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けっして萌えた部分がないというわけではないのですが、今作で完結だと思うと、なんというか可もなく不可もなくというような評価になってしまいました。良くも悪くも波がないんですよね。今回は一応、太郎が治樹の気持ちを懸念して先輩に依頼された大きな仕事を受けるか否かという葛藤はするんですが、一旦セックスで逃避してその後治樹と胸の内を晒し合って、やっぱり受けると決めて万々歳、で終わってしまいました。ただそれだ…
相変わらずSMプレイがとっても濃厚な2人です。ただ、今作では太郎が治樹を好きだという感情を認め、治樹もやりがいを感じられそうな新しい仕事を始めるなど、前巻から環境が少しずつ進展していきます。太郎がすっかり治樹の言われるがままで、まあMの人間というのは得てしてそういうものなんだろうとは思いますが、情事への持っていき方がさすがにマンネリ化してるかなぁとも感じました。が、最後の方には太郎の方から年上ら…
恋愛の過程としてはまだまだ序盤の2人。SMプレイのシーンがほとんどで、受けのノンケである太郎が常識とか世間体みたいなものを全然捨てきれていないので、相手に対する心の動きがたくさん見られるのは次巻からが本番かな?という感じです。それでも、ついMを発動させてしまって淫らに悶えまくる太郎は可愛かったですし、今まで女性としか経験がなく、相手にあまり関心を持てなかった彼が恋愛らしい恋愛をすることができるよ…