ひよこと愛と恋とカナヅチ

hiyoko to ai to koi to kanaduchi

ひよこと愛と恋とカナヅチ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×223
  • 萌15
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
12
得点
190
評価数
53
平均
3.7 / 5
神率
18.9%
著者
松本ミーコハウス 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
星の数ほど
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784344831032

あらすじ

何に対しても無欲だった町田の殻を破ってくれたのはサークルの中野先輩。でも、先輩を好きになった町田は気持ちを抑えられなくて!?

表題作ひよこと愛と恋とカナヅチ

町田守弘 大学2年生
中野一哉 大学3年生・ゲイCLUBでバイト

その他の収録作品

  • その夜(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数12

町田くん(攻め)の成長記録

『星の数ほど』の続編。
冒頭に人物紹介がありますが、前作読まないと2人の関係性とかドロドロした過去とか分からないと思います。

今まで主張することを止められてきた町田くん。
たまごから孵って中野先輩に恋をします。
殻を突き破ってからの町田くんの成長っぷりがすごい!
どんどんオトコらしくなっていくのを目の当たりにできます。
好きなものや興味が何もなかった真っ白な町田くんが、中野先輩に傾倒して追いかける姿にドキドキ(*≧艸≦)
反対に中野先輩はどんどん乙女に(笑)

壊れるのを恐れる2人の恋愛が切ない。
不安を抱えながらも一緒に過ごして、愛し合って。
秋葉先輩のアドバイスを聞いて、恋愛って難しいなぁ、としみじみ感じた。

ちょっかいかけてるようで中野先輩を見守ってる(?)三郷さんもイケメン!!
そしてネコ専用クッション。あれは笑った(笑)

もちろんミーコさん、えちシーンも充実!
余裕のない攻め様大好物です。
町田くんめっちゃ可愛い。

欲を言うなら上野先輩と渋谷、秋葉先輩と昴先輩の話も読みたかったなぁ~
そして人物紹介にさえ入らなかった荻窪くんも………(笑)
続編(あるのかな?)に期待を込めて、萌×2評価で(*^^*)

3

オトメチック全開

「星の数ほど」の続編って事ですが、、、
松本ミーコハウスさんは作者買いしているので「星の~」も買って読んだはずなんですが、レビューしてないし、あんまり記憶もない。
でも、そんな人物設定諸々をすっ飛ばしても、一途な初恋におたつきながらも、今自分の中にある恋を大事にしようとするお話は、甘く切ないオトメチック全開。
特に、ちょっとした不安や嫉妬を乗り越えて、中野が町田を、失うことが怖いって認めて、ずっとそばにいて欲しいって告白するシーンから、その後に続く誓いをかわすシーン!!
どんなオトメチックだよっ!って仰け反るくらいの激甘さ。
ここまで乙女でロマンチックは、もう、むしろ、逆にBLでもなきゃ有り得ないくらいの
ロマンチックが、赤くなった目元もカワイイはにかみ顔で展開。
でも、エロは、エロエロ。
ちゃんと全裸でベッドエッチな所がポイント高いです。

2

気持ちはいつか変わるけど

 『星の数ほど』のその後の話。前回は「星を見る会」の3カップル+1人の長屋物語的な内容でしたが、今回は1冊まるまる町田と中野のせつな甘い胸きゅんラブストーリー。幸せに蕩けるえろえろが満載です。

【前回のあらすじ~中野&町田編~】
◆中野一哉(大学3年)
 面倒見の良い中野。初恋の相手は従兄の上野。壊れて行く上野を救うのは自分だと、これは恋なのだと思っていたけれど、いつの間にか恋ではなくなっていて。上野を引っ張り上げる事ができるのは自分ではなかった。失った恋に未練はないけれど、自分の無力さ、感情の不確かさを思い知らされ、現在アンニュイモードまっただ中です。
◆町田守弘(大学2年)
 政治家の妾腹として、目立たぬよう生きることを強制されていた町田。何事にも執着せずぼーっとしている町田に、「執着しろ。人を好きになれ」とお説教する中野。パリーン。殻が割れて町田が最初に見たものは。→今回に続く。

【今回の感想】
 町田の1度目の恋。中野の2度目の恋。町田の純粋さが眩しく後ろめたさを感じる中野ですが、中野も充分純粋です。1度目も2度目も同じように不安で怖くてせつなくて幸せで。
 「好き」の気持ちが溢れて止まらない町田がとにかく可愛くて、中野のこだわりが徐々に溶かされていく様子が見ていて幸せでした。身も心もトロトロです。

 永遠に続く感情はないけれど、一生愛したいと思う今のこの気持ちは本物。どんどん盛り上がる2人の感情にきゅんきゅんしっぱなしでした。ラストの誓いのシーンは恥ずかしすぎてついていけませんでしたが、祝福したい気持ちでいっぱいです。お幸せに!

