樋口美沙緒さんのレビュー一覧

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

忘れえぬ人

今回は幼馴染同士の大手製薬会社の部長代理と
大手広告代理店営業マンのお話です。

片恋相手の攻様と再会した受様が新たな関係を築くまで
本編後の2人を描いた後日談を収録。

遠い昔、地球に栄えていた文明は滅亡し、
人類は強い生命力を持つ接触動物と融合して
生き延びる道を選びます。

今の人類は起源種であるムシの特性を受け継ぎ、
ハイクラスとロウクラスの2種類に分かれ
弱肉強食…

8

愛の巣へ落ちろ! 2 コミコミスタジオ特典4Pリーフレット お弁当を食べよう! グッズ

お弁当タイム

本品は『愛の巣へ落ちろ! 2』の
コミコミスタジオ特典リーフレットです。 

本編幕間、翼がお弁当を持参するお話になります。

お歌に手伝った貰ってお弁当を作った翼は
央太と連れ立って食堂に行き、真耶に褒められます。

兜はちょうど通りかかった澄也を捕まえ、
翼の手作りお弁当を「食べてみたいよね!?」と
迫るのですが・・・

B5版中折で表紙はカバーイラスト、
内面に翼の…

0

愛の巣へ落ちろ! 2 アニメイト特典4Pリーフレット お弁当を作ろう! グッズ

レッツクッキング!!

本品は『愛の巣へ落ちろ! 2』のアニメイト特典リーフレットです。 

本編幕間、翼がお弁当を手作りするお話です。

翼は節約のためにお弁当つくりをしようと思い立ちます。

物音に起きだした央太も手伝うと言い、
翼は食堂のおばちゃんに本を参考に
まずは卵焼きを作る事にします。

央太はその間におにぎりを作り始め
翼はドキドキしながら卵を割り・・・

B5版中折で表紙はカバー…

0

愛の巣へ落ちろ! 2 書店共通特典ペーパー 兜先輩はいつも明るい グッズ

誰にでも特別!?

本品は『愛の巣へ落ちろ! 2』のフェア店特典ペーパーです。

本編幕間的な兜と翼たちとの小話です。

兜は友人を見かけるといつも明るく声を掛けます。

翼くん~やっほ~☆
央ちゃん、元気~?
澄也クンどうどうどうどう~?

そして真耶にも声を掛けますが・・・

A6版片面(書店により型違い有り)モノクロ印刷にて
学園内での兜の小話になります。

誰に対しても同じ表情な…

0

愛の巣へ落ちろ! 2 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

不本意な始まりが変える未来

今回はハイクラスのメキシカンレドニー・タランチュラと
ロウクラスで性モザイクのシジミチョウのお話です。

攻様と関係した事で微妙な立場になる受様の学園生活と
学園の寮での一コマを収録。

攻様はタランチュラを起源種にもち
そのフェロモンで多くの者を惹き寄せます。

そのため攻様は
部屋に巣を張り情事の相手を絞っていたりのですが
受様はうっかり攻様の巣に迷い込んでしまい
あっ…

1

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

最後までページを捲る手が止まりませんでした

私は長らくムシシリーズから遠ざかっていて既刊の内容も朧げだったのですが、こちらの新刊だけでも問題無く楽しめました。

読み始めは志波の人でなし具合に胸糞悪くなってたんです。でも読み進めて行くと今度は黄辺の最初から諦めていて、気持ちを伝えないどころか話をしないですぐ逃げるところに腹が立って仕方なくなりました。

そして終盤の2人の気持ちがずっと平行線を辿る流れに、コレってもしかしたらバッドエ…

6

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

やっぱりムシシリーズ好き…

いっきに読みましたー!
巻末短編の満足度が特に高かったです。
これが2人にとっての愛。こういう愛のかたちもあるよねというお話。
しっかりと本編、あとがき、巻末と読んで欲しいです!長いですけど一気に読みましょう!

ちょいちょい志波に対しては思考回路どうなってるの?と思うところもありましたが、でも志波のいいなと思うところは嘘がなく、自分の言葉で話をしてくれるところだなと。黄辺は後悔や贖罪の…

5

わたしにください 小説

樋口美沙緒  チッチー・チェーンソー 

”辛い”という感情でBL史上、初めて泣いた


前半、受けの境遇が辛すぎて、感動以外で初めて泣きました。

こんな辛いシーン、人が書くことが出来るんだ…と読んだ後に驚きました。しかもそれを伝えられる文才って本当にすごいんだな…と、月並みな感想ですが痛感させられました。

思わず「私はどうなってもいいから、この子だけは幸せになってほしい」と願ってしまうほど…(笑)

樋口美沙緒先生はムシシリーズを始め、パブリックスクールなど大好き…

2

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

黄辺に感情移入しすぎて…

シリーズで行く末が気になっていた志波×黄辺です。虫シリーズは受けが痛いことになることが多いので、少なくありますように…と思って読み始めましたが、オオムラサキの特性上やはりそれなりでしたね。。自分の生活も黄辺の描写とリンクしていて、読んでいて泣けてきました。傍目からはそれなりの人生で、見目麗しく、きちんと社会生活をして、自活していても、明けない夜の中にいるように空っぽで虚しい。自分だけ愛の循環の中に…

9

愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

タイトルが全てを物語る…

黄辺が心配で心配で堪らない気持ちで読み始めました。予想を裏切らない志波の冷たさに、黄辺の健気さに9割がた心を痛めながら読みましたが、まさかの展開にお花畑に迷い込んだ気持ちになりました。
樋口先生、生まれてきてくださってありがとうございます。

4
PAGE TOP