砂床あいさんのレビュー一覧

被虐の檻 小説

砂床あい  鬼塚征士 

自分の萌え力のなさに負けた・・・

最初、美月との関係くらいまではふんふんと読めていたのです。
柊と美暁父の場面からどうもダメになってしまいました。
というのも、父は痴呆状態だから仕方ないにしても、柊の態度が酷過ぎる。たしかに美暁も子供な部分はあるのですが、年齢や生い立ちを考えればさもありなんという風に書かれてきているのに、その態度はないと思ってしまって、それ以後はずっとひっかかってました。
のちにその理由も明かされますが、そ…

4

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

愛にあふれた幸せなSM

SMスキーなので、「本格SM官能ロマンス」なんて言われたら、読まずにいられずw

受けはとても不器用で生きづらい子。社会にうまくなじめずに売り専をしていたところ、ご主人様に買われて奴隷に。でも、ご主人様は事業に失敗し、潤音を置いて失踪してしまいます。何かあった時に行けと言われていたSMクラブに身を寄せていたところ、宗司に再調教されることになるのです。

前のご主人様の調教はほとんど虐待でし…

8

一途な夜 陽生編 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

攻め様 飛びぬけています!!

一途な夜に出てきた称吾の兄、陽生のお話です。
受けがガチムキの警備員さんです。

陽生はおっとりした変わり者で勇希は追いかけまわされて大変です。
比喩表現ではなく本当にストーカー1歩手前ぐらいまで行っています。


そして、両想いになった後は
エッチ(挿入)がうまくできなくて何度もやって終いには受けが思いつめて
自分の穴にズッキーニを突っ込む(未遂)ほどの暴走振りです。

陽…

3

淫靡な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

ああ~どんどん変態に…

正直なところ、神と萌×2で悩む…
将吾(攻)と泰斗(受)の三作目。とーっても楽しみにしていました。
「一途な夜」から「不埒な夜」へ少しずつコメディ路線を強めながら、「一途な夜 陽生編」はちょっと路線の違うラブコメに、といろいろなラブコメを楽しませてもらっていたのですが、
今回の「淫靡な夜」は強烈でした。
Hシーンごとにお笑い要素がぶち込まれるので、萌えていいのやら笑っていいのやら、
ちょ…

5

淫靡な夜 小説

砂床あい  亜樹良のりかず 

オナホ・ソムリエ・・・変態さんいらっしゃい~

スピンオフも合わせて4作目の「一途な夜」シリーズ、初っ端からオーラルセックス
なんとも淫猥かと思ったら相変わらず研究熱心な泰斗のお仕事延長から始まってますが
それでもやはり恋人同士、試作品を恋人相手に試しているけれど
やはりお礼とは言えないけど気持ちよくイッて欲しいとの思いで頑張る泰斗。
しかしその頑張りが思わぬ展開になって私、お気の毒だけど笑ってしまいました(笑)

昔TVに出ていた…

3

ステップファーザー 小説

砂床あい  桜城やや 

家族愛

続編だったんですね。
「ダブルファーザー」は読んでいませんが楽しく読めました。

知章は妊娠を知らずに離婚した元妻が再婚し亡くなってからわが子の存在を知り
始めは跡継ぎ問題にうるさい親のために引き取りたがるという
自分勝手な男だっらしいんですけど
大事な家族として暮らし子育てしていた英司と同居するようになって
知章も一緒になって子育てされちゃったんじゃないでしょうかね。
人に気持ち…

3

弁護士は愛に堕ちる 小説

砂床あい  佐々木久美子 

面白いけど

なかなかシリアスで面白い作品だと思うのですが、主役の弁護士である白神が
結果的に弁護士資格を剥奪されるオチは好きになれなかったですね。
のほほんファンタジーを好む私にとっては白神が背負った被害者としての事件が
かなり重かった、そして真実が明かされたとき被害者である白神がもっと苦しむ。

それを救うのが、攻めになる年下のヤクザの一家に生まれた昴輝なのですが、
子供の頃の初恋相手である白神…

3

弁護士は愛に堕ちる 小説

砂床あい  佐々木久美子 

人は愛によって馬鹿になり、愛によって救われる

面白かった。
でも萌えたかというと「ウーン…」というところなので、評価は萌いっことなりました。

物語は暗いシリアスものです。
弁護士の白神(受)は妻を惨殺され、その胎の中にいた子供を連れ去られたという過去を持ち、犯人に復讐しようとしています。
犯人は誰の目からもあきらかなのですが、バックボーンが強力で罪を償わせることができなかった。
復讐するためにヤクザの手を借りようとして、出会った…

4

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

ゴージャスな雰囲気で楽しめるSM本

◆あらすじ◆

主人公は、孤児として育った潤音(じゅんね 20代)。売り専ボーイをしているうちにマゾに目覚め、金持ちの「ご主人様」に飼われますが、事業に失敗した「ご主人様」は潤音を捨てて失踪。
その後SMサロンに身を寄せた潤音は、プロの調教師で、ワインバーなどを手広く経営する宗司(30代半ば)の下で、ソムリエ修業兼M調教を受けることに。
サヴァン症候群にも似た異常な記憶力の助けもあって、た…

15

被虐の檻 小説

砂床あい  鬼塚征士 

もっと評価されてほしい作品

おむつプレイが気になって買ったものの(笑)
読んでみるとかなり重厚なストーリーで予想外でした!
全体的に重い雰囲気ですが、
とにかく、先が気になって読み進めていくのが楽しかったです。
推理サスペンス系BLというだけあって伏線が張り巡らされてますし、
登場人物の心情の変化もじっくりと描かれていました。

受けの美暁の目線で話が進められていくので、
美暁ももちろん、特に柊の変化が楽しか…

4
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