2

ワンコ攻めならぬヒヨコ攻めw

「星の数ほど」からのスピンオフだと知らずに、松本さんだぁ♪と購入。関連作と知り、ならばともう一度読み直して準備万端整えてからこの本を開きました。

お話とは全く関係ないんですけど、中野くん改名した!?和哉だったのに、こっちでは一哉になっとる・・・。人物紹介でもおもっきし「一哉」だし、でもお母さんは「和哉」って言ってるし。なんだろ、改名したんですか!?
私の中ではすっかり「和哉」で定着してたので、名前が出るたびもやもやしてしまいました。

そんなことはいいんですが(なら書くなよ)、お話は中野と町田のその後でした。
前作が濃密なお話だったので、それに比べると今回はあっさりした感じ。もちろん乙女チックだし甘いです。胸に突き刺さるようなものはないので、のんびり楽しめます。

町田はワンコ攻めならぬひよこ攻めwそれに対する中野はどんどんかわいくなってました。中野は上野のために愛されたい、可愛い部分を置き去りにしたまま成長してしまってたんですね。町田にこんな風に愛されて足りなかった部分が補われたんでしょう。サークル内ではリーダー的立場でそつのない印象だったのでギャップ萌えでした。

いつもの松本さんのどエロい雰囲気も控えめで、全体的に初々しくかわいい感じ。中野も愛されるのは初めてだから、お互い初恋のようなものだからかな?町田にはぜひ「男子迷路」のドラ(by亜仁谷ユイジ)みたいな攻めになってほしいな~。

1

恋せよオトメン

まるっと、表題作でした。
『星の数ほど』を読んでから拝読いたしました。

前作で中野先輩への恋心を自覚した町田。
中野が町田の殻を破って、ヒヨコになった町田は最初に見た中野に恋をした。
刷り込みのような恋が、いつしか本当の恋へ…そして愛へと変わっていく。
そんな町田の初恋を信じられない中野は、自身がはじめての恋を失った過去を持っている。

何かを捨てさせるような同性同士の恋愛を恐れているようで、本当は何も捨ててくれないことを恐れている中野。
そんな中野を諦めず、一歩踏み込んできた町田一生の愛を誓うところが良かったです。

途中、町田の母が息子が帰ってこない事で寂しそうにしている様子があったので、母親にはキッチリ中野の事を話して欲しかったなぁ…。
個人的にそこだけ、とても残念でした。

0

続編だったようです。

どうやら『星の数ほど』の続編(スピンオフかな?)だったようなのですが知らずに購入。
『星の数ほど』は上野くんがどうも女の子にしか見えなくて読む気がしなかったので未読。
内容はやはり前作が未読だとところどころわからない部分や内容がちょっと薄く感じるかもしれませんが、ストーリーの流れはよく理解できるようになってるので普通に続編だけでも読めますが、一緒に読んだ方がいいかもしれませんね。

この本の内容としては二年生の町田君が三年生の中野くんにどうやら前作で告白したその後っていうところからのようです。町田くんは初恋なのでぐいぐいアピールし中野くんもその気になっちゃうんですが、以前いとこの上野くんと付き合って失恋し、また失う恋をしたくないことから、しばらくは距離をとっていた中野くん。でも自分も町田くんのことを好きになっちゃったので結ばれますが、失恋したときに自分が傷つかないよういつ町田くんが離れてもいいように自分の気持ちに壁を作ろうとします。町田くんはその気持ちを受け止め、一生ずっと一緒にいようと二人は誓うというストーリーなのですが、これは本気で恋してダメになったことのある人にはよく心情がわかるストーリーですよね。中野くんの気持ちよくわかる!特に同性同士の場合異性愛よりも難しい問題はたくさんあるでしょうし、終わりのない恋ってほんとにあるのかなと、異性愛でも思う時あるので同性愛ならもっと不安はあると思います。なので女の子と付き合ってみればというセリフもなんだか重みがあり、リアルに感じました。ただ、最後の終わり方が、きれいだけど私は薄っぺらく感じました。それは個人的に全く同じようにずっと一緒にと約束した相手と最後は結局ズタボロにしあいながら別れた過去があるので、こんな約束したって信憑性に欠けると感じてしまいました。(ほんとに個人的な問題ですが)
それに親も中途半端に出てきてずっと一緒にいることを誓ったにもかかわらずその後出てこないし、もっとその決心をリアルにするために家族に対してなんか行動を起こす場面があったりすればもっと素直に喜べたのに、結局言葉だけの約束で、説得力が足りない気がしました。
えっちシーンはノーマルなのにとってもいやらしい感じで良かったです。
あとセリフと効果音逆のシーンが可愛かったw

