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安曇ひかる 山本小鉄子
ひみた
ネタバレ
「節操がないんですね」 「心が広いと言え」 「広いのは心じゃなくて守備範囲かと。けどそのおかげでおれは路上から救出された」 安曇さんの書く会話劇はゆるい漫才のようで、読んでいて心地よい面白さがあります。映画の脚本書いてほしい…! 万年筆を愛する自営業とチャリでやってくる開業医、押せ押せな攻めとタジタジに反らす鈍感受け。 粗筋に出てくる出会いの事実までが割と遅くて焦れてしまいました…
安曇ひかる タカツキノボル
「すみません、ケーキご馳走になっておいてこんなこと。しかも六個も一気食いしておきながら言うことじゃないですよね」 タイトルと表紙がいかにもBL流行取り入れた感が…でも安曇さんでkindle unlimitedなので読みました。読んで良かったー!安心して読めるし文章が楽しい!(ケーキ食べすぎ…) お互いの祖母の交流や思い出、パグの名前が月餅だったりケーキの食べ方アレンジだったりも良かったです…
安曇ひかる せら
「五嶋くんって、見た目のまんまだね。短気そうに見えてやっぱり短気」 漫画っぽいキャラクターと突飛な言葉選びが楽しかったです!狸に続き、安曇さんのヘンテコ頑固受けは面白い… エリートな椎崎の女の影や出張に焦ったりなベタな展開でも、プリン屋と歯科医の会話が小気味よく、両片思いはバレバレなので安心して読めました。 特に集中力の99%をプリンに費やすと言う五嶋に「僕は出がらしとデートしてるんだね…
安曇ひかる 陵クミコ
「おれはサンドペーパーかなんかですか」 「あはは。まとめ買いしようかな」 シンデレラと人魚姫を合わせてタヌキにしたような、切なくて可愛いお伽話でした。 うまく行きすぎな設定や展開はありますが、ほのぼの甘くてシンプルなストーリーが読みたい気分にぴったり。鼓太郎と折原季史(良い字面!)の会話にも季史同様癒されました。島育ちの鼓太郎が「東京は時差がある」「ラテアートは島人全員の憧れ」「地引網の…
安曇ひかる 八千代ハル
あーちゃん2016
先生買い。王道ですが受けが可愛いので萌にしました。生真面目うぶうぶ受けがお好きな方でしたらおススメと思うお話、本編280Pほど+あとがき。 チャリティーパーティの最中、息抜きで出てきた庭で不審な男に出くわした崇臣。旧華族の御曹司らしいが、なんでも華族の一人娘のところに婿養子に行けと言われたため大喧嘩になり家出したとのこと。なんとか脱出、バーで一息ついていたのですが・・と続きます。 攻め…
安曇ひかる 奈良千春
フランク
旧華族な受け・雅人を、身近に引き寄せて読むことができなかったのが敗因かも……。 浮世離れして世間とズレてるおぼっちゃまも嫌いじゃないのになー……。 鼻血出しちゃうところや、7万円のボールをプレゼントしそうになるところなども、クスッと思うことができなくて白けた気持ちで読んでしまった私……。 旧華族の跡取りとして幼い頃から自分を律して生きてきた人の芯の強さ・凛としているところが魅力的ではある…
安曇ひかる 金ひかる
受けの温が半妖の狐で、人間として必要最低限の常識は妖のイヌワシ先生から教わってはいるものの、ちょいちょいズレた行動をしてしまうところがなんとも微笑ましくてかわいかった。 それに前向きで一生懸命で、めっちゃいい子なんですよね。 かわいい。 攻めの紳太郎はそんな温を暖かく見守っていてくれる男で、こちらも好人物。 紳士の「紳」太郎、名前負けしていませんでした。 温が純真無垢で、身体の仕…
四年近く付き合った彼氏に、結婚を理由に突然振られてしまうんですね、受けが。 で、やけ酒くらって道端で寝ている受けを見かけた攻めが、心配して声をかけてくれるんだけど、攻めの服をゲロまみれにしちゃうんですよ。 で、酔った勢いで一晩過ごすも、明け方にこっそりとホテルから逃げてしまう。 (おまけに、どうやらクリーニング代も置かずに逃げたらしい) そして後日、受けの店に来た攻めを見て、「え?…
安曇ひかる 北沢きょう
初読時は、悪くはないけどなんかレビューにしづらい……と思っているうちに、既読か未読かも忘れてしまった結果の再読。 相変わらず感想がうまくまとまらないので、箇条書きにて。 ・妖ハムスターなる饅頭ズがめちゃかわいい。 ・俺様かと思いきや、意外と甲斐甲斐しい攻めが良き。 ・残念ながらこの作品の受け、紫央とは好みがあわないな……。 少女漫画大好きで、夢見る乙女も真っ青なほどの筋金…
碧雲
BL版御伽噺。 神霊と共存する鄙びた田舎の山村を背景にした昔話BLにマッチした挿絵もよかった。金先生の絵は素朴でエロくない。 僧侶に8才の時に拾われた小鈴は、成長しても女童のように華奢、色白の細面に大きな瞳の童顔。 でも華奢な手足なのに、走ると風に乗ったように早い。 養い親の僧侶は、なぜか酒を買いに行かせる以外、独りで寺から出てはいけないと小鈴に禁じていた。 小鈴は、里に行って、…