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たうみまゆ
beebeebee
ネタバレ
あくまで個人的な意見を申しますと、オメガバ作品はあまり得意ではありません。産まれ持った能力差による階級差別のある世界をエンタメとして求めていないのと、その世界そのものに萌えを感じないからです。 でも、そんなオメガバの世界にさらに裏社会という設定が混じると、こんなにシニカルながらも強いメッセージを発する作品になるのか…と目から鱗でした。 「人間がこんな 生まれながらに身分階級がない生き物やっ…
あさだ2枚
たうみまゆ先生といえばこれ! 他のたうみまゆ先生作品の感想であーだこーだ書きましたが、こちらは圧倒的なんですよね。色気もバチバチにあるし、漫画的な余白もあるし、キャラクターはヒール(金本)含めて魅力的。 金本の名前出したので先に ◾️陽炎編 金本って名前がまず中国ヤクザっぽくていいですよね。金さん。カバー裏漫画ではピアスしてないっぽい?鈴木を「イロ」ってサラッと言っちゃうとこも、鈴木の…
たうみまゆ先生の新刊 先生の漫画を読んでいつも思うのは、ストーリーが作り込まれていて大変面白いのだけれど、なにぶん絵にBL漫画的色気を…少なくとも自分はあまり感じないこと。大変失礼なのは百も承知で、この原作で、裏社会ものの得意な漫画描きさんがバリバリの熱く華やかな演出つけて描いたらもっと…と思わずにはいられない。私はそうなだけで、絵柄とストーリーがバッチリあってて大好き!って方ももちろんいら…
ももよたん
ヤクザ受けが割と好きなのと、表紙の雰囲気に惹かれなんとなく購入したのですが、全くの予備知識無しで読んだのでオメガバースものだって知らなかったんですよね。 あまり進んでオメガバース作品を手に取ることはないのですが、このヤクザ×オメガバースの設定にハマりました。 元リーマンで半年前にヤクザになったα、橘とβで若頭にまでのし上がった五嶋というオメガバースならではのキャラクター設定にも裏があり、ネ…
ポッチ
たうみ先生のオメガバースもの、×ヤクザ。いや、これ面白くないわけないよね?ということで発売を心待ちにしていました。 ダークで、シリアスな描写はてんこ盛り。 このダークさの中に、萌えが滾るってどういうこと?めっちゃ良かった…。 ということでレビューを。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 主人公はヤクザの橘。 大企業の子息で、αで、明るい未来しかなかった彼だけ…
ぷれぱーる
オメガバース×ヤクザという異色の組み合わせが最高にかっこよかった! 格差、性差、階級差……差別に溢れたオメガバースの世界。 その世界に一石を投じる「反社」としてヤクザが描かれてるんです。 いやー、めっちゃ痺れた♡ βから若頭にまで成り上がった五嶋の下で働く、元リーマンαの橘。 風俗のケツ持ちをする中、Ωをターゲットとした粗悪な薬物が横行していることが分かってきます。 薬物嫌いな…
藻とカレー
おもしろかったです。 たうみ先生作品では「傘を持て」の次に好きです。 ストーリー的にも、BL的にも、先が全く読めない展開にドキドキしながら、そうくるか〜とどんどんハマっていきました。 政治家・門明、秘書・九重、門明の弟・明菜の話。 九重がわかりにくい〜w と思ったけど、最後は意外にも素直に気持ちを告げて実ってよかったねと。 嫌いじゃないです、こういう人。 明菜も門明への…
江戸〜昭和戦後までの時代もの短編6本。 萌えが少し増えた気がします。 表題作。 十年間片思いしていた相手が実はそれを知っていて、相手も好きだったけど黙っていた理由が粋ですね。 善介の懐が深い。 一見にこにこした優男だけれど、男前だな〜と思いました。 硝子哀歌。 大正時代の華族?の2人が、姉のはからいで家族を捨てる話。 2人が愛し合っているさまを第三者が語るシーンがよかった。…
短編5本。 じわりいいお話多いですね。 やはり萌えは薄いですが。 でも確実にあります! 「恋と罪悪」 さすが、たうみ先生、見せどころを押さえた話。 静かにじわじわ突いてきますね。 好き。 中国マフィアが出てくるのは「傘を持て」のアイデアにつながるのでしょうか。 「あいのいろ」 私、浮世絵の空の藍色が好きでその絵師と摺師のお話だったので楽しかった。 欲を言えば、藍色…
たうみ先生の「傘を持て」がすばらしくおもしろかったので、今回先生作品4作読みました。 うち、本作と「指先の染み」がおもしろかった。 短編4本。 特に表題作が好き。 細かいネタで笑いながら、萌え少なめでどうかな〜と思っていたら、ぐいっと刺さる場面がくるのがさすがうまいなと。 BL的なのとそうでない、ぐいっと、があり、根底でぐぐっとやられる感じが、もうたゆみ節と言っていいので…