樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

おもしろかった

あらすじだけ読んでいつもと似ているパターンかと思っていましたが、あまりのおもしろさにビビりました。
二人とも似ている素敵なカップルだと思いました。
主人公の卑屈さ、頑なさ、トラウマをとてもよく表していると思いました。感情を顕にする描写に心を揺さぶられました。
心理描写の変化、料理描写、展開、全てがよかったと思いました。愛の罠にはまれの次にムシシリーズで好きな本になりました。この本は、これから…

5

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

本当のマヤマヤ

ムシシリーズ八作目。
今作だけでも読めますが、できたら受け攻め二人がガッツリ出る一作目(愛の巣〜)だけでも読んでからが良いかと思います。
以下、あらすじ無視の思いつくままな感想で失礼します。

面倒見が良く、真面目で公正で頼れる人物の真耶。
「強い人」というイメージでしたが、実際の真耶は決してそれだけの人ではありませんでした。
スズメバチの世界では女社会。
当主代理として頑張りながら…

4

ツマベニチョウの重すぎる愛「愛の星をつかめ!」番外編 グッズ

全ては央太の星をつかむために

本品は『愛の星をつかめ!』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、央太視点で
央太の恋愛遍歴が語られるお話です。

央太が突然変異で
急激に身体が大きくなったのは
フランスでのパティシェ修行でした。

長い床磨きとメレンゲ作りの日々が終わり
製菓を任され一から考えて焼いたケーキは
嘘みたいに売れます。

すると少し前までは厳しかったり、
体の変化…

1

星のなまえ「愛の星をつかめ」番外編 グッズ

愛の重さについて

本品は『愛の星をつかめ!』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

本編後、
翼が央太のお店を訪れるお話です。

翼にとって央太は
高校時代から一番の親友です。

央太がフランスに渡って
突然変異に苦しむ中で
真耶に告白して拒まれたとは
聞いていましたが

あれから8年が経ち
央太はもう真耶のことは
諦めたのだと思っていました。

央太がシェフ・パティシエを務…

2

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

やっとマヤマヤの恋が読めた♡

今回は突然変異で起源種が変化した天才パティシエと
学園の副理事長であり女系一族の当主代理のお話。

二人の再会から攻様の恋が実るまでと
攻様視点での裏話的後日談を収録。

受様はヒメスズメバチを起源種とする
ハイクラスです。

受様は本家の長男で
前当主である母が逝去して以来
当主代理を務めています。

しかし、本来
スズメバチ起源種に生まれた男子は
特別な役割を持た…

7

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

愛に臆病な人がめっちゃ愛されるまで

真耶先輩のことは1作目から気になっており、愛の罠にはまれ!でめちゃくちゃ好きになっていたので、新作が真耶メインだと知って発売前からワクワクしていました!

読んでみたら…真耶の内面を深く掘り下げる内容で、予想以上に心に響く作品でした。

真耶に共感する腐女子って実はめちゃくちゃいるのでは…!?(私もその1人です)


最後の短編もよかったです。
このくらいの攻めじゃないと真耶先輩は…

7

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

みにくいアヒルの子が強くて美しい蝶に華麗に変身

シリーズの初めから登場していたマヤマヤにやーとお相手が…と喜んで読みました。

しかしそのお相手があの央太とはねえ。
真耶兄さま大好きっ子だったけどそういう意味で好きだとは思ってなかったので、あのちっちゃくて内気で泣き虫の央太が!?とびっくりでした。
それもお兄様に可愛がられるんじゃなくて想定外な病み気味な策士に性格まで変わっちゃって。
人類が虫の特性を受け継いでいるという設定ならではの…

5

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

真面目不器用な受と、歳下ヤンデレ攻め

一作目の澄也と翼のお話を読んでいた方は、より楽しめるかと思います。懐かしのメンバーが成長した姿で揃います。その中から、今回の主役は、真耶さまと央太です。

強く美しい正義の味方だった真耶さま。彼にも深い悩みや苦悩があって、成長した央太の日本への帰国を機に真耶さまはその悩みに直面していくことになります。

ハイクラス同士の2人の、互いの弱さ。頑なな真耶の殻を様々な方法で剥ぎに行く央太の執着さ…

6

愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ最強のヤンデレ

虫シリーズの中では、大和に次いで精神的に健康そうな攻であり、なんと言ってもあの女王マヤ様のお相手なので年下ワンコ系で間違いない!と安心して最後まで読みました。
しかし、最後の最後、番外編で裏切られました(笑)。

いつも清々しいほどに毒舌な女王マヤ様ですが、今回も終始マヤぶしを炸裂させ、アプローチをかける央太にも塩対応。央太が不憫で仕方ないんですが、相変わらずなマヤ様なので、二人のどこか噛み…

12

Love! Insect! 2018spring (表題作 「きみは世界で一番、美しい」) 小説

樋口美沙緒 

え…続きは…?

愛の在り処をさがせ!のシモンの弟テオの話と、愛の本能に従え!の黄辺視点。
そして愛の罠にはまれ!の兜視点の3本立てでした。
この本だけでも読めますが、兜さんの性欲爆発なえっち事情は通常運転として、それ以外のお話は「え?ここで終わり!?」というところでおしまいです。そして、読後感はほろ苦いです。

特に2話目、黄辺視点の話がかなりえげつない。
他の方も仰っているように、久史の黄辺の扱いが読…

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