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たうみまゆ
hepo
ネタバレ
時代物ばかりの短編集。 どの作品も言葉選びや使い方が素晴らしいです。 【このよのはじまり】【このよのおわり】 萌2 女形役者の佐根市と、幼馴染で手習い塾の先生をしている善介。 女性を演じるからには女性を知らなければならないと、さまざまな女性と睦み合っては、相手の感情を芸の肥やしにしてきた佐根市が、唯一、芸に変えられなかった心は…、という話で、何度も繰り返される「心を芸に変えてきた」とい…
何でしょうね。 「俺…、お前のことが好きなのかも」とか「やばい、お前が可愛く見える」みたいなふわふわ甘酸っぱい恋愛に胸きゅんする作品もいいけれど、この作品にはふわふわ感も、甘酸っぱさもありませんでした。 恋とか愛というレベルじゃなくて、人生そのものみたいな。 「一生をこの男に懸けると決めた」男と、そんな男に絆されちゃったんだから仕方ないっていう男。 天晴れでした。 クラスで浮きまくっ…
すごくシビアな話でした。 まさかそういう方向に転んでいくとは…。 古い商店街にあるキツネレコード。 店舗の奥で暮らす店主兼便利屋のユイ。 その2階で雑貨屋を営むさとこさん(32)。 「でんきあんま」という名前のゲイバー。 夏はかき氷、冬はたい焼きを売るコウジくん。 うろ覚えでレコードを探しに来るヒロシ。 ある冬の雪の日に、「でんきあんま」のあるビルの裏で傷だらけのまま倒れて…
ate
ゴリゴリ任侠オメガバ。 元リーマン普通っぽい橘が反社側にふと見えるとこや漢惚れした若頭のための潔さが良い! 性差なんてクソ 臭いや味もΩだからではなく、あなただから。 お前になら、あなたのために… ってのが痺れる。会話やテンポが好き! 893な金の作り方も興味深かった。関西弁がインチキ度増してるw そして、めっちゃ気になるのは女αにtnk付いてる設定はオリジナルなのか標…
藻とカレー
Ωとかαとかクスリとか跡目争いとか出てくるけど…橘がいい男で五嶋が色っぽくて、2人が惚れ合っているんだなとじわっとわかってくる展開にぞくっとした。 萌えやきゅんは直接は描かないけど、ストーリーと2人の言動の底にはお互いを想う気持ちが見え隠れしてきて、ラストまでひっぱられる。 そして、ここぞというところで、2人の気持ちがわかってそれを短いけどしっかり見せてくれる。 たうみ先生ぽいと思った。…
タイと東海林の日常から、徐々に切ない思いに引き込まれていった。 特に説明はなくとも、感情移入できるのがいい。 萌えやエロは少なくても、2人の気持ちを根底にストーリーが進むのが好き。 数少ないちゅうのシーンもドキドキものだし。 「つまらない人間が 本当はどれほどしあわせなのか」 のタイの独白にめちゃ共感。 タイトルは「音楽」と「思い出」のことですかね。 音楽って、聴いていた時…
ももよたん
「素晴らしきこのクソ世界」が面白かったので、こちらも読んでみました。 政治家の裏の顔、政治家のために裏で手を汚す者たちのお話で非常に内容が濃く、そして難しく2回読んで理解できたかなって感じです。 腹違いの兄で政治家の門明のために、裏で汚れた仕事をしている明菜。 また秘書の九重も門明が上にいくために働いている。 門明は子供の頃から政治家になる覚悟を持っているような人物で、清廉なイメー…
ぷれぱーる
やっぱり好きだなぁ、たうみまゆ先生。 こちらは未読だったのですが、読んでみたらこれまた良かった。 独特な雰囲気で優しい気持ちになりました。 ある日、倒れているところを拾われたタイ。 音楽に詳しいタイを引き取ったのは、レコード屋の東海林。 タイの過去が謎に包まれていて少しミステリー風味もあります。 タイの父親と東海林のやり取りはグッときました。 だったらもっと早く踏み込んでほし…
碧雲
前半が重く苦しい。 後半、記憶が戻って、謎解きとタイちゃんが自分の生き方を自分で決めて終わるのだけど、オペラの「恋とはどんなものかしら」の歌詞や『アルジャーノンに花束を』を読むと、深みが増します。 久しぶりに凄く面白いと思った作品で、謎解きの読み返しを5回してしまった。 ★この作家は、背景など余計なものを入れず、暗示を込めた台詞や小道具を読んでくれ!と意図を込める手法で描いている人なので…
事情で追っても捉えられない相手、心の中でくすぶる消せない想い、 心理攻めの切ないお話が上手な作家だと思います。 「恋の罪悪」 優等生のクラス委員・飯田とヤクザの息子・柴田が恋をする。 柴田が退学になって別れる日に、タイムカプセルを二人で埋める 飯田は、警察官。柴田は国際手配のマフィアになっていた。 柴田は30年前の約束を果たしに来日。 柴田の宝物は、飯田の本・・夏目漱石「こころ」…