樋口美沙緒さんのレビュー一覧

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

成長の後編

出会って始まった前編。
受け様も、攻め様も、自分ではどうすることも出来ない境遇の中。
小さな世界の中でじっと我慢していて。
最後にエドのタガが外れたところで終わってました。

そして後編。
エドも、礼も、ギルも。
それぞれが成長して変わっていく様子が描かれていて。
青くさくて、キラキラしてて、やっぱりちょっと切なくて。
まさしく青春でキュンキュンしました。
そして、つかの間のキ…

5

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

胸キュン

当初あんまりチェックしてなかったのですが、ちるちるでの評価が高かったので気になって購入しました。
樋口先生はムシシリーズに半分ハマって。(好きなカップリングと全然ピンとこなかったカップリングがあります。1番好きなのは兜×篤郎)
パブリックスクールっていうシチュエーションにも個人的にはそこまで萌えを感じません。

…でも、面白かった!
いや。面白いと言うか、切なくて切なくて胸がキュンキュン…

16

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エドが読めば読むほどスルメのように味深いです!!

恋は盲目といいますか、礼には前巻からエドという人間に盲目的な部分がありました。
前巻の後半から主人公の純粋ゆえに卑怯とも思えてしまう鈍感さには触れていましたが、
主人公の育った環境を考えると自分なんて何もせずに
愛され慕われるはずがないという前提で生きてしまうのは仕方ないのかも。
礼はきっと、自分を愛してくれたのは母親だけとすら思っていそうです。しかしその母親を失っています。

そんな…

20

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

ハムレットはオフィーリアを愛していたか。

シェイクスピアを題材の一つに持ってくるとは、
また途方も無く大きな風呂敷を広げたなぁ……
そう思ったのは私だけでしょうか。

次期王になるはずだったハムレットと
次期当主になるはずのエドワード。

ハムレットを一心に愛した恋人のオフィーリアと
エドに一途な愛を捧げるレイ。

両者を近づけるものはあったのでしょうか。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

《CP》
学校の…

6

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛を感じる1冊。

受けの礼は攻めのエドが大好きだけど、エドにはその愛が伝わらない……。いや、そんなことなかったですね。

上巻の時もエドの執着っぷりはすごかったけど、愛を素直に伝えられない、貴族って大変だなー。身分差……萌える!!っていう1冊です。

三角関係かっ!!と思っていたりもしたんですがそんなことは無かったですね。

純真で疑うことの知らない礼。
そんな礼をほおっておけないけど思いを伝えること…

24

パブリックスクール-群れを出た小鳥- 小説

樋口美沙緒  yoco 

エドの愛の深さに 鼻血がでそう。

上巻を読み終えた段階では、エドも礼に執着はあるんだろうけども
思いの大きさでは エド → → ← ← ← ← 礼 くらいかと思ってたんです。
しかし!しかしですね!
じつは エド → → → → → ← 礼 なのではないかと。
下巻を読んで思ったわけです。あくまで私の感想です。

予告で下巻にジョナス現る!とあったので、発売されるまで
悶々としましたが、三角関係ってことにはならず(礼…

52

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛がないようで愛にあふれている関係

樋口美沙緒先生買いで、電子書籍で手にとりました!
電子書籍だと挿絵がないのでなんとも悲しいですが・・・
表紙絵だけで妄想するしかありません(;´∀`)

発売から少し後に読んだんですが・・・すみません
これは早めに読んでよけばよかった・・・と後悔するぐらい
面白かった!
内容は先の見えない関係に泣くばかりですがw

今回はお互いの関係が変化しこれからってところで終わっていて
時…

3

パブリックスクール-檻の中の王- 小説

樋口美沙緒  yoco 

大満足の一冊。

雰囲気的には、同じく樋口先生著の「愛の蜜に酔え!」を思わせるような内容でした。
身分違いで引き離される2人。昔は優しかったのに突然冷たく当たってくる攻め。それでも健気に攻めを思い続ける受け。
どっかで見たな…と思いつつ、この作品の方が満足度は高かったです。
虫の擬人化じゃない分現実味があったのも理由の一つですが、それ以上に、話の深みが違います。

元々、攻め←←←受けの作品って苦手なんで…

21

ぼうや、もっと鏡みて 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

グルグルしながら到達した愛の話

『愛はね、』の続きの話

幼馴染を思いながらそのむ割れない思いを受け入れ前向きに生きようとしている望と、そんな幼馴染から思われながら同じ気持ちを返せない自分の気持ちを持て余す俊一の成長物語。

前作に引き続いて俊一のイライラがひしひしと伝わってきます。
何度だまされてもまた信じてしまう。
殴られても強姦されても、優しいときもあったし悪い人じゃないとから、心から謝っているのだからと簡単に…

4

愛はね、 小説

樋口美沙緒  小椋ムク 

幼馴染同士が長い時をかけて向き合えるようになるまで

発行当時から何度も読んでいるのにレビューはしていなかったので初めてします。

望は幼馴染を好きなのに好きと言えずに、好きだと言ってくれる人を好きになりたいと付き合うけれどやっぱり一番に好きにはなれない。
望の思い人で幼馴染の俊一は、だれとでも付き合い傷つけられても簡単に許してしまうことに毎回怒っています。

無自覚で男を誘ってしまう望です。
寂しさを埋めるために他の人で代用にするから、…

4
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