んでいます。

代々の魔女が経て魔女が住み、
魔女の力を蓄えてきた館は
並の人間には目にすることも叶わず
森にうっかり入り込んでも迷うだけです。

受様は先代の魔女の…

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複合獣と銀の麗人 小説

今城けい  亀井高秀 

本当に銀の麗人が素敵

表紙に一目ぼれ。銀髪の麗人なんて超好み!と楽しみにしていました。今城先生、初ファンタジーとのことで、マイナスイオンたっぷり、森等の描写がとても好きでした。受けがやや天然?入っていたためか、BLとしての萌えをちょっと少なく感じたため萌。本編のみ320Pほど+あとがきです。中世ヨーロッパのような舞台のファンタジー、甘すぎず重すぎずシリアス路線なお話がお好きな方にはオススメです。今は獣姦にマークあります…

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複合獣と銀の麗人 小説

今城けい  亀井高秀 

ロマンチックで幻想的な騎士ものです

こちら作者さん初のファンタジーです。

魔道により、その身に魔物を融合させられた青年・バルドと、禁忌の森で暮らす魔女の息子・アイヒの、幻想的な恋愛譚になります。
騎士ものが好きな方にもおすすめです!

内容です。
森で息を引き取った騎士から赤子・オーリを預かり、慈しんで育ててきた魔女の息子・アイヒ。
実は領主の息子であるオーリを迎えに、旗騎士の息子・バルドが現れます。
最初は強い反…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

男前です。

工場系リーマンラブ物。
「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」のカバーイラストにいたクール眼鏡さんのお話、という事をすっかり忘れて、積み本箱から発掘。
このお話はこれで完結しているので「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」を読んでいなくても全く問題ありません。
むしろ、途中で「草食む~」の牧野が実に意味ありげにでちょっと登場するので、この話にこれ以上の当て馬キャラは必要か???状態に陥ったりしたりしなか…

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性悪人誑しに男前わんこが溺れています 小説

今城けい  兼守美行 

ワンコが人誑しなのでは?

電子書籍で読了。挿絵有り。

スピンオフ作品と知らずに読みましたが、問題なく楽しめました。本筋に影響を与えないのに、意味ありげな登場人物が現れるので「ああ、関連作があるのだなぁ」と思った程度です。

千林は性悪・腹黒かなぁ……人誑しっていう感じもあんまりしない。
木原音瀬さんや丸木文華さんのお話に出てくる腹黒をイメージして読むと拍子抜けします。私的には途中から「あ、この人、タキシード仮面…

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言っておくけど、俺の一果兄ちゃんは「狼さんと幸せおうちごはん」番外編 グッズ

俺様狼さんにも思うところはあるのです

本品は『狼さんと幸せおうちごはん』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、
一果の弟・二季視点での後日談です。

白帆家の次男・二季にとって
長男である「一果兄ちゃん」は
特別な存在です。

おっとりのんびりな性格ながらも
いざという時には頼りになり

母亡きあと三つ子の長男・一果が
父と弟2人の食事を作り続けて
家族の絆を繋ぎ続けてきたと
二季…

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