樋口美沙緒さんのレビュー一覧

パブリックスクール ―ツバメと監督生たち― 小説

樋口美沙緒  yoco 

ぜひ続編を!

樋口先生の作品の中で一番好きな作品です。けど本当に何度読み返しても辛い…。ツバメシリーズの前巻を読んだところで、桂人は救われたけどスタンは?あんな経験をしたのなら、あれだけで救われるとは思えない…と正直思っていたので、今回丁寧にスタンの心の傷について描いてくれてとても良かったです。

今回は桂人とスタンの差異がよく書かれているなと個人的には思ったのですが、何度も読むうちに、桂人とスタンって、や…

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パブリックスクール ―ツバメと殉教者― 小説

樋口美沙緒  yoco 

愛とは?

主人公をはじめ登場人物の幸せを願わずにいられない思いで胸がいっぱいに。読み終わった今、宝石のようなこの1冊との出逢いに心から感謝しています。

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Love Celebrate! Silver -ムシシリーズ10th Anniversary- 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

まだまだ読みたい

◾️愛の罠にはまれ!
ドラッグ経験者の篤郎にラリってると言われる兜…私も兜のことはコメディ枠にいれてます。この本で後日談など読んだらもう少し彼のことが理解できるかと思いきや、結局謎のままであった。

◾️愛の本能に従え!
大和の甘さが、他のCPの攻めにはない、どストレートかつ男気ある甘さなのが良い。策略めいていない、大和の心からの振る舞いに見えて…なんていい男なんだ。やや性欲過剰気味であれ…

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Love Celebrate! Gold -ムシシリーズ10th Anniversary- 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

電子おまけも結構ボリューム有

◾️愛の巣へ落ちろ!
最初の作品だけあって、他の作品にあまりないコメディテイストだったり、メイドなど王道展開だったりする小話が多い。兜は変わらず狂気を感じるし、真耶さんは今の10倍小言が多い。

◾️愛の蜜に酔え!
皆さんのレビューを先に見て、綾人がすっかり変態になっていることに期待していました。これは…すごい…里久もとんでもない男に捕まったもんだ。ムッツリ加減でいったらシリーズトップでは…

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愛の夜明けを待て! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

愛を知らない攻めと愛にあふれた受けの愛の物語

愛し愛されないことは不幸なのか?
何をもって「愛する」といえるのか?を問いかけられた作品でした。

まじめで一途な高也が、幼いころに出会った孤独でさみしそうな久史に同情から始まって自分が理解してそばにいてあげないとだめになってしまうと尽くした挙句に久史の結婚で別れ6年後の再会で第2幕が開くところから物語が始めります。

クズでゲスちっとも優しくないし愛してもくれない久史なんかをどうして好…

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愛の星をつかめ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

兄さま

執着年下溺愛(なのに非童貞というのも大好き)攻め×高潔美人受けが単純に好きです。央太の真耶兄さま呼びがすっごくいい!僕×僕CPなのもツボでした。
シリーズの各作品に少しずつ登場していた真耶の振る舞いが伏線になっているかのようで、長く続くシリーズものならでは。

本音を言えば真耶なら、こんなにぐるぐるしないでも、もっとはやく答えに辿り着きそうだなと。
央太も言う通り、今までの主役陣と違って真…

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愛の在り処に誓え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

7歳児

上巻の感想で結構好きじゃないところを書いてしまったけど、作品としては面白くてしっかり楽しんでます!
特に続刊にあたるこちらはシモン視点がたっぷりで、攻め視点好きには大満足。

モヤっとしたところはこちらにも勿論あるにはある。葵がまた子供の前で手を挙げてるな…とか(前巻の、テオの前でアリエナ、空の前でシモンに引き続き)。
あとお互いを"お前"と呼び続けるところとか。英語な…

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愛の在り処をさがせ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

続刊があると知って読めるありがたさ

子供が3歳以上に成長していることが分かった状態で始まる構成、安心する始まり方。

半分ぐらい読んで、どんどんシモンが絆されていってるのが面白かったのだけど、そこからそれ自体にシモンが葛藤し出すという構成も良い!戸惑うよな…と深く納得できる。

以下、マイナスの感想

テオがいなければ2人の関係はいっこうに進行しなかっただろうな。こちらの偶然は物語として良い偶然。一方、ホテルの清掃に葵が…

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愛の本能に従え! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ5作目

ちょこちょこ登場してくださる、皆大好き真耶さん。

シリーズで一番好きでした!だって攻めが性悪じゃない笑
今までの攻め陣の自分勝手なことよ…綾人さんは好きだったけど。大和の「ハイクラスなんてみんな、自己主張の塊」ってモノローグに笑ってしまう。シリーズ思い返してもその通りで。大和の振る舞いも、高校生らしい照れ隠しっぽくていい塩梅。基本的には最初から最後まで優しい男でしたし。

そして今まで…

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愛の罠にはまれ! 小説

樋口美沙緒  街子マドカ 

シリーズ4作目

皆大好き真耶さんの清涼剤っぷりたるや。

「愛の裁きを受けろ!」で優しさを見せつつ蚊帳の外だった母親が、篤郎目線ではかなり優しい人に描かれていてやや安心しました。こういうタイプの父親の場合、母親がことなかれな人に描かれる事が多い気がする。彼女も最終的には父親に意見するほど踏み込めていないんだけど。郁もそうでしたし(結局は陶也の進言)、ロウクラスとハイクラスの格差というのはこんなところにもあるの…

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