2

擬人化?

まさかの擬人化?なのかと思いました。

あなたが俺の殻を破ったので
俺はひよこになりました。って書いてあるから、ひよこになったのかと。

ご主人様を目の前にしてハートを飛ばしているひよこが可愛い。

この作品がスピンオフと知らずに購入して、スピンオフと知って読むのやめて星の数ほどを購入した。

ファミレスの女子最悪……。
誰が好きかって言わないなら乱暴されたって叫ぶって本当頭おかしい。

星の数ほどを読んで、そっちの印象とそっちの中野先輩と町田の方が好きでした。

中野先輩、性格変わったような?
攻めから受けになったからか。

町田の母は二人のこと認めてくれるのかな。
町田の残したメモを見た母の顔がなんか怖かった。

0

純粋さは凶器にもなりえる

町田の好き好き攻撃に中野は。

中野ってサークルでは大人役でしたがゲイクラブで働いていたんですね。人間関係の勉強みたいで。

上野との恋に破れた中野は恋には終わりが来ると知っている。
それに町田の純粋すぎる好意に戸惑ってます。
ただの刷り込みだろうとか、いつか目を覚ますとか。その気持ちもわかりますが。

町田が中野にムラムラしてて変わりましたね。
町田が中野中心に生きてて諌めますが聞きやしません。

中野もとっくに町田を好きになっててジタバタしますが、町田が諦めずに粘りとうとう一生愛し側にいるとお互い誓って、誓いのキスを。

サークルに新たなカップルが誕生ですね。

そして中野は攻めから受けへ。愛ゆえですね。

0

ひよこはかわいい

絵が少し変わられましたかね。
線が細くなってる。特に前半。
大きすぎる目が鳴りを潜めている。

ミーコハウス先生を出版順に読んでいまして、最初の3作は漫画がお上手!心理描写が最高!萌えもある〜とテンションだだ上がりだったのですが。
前作から私の中でトーンダウンしまして。
本作もそのままでございます。

具体的には、最初の3作は言葉少なめで、絵で騙る表現がすばらしく大好きでした。
が、前作から文字量が多く、言葉で説明してしまっているように感じました。
本作も同様です。

心理描写的にも深みや凄みがあったのが、本作は特に軽くなったような。
それはそれでいいんですけど。

冒頭、殻を割ってもらった町田目線のひよこちゃん始まりがめちゃくちゃかわいかったです。

このかわゆさのまま町田は走り切ってくれたのはよかったです。
中野のめんどくささに負けずがんばった。

ラブラブなところもよかったです。
中野も素直になってよかったよかった。

バイト先の女子キャラが最悪ですね。
2人の仲を進展させる役割なのはわかるけど。にしても最悪。

0

なんだろう

スピンオフというか、前作があるのを知らずに読みました。
一応、関係図はありましたが、この作品を読んだだけだと、二人の闇のような部分がわからず、展開にもついて行けません。
もちろん、前作を読まずにこちらを読んでしまった自分にも非があるのは十分承知ですが、1巻2巻となってない以上、単体でも読ませるべきとも思います。

で、内容ですが。
どことなく、ほのぼの系です。
この「どことなく」が曲者で、前述の通り、二人とも闇のような部分がある。
そのような部分を持っていての、中野の言い分もわかるし、町田の一途さもわかるのですが、心情の変化が早急すぎて。
そんなに簡単な闇だったのかな?と思わずにいられません。
また中野が、以前は攻のようでしたのに、今回は完全に受として周りからも認知されてるのが、また?と。

前作を読めば評価も多少は変わるのかもしれませんが、この著者の他の作品も微妙と感じたので、どうかなぁ?

0

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